2012年11月1日木曜日

ノーモア 一気飲み! ・ 東京大学、学生一気飲み死亡や迷惑行為受け駒場祭を禁酒に 


しかし、これまでにも散々その危険性が叫ばれているにもかかわらず、いまだにこれで命を落とす大学生がいるのはいったいどういうことなのであろうか。


ごく最近も、慶応大学のスポーツサークルの学生がこれで亡くなったことが発表されている。


これほどの名門大学の学生がたかが一気飲みなどの下らぬことで命を落とすとは、どう考えても割が合わないことなのではないだろうか。


それだけでなく、いまだにこんな悪習から抜け出せないとあれば、大学のスポーツサークルの存在さえ問われかねない問題になってくるのではなかろうか。


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一気飲みの経緯

イッキ飲みは、1980年代頃から大学生らの間で流行した、一息に酒を飲み干す行為のことで、当初はビールなどのアルコール度数の低い酒を大ジョッキで飲み干す、一種のお座敷芸だった。


しかしこれが次第に、場を盛り上げるために「コール」(英:callと同義)と呼ばれる囃し立てと共に他人に強要されるようになってくると、場をしらけさせているとして下戸までもがイッキ飲みを強要されるようになってきた。


イッキ飲みが一種の度胸試しのようになってくると、次第にアルコール度数の高い酒を飲み干す事を求められるケースも多くなってきた。


中には飲んだら強引に吐かせ、更に飲ませるという行為まで横行し、飲食店や飲み屋側は酒が売れるならと見て見ぬ振りをする事もあったことが、問題を深刻化させた。


しかし進学シーズンともなると、毎年のように新入生がコンパなどで、このイッキ飲みを強要された挙句、急性アルコール中毒で救急病院に担ぎ込まれるケースが続発し、毎年のように死亡者が多数出るため、今日では店側がイッキ飲みを禁止、制止している場合も少なくない。


さらに、未成年者飲酒禁止法により、20歳未満の飲酒と購入、20歳未満への販売・提供が禁止されているが、新入生の多くは18~19歳と未成年である人がほとんどであり

、し未成年者に上記のような事態が発生した場合は、酒を販売・提供した店側の責任も問われることになる。最近では、身分証の提示を行うことにより、未成年者の入店自体を断る店も増えてきている。


塩川正十郎の甥が大学で一気飲みを強要されて急性アルコール中毒で急死し、当時官房長官だった塩川は朝日新聞への投書でこの風潮に問題提起している。


・・・・・線以下 ウィキペディアより

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東京大学駒場祭・飲酒禁止に

東大教養学部(東京都目黒区)で11月23~25日に開かれる駒場祭で、飲酒や酒類の販売、持ち込みが全面的に禁止されることが東大駒場祭実行委員会への取材で分かった。

実行委によると、今年で63回目となる駒場祭で禁酒を決めたのは異例という。

 一橋大(東京都国立市)も11月2~4日に開かれる一橋祭で初めて全面禁酒とすることを決定。

法政大(東京都千代田区)や東北大(仙台市)でも学園祭での禁酒を決めている。学生の一気飲みによる死亡などが問題化する中、学園祭での禁酒の流れがさらに増えそうだ。


実行委によると、東大では7月に教養学部の学生が学外で飲酒後、体調を崩して死亡した。

昨年の駒場祭では、飲酒して大声を出すなど他の参加者に迷惑をかける問題も起きており、禁酒の方針を決め、参加団体に説明。今月27日付で、来場者に酒類を持ち込まないよう呼び掛ける文書もホームページに掲載した。


駒場祭は昨年までは、届け出をした団体が酒類を提供することを認めていたが、今年は提供や販売、持ち込み、参加者の飲酒を禁止する。

実行委は「飲酒による問題は潜在的に存在しており、重大事故があったことを考慮した結果、全面禁酒という結果に至った」としている。


ニュース 〔共同〕 2012/10/31

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