2011年10月9日日曜日

”格下げ”作業で超多忙 ・ 米国格付け会社ムーディーズ


・ムーディーズ、東電の格付け、2段階格下げ R&I(23:57)

・英・ポルトガルの21金融機関を格下げ ムーディーズ(21:35)

・ムーディーズ、イタリアを3段階格下げ :主要金融ニュース :マー ケット ...


A国もB国も・・・K社もP社も、みんなそろって格下げ

このところ格付け会社ムーディーズによる国家や企業に対する格下げに関するニュースが連日メディアを賑わせている。

上に掲げたように、今日と昨日のニュースだけでもそれに関する記事がネットに三つも並んでいた。

いずれも格下げに関するニュースばかりで、もう長い間、格上げに関する記事にお目にかかっていない。

それだけ世の中は不況一辺倒なのであろうか。

こうした格下げ情報は、株式市況の大きな悪材料になり、最近のさえない株価の大きなな要因になっており、不況に輪をかけているのである。

どうか格下げばかりでなく、たまには格上げ情報も流してほしいものだ。

さてそのムーディーズとはいったいどんな会社なのであろうか。日本にも支社があるというが、いつできた、またどのような陣容の会社なのだろうか。

以下ネット情報には次のような記事が載っている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ムーディーズとは

ジョン・ムーディー (John Moody)によって1900年に設立され、1909年から格付けを行っている。

現在ではアメリカだけでなくヨーロッパや日本、オーストラリアでも格付けを行い、世界の格付けの40%のシェアを持っており、ニューヨーク証券取引所に上場している。

ムーディーズでは、米国金融危機の原因の一端であるサブプライムローン関連債権やCDO(債務担保証券)などに、最上級であるトリプルAなど高い格付けを行っていた。

それらをわずか数日で一挙にジャンク格にまで格下げを行った事で市場に大混乱をもたらした。

また格付けの対象である債券発行側から手数料収入を得て格付けを行っているという構造なども問題になり、金融危機を引き起こした原因の一角として米国公聴会が開かれ格付け機関の責任が問われる事態となった。

また、格付のほかにも投資家に向けて投資資料の出版、投資顧問業なども行っている。

0 件のコメント: