世界的に見て、わが国の物価は一時に比べると若干下がってきたようではあるが、
でも個別に見ていくとまだまだ世界水準より高いものが多いようである。
中でも文明国であるほど、その利用が多いと言われている情報通信にかかる費用が
欧米の先進諸国に比べてが高いのは困ったものである。
その中で最近急激に利用者が増加しているスマートフォンの利用料が世界一高いと聞けば、
これからこれに切り替えようと思っている人も、つい二の足を踏むのではなかろうか。
いったいなぜのだろうか。それについて最近の読売新聞の記事では次のように述べている。
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.総務省が発表した2011年度の「電気通信サービスにかかる内外価格差調査」によると、スマートフォン(高機能携帯電話)の月額利用料は東京が7357円で、世界の主要7都市の中で最も高かった。
従来型の携帯電話の利用料も東京が最も高かった。
調査は、その都市で最も市場占有率の高い通信会社で、平均的な利用状況を想定し11年12月時点の料金を比べた。
スマートフォンでは、東京に次いで独デュッセルドルフ(7012円)、ニューヨーク(6493円)の順で続いた。ソウル(2702円)は東京の半分以下だった。
従来型の携帯電話でも、東京は6687円で、ニューヨーク(6493円)、デュッセルドルフ(4502円)などよりも高かった。日本はデータ通信料が比較的高いことに加え、円高の影響が大きいとみられる。
(2012年9月1日20時08分 読売新聞)
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