牛丼屋のランチで、なんとビール2本
週のうち必ず2度は行く牛丼屋。最近、好物のカレーが数種類メニューに加わってまた注文の選択肢が増えたのが嬉しい。
今日もカウンター席に座り、早速メニューの中からその「旨辛カレー」なるものの大盛りを注文した。
待つ間にふと店内を見渡すと、二つ隣の席に二人連れスーツ姿のビジネスパースンふう30年配の男性客が並んで座っており、見ると、彼らの前にはビール瓶が2本置かれているではないか。
「オヤっこの店にビールがあったのか」? 普段目にしたことのない光景だけに、それが目に入った瞬間は「まるで不思議なものでも見たような妙な気がした。
ランチの時だけ来るこの店にビールが置いてあることが妙に思えたのだ。
それに加え、ウィークデイの"牛丼屋のランチ"でビールを2本も注文するサラリーマン風の男性客にも少し違和感を覚えた。
少し離れてはいたが、洩れ聞こえてくる会話の内容から、彼らはどうやら大きな会社のサラリーマンのようである。
その後の二人の会話から察すると、そのうち1人は海外から戻ってきたばかりらしく、外国の地名などをしばしば口にしており、会話の終りの方で「これから1度会社に顔を出して、元気で帰ってきたところを見せなければ・・・」などと言っていた。
ということは、この男性は長期の海外勤務でもしていたのだろうか。その海外勤務地で、ランチの時にビールを飲むことを覚えたのだろうか。
でなければ日本では、ウィークデイの牛丼屋でのランチでビールを2本も注文したりはしない。どうやら悪い習慣をつけて戻ってきたようだ。などなどと私は勝手に推理して考えていた。
ランチにビールを飲む。実は昔の私もそうだったのだ。アメリカから戻ったばかりのころ、営業で外出した際のランチタイムにいつもビールを1本注文していた。
その悪い癖は1年ぐらい続いていたのだ。
しかしあの二人、いやなことを思い出させてくれたものだ。
「おまたせしました。旨辛カレー大盛りです」。目の前にジャガイモが一杯入った琥珀色のおいしそうなカレーが置かれていた。
そのカレーを口に運びながら思った。
「今度夕方の仕事帰りにきて、一度ビールを注文してみようか」
週のうち必ず2度は行く牛丼屋。最近、好物のカレーが数種類メニューに加わってまた注文の選択肢が増えたのが嬉しい。
今日もカウンター席に座り、早速メニューの中からその「旨辛カレー」なるものの大盛りを注文した。
待つ間にふと店内を見渡すと、二つ隣の席に二人連れスーツ姿のビジネスパースンふう30年配の男性客が並んで座っており、見ると、彼らの前にはビール瓶が2本置かれているではないか。
「オヤっこの店にビールがあったのか」? 普段目にしたことのない光景だけに、それが目に入った瞬間は「まるで不思議なものでも見たような妙な気がした。
ランチの時だけ来るこの店にビールが置いてあることが妙に思えたのだ。
それに加え、ウィークデイの"牛丼屋のランチ"でビールを2本も注文するサラリーマン風の男性客にも少し違和感を覚えた。
少し離れてはいたが、洩れ聞こえてくる会話の内容から、彼らはどうやら大きな会社のサラリーマンのようである。
その後の二人の会話から察すると、そのうち1人は海外から戻ってきたばかりらしく、外国の地名などをしばしば口にしており、会話の終りの方で「これから1度会社に顔を出して、元気で帰ってきたところを見せなければ・・・」などと言っていた。
ということは、この男性は長期の海外勤務でもしていたのだろうか。その海外勤務地で、ランチの時にビールを飲むことを覚えたのだろうか。
でなければ日本では、ウィークデイの牛丼屋でのランチでビールを2本も注文したりはしない。どうやら悪い習慣をつけて戻ってきたようだ。などなどと私は勝手に推理して考えていた。
ランチにビールを飲む。実は昔の私もそうだったのだ。アメリカから戻ったばかりのころ、営業で外出した際のランチタイムにいつもビールを1本注文していた。
その悪い癖は1年ぐらい続いていたのだ。
しかしあの二人、いやなことを思い出させてくれたものだ。
「おまたせしました。旨辛カレー大盛りです」。目の前にジャガイモが一杯入った琥珀色のおいしそうなカレーが置かれていた。
そのカレーを口に運びながら思った。
「今度夕方の仕事帰りにきて、一度ビールを注文してみようか」
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