1位~3位は不動で10年間変わらず
以前中古車関連の仕事をしたことがあるが、そのとき知ったのが中古車は色によって売れ行きや価格が大きく違うということである。
つまり人気のある色の車はよく売れるが価格が高く、反対に人気のない色の車は安いが売れ行きが悪いということである。
これで分かるとおり中古車は色によって売れ行きが違い、必ずしも値段によって人気が左右されるものでもないということなのだ。
こうしたことを聞くと、人は車を購入するときには中古車として売るときのことも考えて色を選ばないと損をするということになる。
下にあるのは好まれる色の最新ランキングであるが、この10年間順位にそれほど大きな変動はない。
これで見る限り上位三つの色はそれほど差がなく数字は拮抗している。だが4位以下になるとかなり数字が低くなっている。
特に3位の黒と4位のグレーの差は7%もあり、これほどの差だともう逆転は無理であろう。
ということは数字から見る限り上位3種の色は今後変わることはないと思えるのである。
ただ車種によっては多少色の好みに違いがあるのも事実である。例えばスポーツカーなどの場合はセダンでは人気のない赤や青を選ぶ人が意外に多いからである。
こうした傾向から総じていえることは、SUVなどの高い値段の車を買う層ほど色にこだわり、必ずしも一般的な色の好みと同じではないということである。
車の色人気ランキング(世界)
1位 ・白 22%
2位 ・シルバー 20%
3位 ・黒 19%
4位 ・グレー 12%
5位 ・赤 9%
6位 ・青 7%
7位 ・緑 2%
・その他 1%
(参考記事)CNNニュース日本版 2011/10/15
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