なんという偶然であろうか。
下にあるのは6月4日、月曜日の朝日新聞の記事であるが、この記事の前の日
つまり6月3日の日曜日に私は図書館の名画鑑賞会で、
つまり6月3日の日曜日に私は図書館の名画鑑賞会で、
この記事に書かれている状況とまったく同じような、ある大学の相撲部の様子を描いた「シコふんじゃった」という映画を観たのだ。
本木雅弘主演のこの映画はテーマや状況が、今回の記事とよく似ており、それだけに現実味を帯びていて説得力がある。
映画では相撲部の試合にピンチヒッターとして登場したのはアメフトの選手であったが、今回はラグビーの選手であり、どちらも相撲選手の代役にふさわしい体力の優れた部員である。
この映画は封切時に大変話題になったということもあり、そのときご覧になった方も多いと思われるが、観てない方のために今回の新聞記事に併せて、そのあらすじなどを載せておくことにする。
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早大ラグビー部員、部員不足の相撲部に助太刀
相撲の東日本学生選手権が3日、東京・国技館であり、部員3人の早大はラグビー部員が初めて助太刀した。
Bクラスの早大は団体戦準々決勝で駒大と対戦。ラグビー部員2人が土俵を踏んだが、ともに黒星だった。中堅を務めたプロップ安江は「独特の雰囲気にのみ込まれた。悔しい」。
3月に相撲部へ出稽古したのが交流のきっかけ。普段は柔道部に助っ人を頼むことが多い相撲部の室伏監督は「ラグビー部は初めてだけど、一生懸命やってくれた」と感謝
2012/6/4 朝日新聞
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映画「シコふんじゃった」とは
『シコふんじゃった。』は、1992年公開の日本映画。監督・脚本は周防正行。主演は本木雅弘。
概要
卒業のための単位と引き換えに、廃部寸前の弱小相撲部に入ることになった大学生の奮闘をコミカルに描いたコメディ映画。第35回ブルーリボン賞作品賞ならびに第16回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作品。
映画の公開後、監督の周防自身によって小説版も執筆された。
ストーリー
伯父のコネで一流企業への就職を決めていた教立大学生・山本秋平は、卒業に必要な単位を卒業論文の指導教員である穴山教授に無心したところ、「アルバイト」に大学相撲部の一員として大会に参加することを求められる。
秋平は穴山研究室に属する大学院生で相撲部マネージャーを務める川村夏子の頼みもあり、渋々ながらこれを承諾した。
相撲部には留年を重ねた青木富夫一人しか正規の部員はおらず、秋平と青木は苦労して出場に必要なメンバーを集める。
しかし、素人集団の悲しさで、大会では惨敗。慰労会でOBから痛罵されたことに秋平は反発し「次は勝ってやる」と言い放ってしまう。
秋平たちは改めて相撲に取り組むことになり、夏休みに相撲部監督である穴山の実家で合宿を行うが、それはなぜか練習らしい練習もせずに、ひたすら食べては寝るだけという内容だった。
合宿も終わりに近づいたころ、秋平たちは近所の小学生相手に練習試合を行う。だが、大人気なく全力で小学生たちと戦う秋平たちの姿を、他大学の相撲部員たちに嘲笑され秋平たちは奮起する。
次第に力をつけた秋平たちは見事に次の大会に勝ち、さらに上の大会に駒を進める。ところが、その本番で思わぬアクシデントが発生し・・・
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