オタク系の風俗をはじめ、いまや世界に吹き荒れていると言われる日本のサブカル旋風だが、
その波はアジアのまだ発展途上の国カンボジアにまで波及しており、なんと6月からブノンペンに「メイドバー」が開店するという。
カンボジアとメイドバー、何かアンビバレントで魅力的な響きを漂わせており、日本人としても一度行ってみたくなるではないか。
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カウンターでほほえむ店長の星野りんさん。
5月にカンボジアに来るまではアパレル関係の会社に勤めていた。
5月にカンボジアに来るまではアパレル関係の会社に勤めていた。
「カワイイという感情は世界共通だと思います」
カフェやレストランがひしめくプノンペンのリバーサイド地区に、カンボジア初の「メイド・バー」が開店する。
メイド服の女性店員が、お客を「ご主人様」や「お嬢様」と呼んで「お帰りなさいませ」と声をかけて来店ならぬ「ご帰宅」を迎える。
東京・秋葉原が発祥のサブカルチャーは、はたしてカンボジアの人々にどう受け入れられるのか。
東京・秋葉原が発祥のサブカルチャーは、はたしてカンボジアの人々にどう受け入れられるのか。
創業者は「日本にいるアキバ文化の担い手たちと連携し、新しいスタイルの娯楽を提供したい」と意気込む。
メイド・バー「モエパラ」は6月1日オープンを目指して準備中だ。カウンター席中心の細長い店内にはスクリーンが 設置され、アニメ映画などが映し出される。
カウンターでは、黒と白のメイド服に眼鏡をかけた店長の星野りんさん(26)が、にっこりほほえむ。星野さん以外の店員はすべてカンボジア人になる予定だ。
バーを開いたのは、ベトナムに長く住んだ経験のある経営コンサルタントの山本和由さん(42)、アキバ文化に詳しいライターの勝山浩一さん(50)、中間徹さん(53)、水沼広さん(53)。
山本さんたちは、カンボジアで感じた「成長のさなかにあり、どんなものでも受け入れそうな混沌(こんとん)としたおもしろさ」と、日本が誇るコンテンツ「アキバ文化」を結びつけてみようと思い立った。
アニメや、アニメのキャラクターの姿をまねるコスプレがアジアや欧米諸国で大流行しているのに比べ、メイド喫茶に代表されるコスプレ系飲食店の世界進出は、まだこれからだ。
勝山さんによると、タイ、ベトナム、インドネシアなどにメイド喫茶が進出しているが、すべてが成功しているわけではないという。
msn産経ニュース 2012/5/30
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