上の表題タイトル記事を読んでまず感じたのは、「平松氏とはなんと身の程知らずな人だろう」ということである。
大阪市長選での橋下氏との得票差は僅差であったとはいえ、彼の票は交通局職員や労働組合員などの、いわば平松氏のもとで再び甘い汁を吸おうという魂胆を持つ人たちで構成された組織票が多くを占めており、
彼の人物や仕事の実績を評価したものではなく、いわば「与しやすし」と、彼を利用しようと目論んだ連中の票が多く集まったからなのである。
それに得票数が前回を上回ったのは橋下市の人気で投票率が高くなり、全体の票が伸びたからなのであり、彼自身の人気とはまったく関係ない。
そんなことにも気が付かず、いまだに未練がましく勝利者である橋下氏を恨み、選挙中の誹謗中傷さながら、再び市長の座の橋下氏の足を引っ張ろうとしているのである。
それも一人だけでは抗しがたいと思ってか、内田樹氏や中沢新一氏と徒党を組んでのことである。
そんな平松氏に「孫子の兵法」の一節を贈りたい。
「彼を知らずして、己を知らざれば戦うごとに必ず危うし」
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なんと前市長、平松氏が、橋下市長監視のためのシンクタンク設立とは
昨秋の大阪市長選で橋下徹市長に敗れた平松邦夫・前市長らが7日、教育・文化政策や都市行政など政策全般について提言するシンクタンク(調査研究機関)「公共政策ラボ」を発足させる。
中心となるのは、平松前市長の後援組織「元気ネット大阪」のメンバーで、次期市長選に向け、橋下氏に批判的な勢力を結集する足がかりにもなりそうだ。
シンクタンクは、平松氏のほか、平松氏の特別顧問を務めた評論家の内田樹氏、人類学者の中沢新一氏ら、橋下市長の急進的な改革に危機感を抱く約10人が呼びかけ人となる。
今後、大阪都構想の実現に向けた議論が進む大阪市や国政の現状、地域コミュニティー再生などの課題について検証し、幅広く政策提言していくという。
同ネットは、「橋下市政を監視しながら、次の市長選に候補を立てる必要があると判断すれば、政治勢力を結集させたい」としており、新設するシンクタンクが政策面でサポートしていくという。
・・・以下は(2012年4月7日 読売新聞)
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