2011年10月17日月曜日

インプットとアウトプットの力学 ・ あなたはどう使いこなしているか

アウトプット、その力の源泉は?

入力、出力という用語はネット全盛時代の今ではインプットとアウトプットと表現されることが多くなった。

毎日ブログの更新を続けていると、次々と新しいテーマを生みだしていくこの出力の源泉はいったいどこにあるのだろうか。と考えることがよくある。

つまりブログ作成というアウトプットの力はいったいどこから生まれてくるのかということについてである。

そして、その考えを進めていくと、自然にインプットの力ということに考えは及んでいく。

インプットには、インターネットなどのメディアからの配信される情報を見聞きしたり、新聞や本を読んだり、講演や人から話を聞くといった範囲まで数多くある。

一方、アウトプットとには、文章を書いたり、話をしたり、絵を描いたり、モノを作ったりする行為のことを言うのではないだろうか。

こういったインプットの力とアウトプットの力は人によって大きな差があり、一般にこれらの力が大きい人ほど、社会での活躍もまた大きいといえるのではなかろうか。

以下それについて考察してみることにする。


・インプットの上手な人について

一般的に、インプットのが上手で、しかもそれが多い人は、「いいアンテナをはっている」とか「なんでも知っている」とか言われる。

彼らは、決して人よりも記憶力があるというのではなく、情報に対して敏感で、取捨選択がうまいのである。

目にしたり、耳にしたりする情報をすべてインプットするのではなく、重要そうなトピックに注目し、そこにスポットをあててさらに掘り下げてインプットしていくのだ。

またインプットの上手な人は、情報を集めるのがうまい。つまり情報の集まる場所を知っているのである。

それはインターネットサイトや本といったなモノかもしれないし、あるいは「知っている人」を知っているのかもしれない。

言い換えると、効率的な情報収集手段を体験的に知っているのだ。


・アウトプットの上手な人について

アウトプット力のある人は、「仕事ができる人」とか「いい仕事をするす人」などと言われる。

一般的にインプットに比べて、アウトプットというのは時間的にも労力的にも非常に大変な作業だが、インプット以上に大事な要素である。

アウトプットの多い人には、概していいインプットが集まってくる。つまり情報を多く流すことにより、テーマに対する人々の関心が集まり、情報が情報を呼ぶのである。

仮に質問されたことを知らなくても、インプットして答えようと努力するから、さらにアウトプットが多くなるのだ。

その結果、アウトプットの多い人は人や社会に多くかかわり、結果的にいい仕事をたくさんこなすことになるのである。

それがすなわちよく仕事が出来る人とかいい仕事ので来る人という評価につながるのである。


・アウトプットとインプットの力関係は

いわゆるインプットだけ多い人のことを、人は「物知り博士」とか「歩く辞書」だとかいったりする。

もちろん必要最低限のインプットの力は必要だが、それよりアウトプットの力を高めた方が、総合的にはよい仕事につながるようだ。

つまりアウトプットのためにインプットがあるという考え方であり、決してインプットがあるからアウトプットがあるのではない。

この見地にしたがえば、アウトプットの質と量はインプットのそれを上回るのが普通である。

なぜならば、インプットしたものを加工したり、組み合わせなどにより付加価値をつけたりして、情報を膨らませるからである。

こうした力が加わるゆえに、アウトプットの力はインプットの力よりも上位にくるのではなかろうか。

0 件のコメント: