2013年6月8日土曜日

待望の国産小型ジェット旅客機 ”Honda Jet” ・ 飛行テスト最終段階に!




"ホンダジェット" 引渡しに向けて飛行テスト最終段階に!


待望の国産ジェット機として期待されている"ホンダジェット"だが、6月に入ってテスト飛行も最終段階を迎えている。

関連会社が開発しているエンジンの認定作業が遅れた原因で、顧客への引き渡し時期が当初予定の2012年後半から、13年後半へと約1年遅れることになったが、

引渡し時期が迫るにつれて同機への期待はますます高まっている。


さてこの飛行機、標準仕様で365万ドル(4億3800万円)と、VLJ(ベリーライトジェット=超小型ビジネスジェット)としては最高価格帯に属し、

たとえば低価格で知られるアメリカのベンチャー企業エクリプス・エビエーション社が開発した6人乗りの双発ジェット機双発ビジネスジェット、エクリプス『500(「エクリプス500」は130万ドル(1億円ちょっと)に比べて3倍近い価格となっている。


にもかかわらずホンダジェットが高い評価を受けているポイントは、同クラスの機体に比べて3割向上しているという燃費、エンジン搭載法の工夫による機内騒音の低さと室内空間の広さ、低排出ガスなどである。


アメリカの自動車業界ではトヨタ『プリウス』、ホンダ『シビックハイブリッド』などのハイブリッド車が大人気だが、ハイブリッド車の持つ"低燃費、低排出ガス、低騒音"といった特性は空に上がっても付加価値として認められることを見せつけた格好だ。


Honda  Jet とは

HondaJet(ホンダジェット)は、本田技研工業(以下ホンダ)が開発したビジネスジェット機である。

エンジン開発もホンダ自身の手によるHF118をベースにゼネラル・エレクトリックとの提携の中でホンダ自体が主体的に関わっており、機体・エンジン共に自社製という世界的にも珍しい構成となる。



ホンダジェットのスペック

・全長12.5×全幅12.2×全高4.1m

・最大離陸重量4173kg

・最大巡航速度420kt/h(778km/h)

・最大巡航高度4万1000ft(1万2500m)

・航続距離1100nm(2037km)

・標準定員6名(操縦者2+乗客4または操縦者1+乗客5)


このほか性能で際立っているのはリッター3km近い燃費と最大巡航速度。

とくに速度はサイテーション『マスタング』(630km/h)、エクリプス500(695km/h)、エンブラエル『フェノン100』(704km/h)など、同クラスの競合モデルに対して格段に優速で、商用旅客機のボーイング『737』に近い。


参考資料「ウィキペディア」他ネット情報



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