2012年10月19日金曜日

意外に緑が多い日本の道路 ・ わが街の大通りには並木が5列も並んでいる


姫路市の駅南大通り
歩道の幅だけでも7メートルある

私が毎朝ウォーキングで歩いているのは家のすぐ近くにある「駅南大通り」という片側歩道だけでも幅が7メートルもある大きな道路である。


車道は片側3車線で中央分離帯もあり、全体の道幅は歩道も入れると50メートルもあるというまさに第一級の大通りなのである。


歩くのは朝7時ごろであるからまだ歩道の通行量は多くない。したがって何の障害もなく一定のスピードを保ってスイスイ歩くことができる。


片道2キロで折り返し、往復4キロぐらいの行程を45分で歩いている。


この道路は南に向かって4キロ以上も続いているのでそのうちにもう少し距離を延ばそうとは思っているが、今のところはこの距離にとどめている。


大通りを歩くといえば車の量が多くて空気がよくないのではと思う方もいるかもしれないが、決してそんなこともない。

それは早朝で車の量が多くないこともあるが、もう一つの理由がある。

それはこの道路が酸素に満ちていると思われるからである。ではなぜ酸素に満ちていると言えるのであろうか。

それはこの道路にある並木がすごく多いからである。


皆さんは道路の並木についてその数とか量について注意深く観察したことがおありだろうか。


まあ具体的な数とか量はともかく、この「駅南大通り」には実に5列もの並木が延々と続いているのである。


つまり両側の歩道に2列づつ、中央分離帯に1列で計5列になるのである。


このうち歩道の車道側のものと中央分離帯のものはいずれも大木で、小さいのは歩道の中央に植えられたハナミズキだけである。


しかしこれほど豊かな並木に恵まれている道路もそうざらにはないのではあるまいか。


現にわが町でも片側2車線の道路になると、と並木は片側1列づつの計2列となり、その数は一気に減っていく。    


それにたとえ50メートル級の大通りとは言え、必ずしもどこにも5列もの並木があるとは限らない。多くてもせいぜい3列どまりの道路が多いのではなかろうか。


したがって私が毎朝歩く「駅南大通り」は数少ない緑のあふれた貴重な道路なのかもしれない。

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