2012年4月23日月曜日

大関が6人にもなった大相撲だが ・ 外国勢に比べて技の乏しい日本人力士は今後大丈夫なのだろうか


日本人力士よ、もっと技を磨け!

  どうして日本の国技である大相撲力士に対するメッセージで、「日本人力士よ」と、あえて国名を入れて言わなければならないのだろうか、


 すでにこのあたりからして、今の大相撲が大きな問題を抱えていることを如実に示しているのである。


 つまり人気実力ともにモンゴルをはじめとした外国人力士にその座を奪われて、いまや「日本人力士は影が薄くなってしまっているのである。


 先月の大相撲大阪場所は関脇鶴竜(大関に昇進)の予想以上の大活躍で、久々に盛り上がったいい場所であった。


 しかし、いつものことながら活躍するのは外国人力士ばかりで、国内出身力士は豪栄道が一人気を吐いたぐらいで、その他の多くの力士は依然として一向にさえない。


 特に大関陣ときたら、格下の関脇の鶴竜に次々に負けてそのふがいなさは目を覆うばかりだ。


 大関陣についてさらに言えば、琴奨菊と稀勢の里についてだが、この二人の技のなさはいったいどうだろう。


 勝つときの決まり手と言えば、いつも突き出しと押し出しばかりで、白鵬、鶴竜、日馬富士などの蒙古勢のような華麗な技がまったくない。


 大関だけでなく、幕内力士のなかでこれはといえるほど技の切れる力士はいないのではなかろうか。


 一昔前までは技の切れる力士も多かった日本の相撲界だが、それがどうしてこういう状態になったのだろうか。


 そこで提案だが、昇進を決めるポイントに、持ち技の数とその技を決めた回数などを加えてはいかがだろうか。

 つまり、勝ったときの決まり手の技の数によってポイントを加算するのである。


 したがっていかに勝ち星が多くても、決まり手の技が少なければ減点されるのである。


 また給与にもこの技ポイントを反映させれば、さらに効果が期待できるのではないだろうか。


 日本力士の活躍をただ待っているだけでは駄目で、こんなことでもして刺激しなければ、技が切れて、外国勢に対抗できる魅力的な日本人力士の出現は無理なのではないだろうか。


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