もうずいぶん前になるが、「堺屋太一」著による「知恵」「金」「暇」という三つの要素について書いた本を読んだことがある。
その本によるとこの三つの要素をすべてを持ち合わせている人は非常に少なく、ほとんどの人はせいぜい二つ 持っていればいい方だという。
そして三つともすべて持っていない人は皆無であり、どんな人でも最低一つは持っているという。
では多くの人が持っている二つの要素であるが、その組合せは「知恵」と「金」、「知恵」と「暇」、「金」と「暇」というふうになる。
そしてこれらの組合せにおけるそれぞれの特徴は、
(1)「知恵」と「金」がある人は暇がない。
(2)「知恵」と「暇」がある人は「金」がない。
これについて説明すると、まず(1)であるが、この人たちは持ち前の「知恵」を使って休む暇もなく(暇がない状態で)働いてきたから「金」があるのである。
(2)はせっかく持ちあわせている「知恵」をまったく使わず遊んでばかりいるから「暇」があっても「金」がないのである。
(3)は親の財産か何かを引き継いであくせく働かなくてもいいようなケースであろうが、せっかく持ち合わせた「金」と「暇」なのに、「知恵」がないばかりにお金を有効に生かすことが出来ず、預金通帳を見ることだけが楽しみの守銭奴とも言うべき存在であろうか。
では三つのうち一つだけしか持っていないケースを考えてみよう。
次に「暇」だけある人どうだろうか。この人たちは金もなく、知恵もなく働く意欲がなくてはどうしようもないのである。
では「金」だけあって知恵も暇もない人だが、これはもうお金をためることだけが生きがいの究極の守銭奴と言えるであろう。
最後に「知恵」「金」「暇」すべてを持ち合わせている人のことを考えてみよう。
つまり「知恵」「金」「暇のない勤労」この三つの要素をを惜しまず使ってきたが故に、結果として投下した三つものが大きな利子をつけて戻ってきたのに違いない。
「知恵」「金」「暇」のバランス。
さてあなたはこれらのうちどれに該当しますか?
その本によるとこの三つの要素をすべてを持ち合わせている人は非常に少なく、ほとんどの人はせいぜい二つ 持っていればいい方だという。
そして三つともすべて持っていない人は皆無であり、どんな人でも最低一つは持っているという。
では多くの人が持っている二つの要素であるが、その組合せは「知恵」と「金」、「知恵」と「暇」、「金」と「暇」というふうになる。
そしてこれらの組合せにおけるそれぞれの特徴は、
(1)「知恵」と「金」がある人は暇がない。
(2)「知恵」と「暇」がある人は「金」がない。
(3)「金」と「暇」がある人は「知恵」がないとなるのである。
これについて説明すると、まず(1)であるが、この人たちは持ち前の「知恵」を使って休む暇もなく(暇がない状態で)働いてきたから「金」があるのである。
(2)はせっかく持ちあわせている「知恵」をまったく使わず遊んでばかりいるから「暇」があっても「金」がないのである。
では三つのうち一つだけしか持っていないケースを考えてみよう。
まず「知恵」だけある人だが、せっかく持ち合わせた頭脳も働くことが嫌いでは知恵を生かしようがなくまた資本がなく何も始めることができないという、まるで負のスパイラルである。
次に「暇」だけある人どうだろうか。この人たちは金もなく、知恵もなく働く意欲がなくてはどうしようもないのである。
では「金」だけあって知恵も暇もない人だが、これはもうお金をためることだけが生きがいの究極の守銭奴と言えるであろう。
最後に「知恵」「金」「暇」すべてを持ち合わせている人のことを考えてみよう。
おそらくこうした人々は知恵を使って金(資本)を惜しまず出して精をこめて働いてきたのであろう。
つまり「知恵」「金」「暇のない勤労」この三つの要素をを惜しまず使ってきたが故に、結果として投下した三つものが大きな利子をつけて戻ってきたのに違いない。
「知恵」「金」「暇」のバランス。
さてあなたはこれらのうちどれに該当しますか?
1 件のコメント:
はじめまして、やまと申します。
ブログを拝見させていただき、堺屋太一さんの本に興味があります。
本のタイトルをご教示いただければ幸いです。よろしくお願い致します。
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