2011年4月4日月曜日

ますます進んでいる・若い女性のオッサン化現象

「オヤジギャル」という言葉が流行語大賞を取ったのは1990年のことというからもう20年も前のことである。

これはあるマンガの主人公のまるで「おやじ」のような行動をとる若い女性キャラクターをモデルにしたものであるが、


それに端を発して20年後の今ではその言葉は「若い女性のオッサン化」と言う表現に変容し、サブカルチャー分野での一種の社会現象としていま大きな注目を浴びるようになってきている。

こうした若い女性のオッサン化が進んでいると言われる今の社会現象の中で、いるいわゆる「オッサン女子」とも呼ばれるのはいったいどのような女性を指しているのであろうか。

ネットに載っているそれについての一つの定義?をご紹介しよう。

「オッサン女子」とは、休日はスッピン、ジャージで過ごし、好物は酒とつまみのするめ、塩辛など、エステで自分磨きをするよりも家でダラダラとテレビでも観ていたい、オシャレなレストランよりも居酒屋に行くほうがいいなど、世間の女の子の常識とはかけ離れた実体を持つ女の子たちを示します」

という実に見事なオッサン女子の定義でした。

私自身こうした女性のオッサン化現象と思われるシーンにこの1年の間でもしばしば出くわしている。

以前のブログでも書いたことがあるが、具体的には次のようなものである。


(その1)駅のホームで缶チューハイやビールを立飲みする女たち

ここ半年以内に人込みのする駅のホームで缶ビールやチューハイを立飲みする女性の姿を3回目撃した。

1度目は平日の夕方6時半頃JR神戸駅下りホームで中年女性が電車を待ちながら缶チューハイをラッパのみしていた。

周囲をまったく気にすることなく悪びれず実に堂々と飲んでいた。

2度目も同じく神戸駅下りホームでやはり平日で時間もほぼ同じ時刻。

今度は前回より少し若い30代前半ぐらいの女性が缶ビールをちょびちょび飲んでいた。電車がくるとそのまま缶を持って乗り込んでいった。

3度目は土曜日の11時ごろJR姫路駅東海道線上りホーム。

今度は20代後半と思しきOLふう2人連れの女性が手にした缶チューハイに時々口にやりながら電車を待っていた。電車に乗ってからも楽しそうに話しながらそれを飲んでいた。


(その2)歩道で道を譲らない女

JR三宮駅近くの路上であった。

当方は少し酔っ払っていたのだが、それほど広くない歩道で向こうからきた若い女性にぶつかりそうになり、酔いも手伝って少し雑な言葉で「どけよ!」と言ったところ「テメーがどけよ、このやろう!」と返ってきてたまげてしまった。

その迫力に負けて私の方が道を譲った。

見たところこぎれいな身なりをしていてそんな罵声を吐くような女性には見えなかったのだが。


(その3)山陽電車神戸駅ホームでの光景

少し酒に酔ったような若い女性がベンチに座っている中年男性に「このやろう!」「このやろう!」と罵声を何度も浴びせながらその膝を蹴りまくっていた。男性は何の抵抗もせず黙っていた。

以上これらすべてのことはこの1年以内に目撃したことである。

この他にもこれに類したことは多々あるが、それはまた別の機会に譲ることにする。

とにかく最近の女性の中にはこれが女のすることかかとこちらを驚かす行動を堂々と平気でやっているのである。


(その4)立飲み屋に若い女性客が増えてきた

さて少し話の方向は変わるが、私は仕事の帰りに平均して週に2〜3回「立飲み屋」に通っている。

前にもブログに書いたことがあるが、立飲み屋は長居しないので健康的にも良く、安月給のサラリーマンにとって懐にも優しい恰好の飲屋なのである。

その立飲みで最近目立って多くなっているのが女性客である。

それも若い女性が多いのである。

これが普通の居酒屋などだと女性客など別に珍しくもないが立飲み屋だと少し事情が違ってくる。

なぜなら立飲み屋にはトイレの設備がないところがほとんどであり女性にとってはいたって不便であるからだ。

それだけでも普通の女性は嫌がるはずである。

もちろん大都市などにはあえて女性客を意識したバー風の洒落た内装を施した立飲バーなどもあるが、私の町にはあいにくそうした店はなく、いわゆる客が肩寄せあって飲むごく普通の立飲み屋である。この肩を寄せ合いはすかいになって並ぶのは近頃ではダークダックスタイルとも呼ばれている。

まあそれは余談だがこういった店にくる若い女性客がさほど珍しくなくなってきているのである。

この前などすぐ側に居た二人づれの女性客は「これで今日3軒目よ」と豪語している始末である。
げに恐ろしき女性パワーかな。

女性のおっさん化現象もここまで来ているのである。

インターネットFC2「スロー速報」参照

0 件のコメント: