姫路城 平成の大修理 |
幽玄さの漂う姫山公園 |
広大なシロトピア公園 |
お堀を挟んだ姫山公園と好古園の外壁 |
桜の名所 姫路城公園 |
西洋風庭園もある手柄山公園 |
第2の桜の名所 外堀川公園 |
日本庭園が魅力の好古園 |
これが話題の1億円トイレ |
美しい公園都市・姫路の魅力
天下の名城「世界遺産国宝姫路城」はいま平成の大修理の真っ只中で天守閣全体がすっぽりとテントで覆われてしまっている。
したがって誠に残念ながら当分の間その優美な姿を眺めることは出来ない。
だが世界遺産に指定されて以来、姫路城があまりも有名になったばかりに、その陰に隠れてすっかり印象を薄くしてはいるが、姫路といえば何も名所はお城だけではないのである。
もちろんお城が中心であることは間違いない。
でもそれ以外にも魅力的なスポットは沢山あるということを是非ともお知りおきいただきたい。
これは案外知られていないのだが、姫路市は全国有数の公園都市なのである。
発表されている公式のデータによれば姫路市の公園面積は全国の都市の中で第19位という高順位に位置していて、兵庫県では日本の6大都市のひとつであるあの「神戸市」に次いで第2位なのである。
さらに近畿地方全体で言っても国内第2の大都市である大阪市さえも都市公園面積では上回っているのである。
それに意外に思われるかもしれないが、あの名だたる観光都市の「京都市」と比べても都市公園の面積ではあまり変わらないのである(京都は寺院の庭園が多くその面積は統計には入っていない)。
ではここで姫路市にある主だった公園を挙げてみることにしよう。
まずまっ先にお薦めしたいのは姫路城のお堀を境にしてその北側に位置している姫山公園である。
姫路城の内堀に沿って延々とつづくこの公園の美しい景色はいわば幽玄と言っていいほど一種独特の趣をもっており、春の桜、秋の紅葉をはじめいつ訪れても季節折々見事な景観が楽しめる。
続いて「シロトピア記念公園」であるが、この公園は「シロトピア」という過去に開催された姫路城をテーマとする博覧会の跡地に作られたもので、それ故にこの公園の最大の魅力はその広大な面積である。
広大な敷地内には大きな樹木も多く、また多目的野外ステージやグラウンドなどもあり、人々にとってはスポーツにレクレーションにと恰好の憩いの場所である。
続いては手柄山公園であるが、ここはその名のとおり小高い丘の上に立地しており、夜景が美しいことでも有名である。
また敷地内には西洋風にアレンジされた庭園もあり、エキゾチックないっぷ変わった風情が楽しめる。
この他JR姫路駅南側から川沿いに延々と2キロ以上も南へ延びる外堀川公園。
春の桜の景観は姫路城公園に次いでの人気スポットである。
さらには姫路城のお膝元にある本格的日本庭園の「好古園」(有料)などもあり公園については実に多種多様である。
最後にこれら公園に関連して是非ともお知らせしておきたいのは、さきほどご紹介したシロトピア公園の中に、かの竹下内閣の時の「ふるさと創生1億円基金」を使って作られた「1億円トイレ」なるものについてである。
工事設備費だけで1億円などという豪華なトイレなど全国どこを探してもあるものではない。
姫路へお越しの節は是非ともこの「豪華トイレ」をご覧いただきたくお知らせする次第である。
以上、姫路城のネームバリューの陰に隠れてはいるが、実はすばらしい姫路市が誇る数々の美しい公園のご紹介でした。
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