コールバン、日本人観光客2km乗せて33万ウォン払え!
先月1月29日午後11時30分頃、ソウル東大門のミリオレショッピングモールの前で
タクシーを待っていた日本人観光客K(47・女)氏の前に、6人乗コールバンタクシー1台が近寄ってきた。
「いらっしゃいませ」と運転士の金某(48)が窓をおろしてタクシーに乗るように勧めた。
タクシーとコールバンの違いがよく分からないK氏はなにげなく車に乗った。
K氏の目的地は乗車地点からわずか2km離れたソウル中区のPJホテル。親切にふるまったコールバン運転士の金の態度が目的地に到着するや急変した。
彼は料金として33万ウォンを要求した。高いコールバン料金を勘案しても10倍以上多い料金提示であった。
コールバン運転士の金は「6人乗コールバンは1人が乗っても6人分の料金を払わなければならない」と言い張った。
K氏がいくら抗議しても効果がなかった。コールバン運転士は自動ドアを開けずに「料金を払わなければ降りられない」と脅迫した。
さらに大きい被害にあうことを憂慮したK氏はひとまず料金を支払って車から降りたが、怒りは治まらなかった。
翌日、帰国の途についたK氏は空港へ行くタクシーの中で前日のことを訴えた。タクシー運転手が「ボラれたのだろう」というと、K氏は代わりに警察に通報してほしいと頼んだ。
警察はK氏が記憶していたコールバンのナンバーの後4桁数字を土台に捜査網を狭め、14日、コールバン運転士の金を捕まえた。
初めには頑強に、犯行を否認した金は警察が次々に出す証拠の前にひざまずいた。
ソウル中部警察署は金を恐喝・監禁などの疑惑で不拘束立件して、調査中だと17日明らかにした。
警察は金が外国人観光客を相手に類似の犯行をさらに行っていたと見て、金を追及している。
警察関係者は、「コールバンの場合、メーター器を着けないで、客と交渉して料金を決めるが、ぼったくり料金を請求する事例が頻繁に発生している」として、
「特に一般タクシーとコールバンを区分できずに、警察に通報することも難しい外国人観光客を相手に、不法行為が蔓延している」と話した。
韓国速報 12/2/18
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