2011年2月9日水曜日

これはおもしろい!・日常生活に見る日米「さかさま事典」

アメリカで生活してみるとよくわかるのだが、日米両国での生活の場面でまったく逆になっている事柄について気づくことがよくある。

その中でも面白いのは、例えば日本では前垂らしにセットされているトイレットペーパーだがアメリカでは後ろ垂らしになっていることが一般的なのである。

これは日本人から考えると非常に使いにくく不便に思うのだが、当人たちはいたって平気なのである。

また日曜大工で使う「のこぎり」だが、日本では引くときに力を入れるのに、アメリカでは逆に押すときに力を入れるのである。

このように日米でまったく逆になることは多々ある。

文化の違いと言えばそれまでだが、考えてみれば何故これほど見事に逆になっているのだろうか。

比較文化論的見地からもまことに興味のわくテーマである。

以下それらの中から主なものを列挙してみることにする。

                             日本    アメリカ
名前        山田一郎   Ichiro Ymada
車の通行    左側通行   右側通行
おつりの数え方 引き算    足し算
手招き     手のひら下  手のひら上
救急電話    119     911
採点のマーク  正 ○    正 チェック印
          誤 ×    誤 ○
家の方向    南向き    東西向き
日付       年月日    月日年
鼻のかみ方   両手でかむ  片手でかむ
食事       食器を手で持つ  ナイフ、フォーク
                      を運び食器は動かさない

床屋の洗髪   前向き       うしろ向き
野球審判の
カウント     ストライクから   ボールから
公衆トイレ    多い        非常に少ない
赤ちゃんの寝かせ方 仰向け   うつ伏せ
自電車のブレーキ  必ずある   ないものが多い
                     (ペダルを反転 させて止める)

エレベーター    すぐ閉ボタンを押す  誰か乗る人が
                          いないかと開ボタンを押す用意をしている

仕事が暇なとき   仕事しているふり   暇まるだし

小学校の転校生  静かに先生の言う   リラックスして
初めての授業    ことを聞いてさない   マンガでも読んでいなさい。

以上ごく一部ではあるが国民性も現れ、いろいろおもしろい面もありますね!!

脇阪 昭著「日米逆の発想」(学生社)参照

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