まず、「トラックバックスパム」とはいったいなんだろう。
「IT用語辞典」で検索してみると次のような説明がある。
「著名なブログに記事とは無関係な内容のトラックバックを送信し、自分のブログに読者を誘導すること。迷惑な広告トラックバック。
ブログの機能の一つに、記事中で言及した別のブログの記事にリンクを貼ったことを通知し、その記事にリンク元の記事への逆リンクを自動的に掲載するトラックバック機能がある。
これは基本的には誰でも自由に使えるため、ブログ形式で自社サイトを運営する業者や、自己顕示欲の強い個人のブログオーナーが、読者の多い著名なブログに広告目的でトラックバックを送ることがある。これがトラックバックスパムである」
インターネット「IT用語解説」より
実は最近わたしのブログに突然この「トラックバックスパム」というものがついてしまい、驚くと同時に大いに困惑しているのである。
上の解説では「著名なブログ」と言っているが、私のブログがそう言われるのはいささか面はゆい。
それは別にして、実際はたいへん迷惑なことなのである。
では今回の例について述べてみる。
対象になったのは11月5日掲載の「危険率1対15日本とアメリカの警察官の給料3対2の現実」という記事であった。
この記事を載せた私の意図は、危険率で大きな差がある日米の警察官についての「給料のアンバランス」に焦点を当てるということであって、別に日本の公務員の高給そのものを批判する目的はなかったのである。
しかし「トラックバックスパム」をつけた相手の記事は内容的には「正鵠を得た記事」ではあるが、「徹底的」に公務員の好待遇を批判する厳しい内容のものであった。
私の記事の意図するものとは大いに違い、これでは私のブログを読む人に誤解を与えかねない。
なんとか事情を説明して釈明しておかなければならない。
そう思って書いているのが今回のこのブログなのである。
そもそも私自身も最近まで「トラックバックスパム」のことについては知識がなかったのである。
それが最近読んだ「山本一郎」という方が書いたブログの話題に関する本にこれについてこのことが書かれていたのである。
偶然とはいえ実にタイミングのいいことであった。
それを読んだとき、私は「あっ、あのことだ」と思ったのだ。
実は最近私のブログ紹介欄の近くに「私のブログURL名」のついたまったく関係のない他人のブログが載っているのだが、そのこととの関連性について気がついたのである。
はじめその「私のブログのURL」がついた他人のブログを見たときは「いったいこれは何だ」とすごく驚いたのものだが、その本を読んでからようやく事情がわかってきた。
その後「IT用語辞典」でも調べてみた。
そしてやっとそれについての正確な意味を知ったわけなのである。
それにしても迷惑な話である。
人気ブログと認められたことは嬉しいが、こんなことが起るなど夢にも予想もしていなかったのである。
これも一種の有名税?なのであろうか。
とにかくほっておけないので目下その対策について、あれこれ模索している次第である。
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