毎月第二と第三日曜日に市内の大きな公園で開かれているフリーマーケットだが、ここへ通い始めてからすでに十年以上になる。
いったいこれまでここでどれぐらい買い物をしただろうか。10点ぐらい? いや20点か? いやもっとか。
衣類を入れたらおそらく30点ぐらいは購入しているだろう。
最近こそこれはという掘り出し物にあたらなくなったが、2~3年ぐらい前まではずいぶんいいものにあたったものだ。
2000円の新品同様英文タイプライター、3000円の大型リクライニングレザーチェアー、1500円の大型双眼鏡、2着8000円の革ジャンパーなどあげればきりがない。
だが、ここのところまったくと言っていいほど食指の動く品物が見当たらず、もう1年ぐらい何も買っていない。
買わなくなったのは商品のせいなのだろうか。それともこちらが飽きてきたのであろうか?
買わなくなったのは商品のせいなのだろうか。それともこちらが飽きてきたのであろうか?
さてこのフリーマーケットの名称についてだが、多くの人がフリーは英語のfreeからきていると思っているのではないだろうか。
Free,つまり自由に売り買いできる場所だからFree Marketでいいのじゃないか、と思っているはずである。
だが実際はちがうのである。正しくはfreeじゃなくてfleaとなるのである。
カタカナ表示ではfreeとおなじになるこのfleaとは、今の日本ではほとんど目にすることのなくなった蚤(のみ)のことである。
したがってフリーマーケットとは正しくは「蚤の市」となるのである。
ではその由来とはいったいどういうものであるのだろうか。
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蚤の市
「蚤の市」flea marketは、フランス語marché aux pucesの訳であり、もともとノミのわいたような古着が主な商品として扱われていたことに由来するとか、ノミのようにどこからともなく人や物がわき出てくる様子を表現したなど言われているが、
語源は定かではない。もっとも現在のイギリスやフランスでは身体の血を吸うノミとは関係なく、汚らしい、みすぼらしいといった意味に捉えられている。
同種の市は、日本でも最近はあちこちで催されているが、蚤の市という呼び名は、「蚤」の持っている不潔なイメージから、歴史のある古物市ではガラクタ市、ボロ市(世田谷区など)といった名称が使われ、最近の若者・ファミリー向けの大規模イベントとして開催されるものは、フリーマーケットというケースが多い。
フリーマーケット
日本各地で行われる蚤の市やガラクタ市は、1990年代以降若者・ファミリー向けの「フリーマーケット」と呼ばれるものが多くなった。
日本の場合、a flea marketではなく、自由参加出来ることからfree marketという意味の単語として使用される場合が多い。free marketとは、本来「蚤の市」と全く別の意味の経済学用語(自由市場のこと)なので注意が必要である。
主に、古くなった生活用品を出すケースが多く、幼児服など短期間しか身につけられなかったものを出品するケースが多い。
これらの衣類、生活用品の中にはキャラクター商品なども含まれ、特に人気のあったキャラクター商品の場合、製造元がすでに生産を終了している場合が多く、販売価格も高騰し、新品購入時とほぼ変わらないかそれ以上の値段で取引されるものも多い。
ウィキペディアより
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