仏ル・モンド紙 |
それに対して外国メディアも敏感に反応している。
下に載せたのは仏ルモンド紙の記事であるが、外国紙とは言え実に正鵠を得た内容になっている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
仏紙「日本は疑念の時、沈滞ニュースばかり」
3日付の仏紙ル・モンドは1面で、「日本は奇跡(の成長)を経て、疑念の時にある」と題した社説を掲載し、日本が政経両面で衰退していると警鐘を鳴らした。
社説は、日本の自動車、電子機器産業が世界進出した1970年代と比較し、「最近の日本は沈滞したニュースばかり」と指摘。
電機大手シャープやパナソニックが業績予想を大幅に下方修正したことや、尖閣諸島を巡る日中関係の悪化で、中国での日本車の販売が減少したことを列挙した。
その上で、「経済の停滞、高齢化、技術革新の能力衰退だけでなく、政治が果てしなく弱体化している。日本政治は国難に直面し、どんどんマヒしているようだ」と評価。
中国が台頭するいま、日本は新たなモデルを見いだす必要があると論じた。
【パリ=三井美奈】
(2012年11月3日読売新聞)
0 件のコメント:
コメントを投稿