2011年10月25日火曜日

スポーツといえども、決して体に良いことばかりではない


秋は読書や芸術とともにスポーツや運動の季節でもある。

学校などで運動会とか体育祭が行われるのもこの季節が多い。

一般的にスポーツを含んで体を動かす運動は、健康のために良いことだと信じられている。

それはそうだろう。何事もやればこそ進歩したり、発達したりするのだから、運動することが体に悪いわけがない。

でも、あくまでそれは適切に行っている場合で、度を越すとその限りではない。

その例としてはプロ野球のピッチャーを見ればよくわかる。

よく前年度に多くの勝ち星をあげて活躍したのに、次ぎの年はさっぱり駄目で、気がついてみると1軍から姿を消している選手がいる。

また一方では肩や腕に変調を起こして、手術のために入院したりする選手もいる。
こんな例は数えきりないほどたくさんある。

これらの原因はすべて投手としての過度な運動が原因なのである。つまり腕や肩の酷使である。

そのために変調や故障を起こすのである。一部ではこれを投手の宿命だと言ったりして、仕方ないこととして認める風潮がある。

しかし、これを単に職業病として済ますことが出来るであろうか。

なぜならば、使用量を減らし酷使を止めれば簡単に防ぐことが出来るのであるから、人為的なミスによって起こった問題であり、職業病と定義づけるのはふさわしくないのではあるまいか。

ではなぜ故障を起こすまで彼らは体を酷使するのであろうか。それはすべて成績を上げて給料を増やすためである。

また使用者側も勝ち星の多い投手を優先的に使って、チームの勝利を目指し、興行成績を上げることを目指すからである。そのために無理が生じるのである。

ではプロのスポーツ選手と違って一般人にはそうした過度な運動はないのであろうか。

たとえアマチュアのスポーツ選手であっても、 競技で勝つためには普通の訓練であってはなかなか勝てない。

したがって身体そのものや,身体機能を通常の範囲から逸脱するようにトレーニングする。

それは悪いことではないと思う人がいるかもしれない。でもちょっと待ってほしい。

健康診断のいろいろな数値には下限ばかりでなく上限もあって、極端に高い数値は体に良くないのである。

以下は運動の体に与える悪影響について、ネットに載っている一例をご紹介させていただくことにする。

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運動が体に悪い具体的な理由

•全 般

◦血中のプリン体が増える
◦活性酸素が増える
◦汗をかく
  脱水症状になる
  汗をかいても尿酸は出ない.尿酸値の高い人は脱水症状との相乗効果でより危険.


•筋 ト レ

◦鍛えられた筋肉は筋繊維が太くなる.いったん太くなった筋繊維は,トレーニング量を減らすと細くなるが,筋肉全体としては細らず,筋繊維の周りに脂肪がついてしまう(霜降り肉の状態)
 だから,多くの元体操選手は肥満体なのです.


•屋 外 の 運 動

◦紫外線
◦熱中症の危険がより高い
◦ディーゼルエンジンの粒子状物質
◦その他のエンジンの有毒ガス


     インターネット「スポーツは体に悪い」参照

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