2012年9月30日日曜日

【シリーズ全5回】 百花繚乱 ! ・ ネットビジネスはどこへ行く


【第1回】 最近のネットビジネス その動向を探る

私は駆け出しの在宅ライターである。その私が所属するライター業界であるが、このところのネットビジネス急成長の波に乗ってか仕事は山ほどある。


だが悲しいかな、報酬の方はまったくお寒い限りで、例えば一般的なパートの時給である800円~1000円ぐらいを稼ぎ出そうとすればその仕事は膨大な量に及び、時間内にそれをこなせる人は稀にしかいないであろう。
 

これがネットビジネスの一端である在宅ライターという仕事の偽らざる現状である。


在宅ライターというのは、ネットビジネスを広義で捉えたときの仕事の一例でしかないのだが、たとえ本来の意味でのネットビジネスに目を転じたとしてもその状況は変わらず、この業界は決して世間が言うほど甘い世界ではないのである。


だがそうは言うものの一方では月に数百万円を稼ぎ出しているネットビジネスパースンがいることもまた事実である。
 

仕事というものはどの世界でも厳しいのは同じだが、特にインターネットビジネスにおいては、日夜を問わず驚くほどスピードで変化を続けており、それについていきながら、日々研鑽をつづけることができるかどうか、が成功のための大きな鍵になる。


最近のネットビジネスにはどんなものがあるのか

そうした日々進化と変化を続けるネットビジネス業界において、最近比較的よく耳にする用語に以下のようなものがある。ごく一例ではあるが、こうしたビジネス用語を見たり、聞いたりしたことはおありだろうか。

・PPCアフィリエイト  ・サイトアフィリ  ・サイト売買  ・情報販売  ・せどり

・プロダクトランチ  ・Paypal


以上7つの用語だが、上の5つがビジネス名で下の2つはその手法や手段に使う用語である。


特に高額収入を稼ぎ出しているのは今のところは上の前2つ、つまりPPCアフィリエイトとサイトアフィリに集中しているようである。


だが月に数百万円という収入を上げているのは、ごく少数のいわゆるカリスマアフィリエイターと呼ばれる人に限られているのもまた事実である。


ここに挙げた各々の用語についてはその説明もかねて今後このシリーズでひとつづつとりあげていくが、今すぐ知りたい方はネットにある「ネットビジネス用語辞典」で調べればばその意味はすぐに分かる。


さて上に挙げたネットビジネスは5つあるが、その中から今回は比較的後発ではあるが今後大きな発展が期待される「サイト売買」について述べてみたい。


サイト売買とはどういうものなのか

サイト売買はサイトM&Aとも呼ばれ、個人や企業が持つウェブサイトをその構成要素である様々なコンテンツも含め商品として売買することを言うのである。


わが国でこのネットビジネスが始まったのは今からたった7年前の2005年のことである。


だが後発とはいえこのところのウェブサイトの急拡大に伴ってこのビジネスも次第に脚光を浴びつつあり、その将来性には日ごとに期待が高まってきている。 【以下次回】

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