●交渉において相手を思い通りに動かし、説得していくには、はっきり言って三とおりの方法しかな い。「合法的に脅す」 「利益を与える」 「ひたすらお願いする」の三つだ。
この中でも、もっとも有効なのが、「利益を与える」である。
●こちら側の非についての話から交渉をスタートさせることは絶対に避ける。
●交渉とは相手側だけではなく、味方の決定権者に対しても細心の注意を払って進めていく。
●リーダーシップは個人に備わるものではありません。
これはシステムが作り上げるものです。
●震災に対する菅直人元総理にリーダーシップがないという説に対して述べた言葉。
こちらの譲渡とそれにともなう苦労は、徹底的に強調し、演出していく。
●力関係が決まる初対面の戦いは受けて立て。
●グレーゾーンを残したまま交渉に臨むことは、交渉を長引かせ、こじらせるもと。
●交渉での意志決定は一回限りにすべし。
●交渉における自分の主張とは、譲歩できるものと、絶対出来ないものの、二つにひとつしかないということだ。言い換えれば、事前に自分の主張をその二種類に分別し、交渉に臨む必要がある。
●人間性も含め、互いに認め合う親しい関係は交渉の足かせになることが多い。
●少々の努力では誰も気づかない。
●まったく無関係な比喩によって、相手の主張が間違っているかのような錯覚に陥らせる。
●相手の言葉を自分の言葉に置き換えながら聞くことで、相手の主張の本質がみえる。
●まずは、丁寧な対応、気遣いの挨拶で相手の機先を制し、沈静化を伺う。
●相手のいちばんの弱みを察知し、そこにつけ込んでこそ、勝機が見えてくる。
●相手方の価値観に訴え得る「お願い」だけが、その人を動かすことが出来る。
●相手方の話を自分の言葉に置き換えることは、自分の理解度をはかる指標にもなる。
的確な言葉に置き換えが出来ないようなら、相手方の言い分を正確に理解できていない証拠だ。
●相手方の記憶を喚起できるくらい具体的で詳細な記憶をとることがベスト。
●データの用い方として、こちらの主張の妥当性や、相場観などを実証するためにいくらデータを用いても効果は意外に少ないのだ。最もデータが威力を発揮するのは、デメリットを裏付け、強調する場面であることを知っておいて欲しい。
●一度オーケーしたものを「ノー」にしてこそ勝機が見える。
●交渉とはまず何よりも人間と人間のぶつかり合いである。そこで非常に重要なのが、相手方との最初のぶつかり合い。つまり、ファーストコンタクトだ。
この段階で相手方とどのように接触するかで、その後の交渉の行方が大きく左右される。
橋下徹の発言、格言、名言集より
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