私は西洋のクラシックとともに日本の古い歌謡曲が好きなのだが、その好きな歌の中に橋幸夫の「白い制服」という曲がある。
ネットの「YouTube」でこの曲を選択すると、タイトルバックに人気女性タレント井上和香さんが白衣の看護士姿をした愛らしい画像が載っている。
特に男性ファンが多い彼女のこの画像は橋幸夫の歌とともに、このところ職業としての人気を高めてきている「女性看護士」に対する、さらなる力強い応援になるに違いない。
インターネットで「人気職業ランキング」などを眺めてみると、調査対象者や種類の違ういろいろなデータでも、職業としての女性看護士の人気はかなり高く、人気ベストテンでもたいていは3〜6位ぐらいの安定した位置にあるようである。
そして世の流れのせいか、かつて長い間ランキングトップにあった「キャビンアテンダント」(旧職名スチュワーデス)は今ではほとんどのデータでの人気ランキングで、看護士より下になっていることが多いようなのである。
看護士の仕事と言えば、今では患者の多くを高齢者が占めており、また勤務シフトには夜勤などもあり肉体的にも決して楽な仕事だとは言えないが、その分給料も高くしかも医師とともに「患者の病気を治す」という高貴な役目を職務としており、そうした面が評価され、最近では女性の職業として、そのステイタスも随分高くなっているようである。
したがって結婚相手としてこの職業に従事している女性を望む男性は多く、コンパなどでも相手の男性が望む職業として、この看護士さんの人気は高く常に上位にあるようである。
男性が望む理由としては、なにも収入やステイタスが高いことだけではないようで、それはなんと言っても日夜手のかかる病人を世話することを職務としていて、「やさしさ」や「忍耐強さ」なくしてはできない仕事だという点に共感しての人気なのではないだろうか。
今後の日本社会はますます高齢化が進み、当分の間は病院のベッドは満杯状態が続くに違いない。
それに伴い看護士さんの仕事もますます多忙になり、また新しい多くの人材も必要になるに違いない。
そういった意味で、この職種の女性を結婚相手に望む男性にとっては数の面では有利な状況になるだろうが、なにぶん体力と神経を使う職務だけに、その点を十分に理解した上での慎重な相手へのアプローチであって欲しい。
今年5月、胆嚢結石で一ヶ月間入院して、多くの看護士さんの世話になった身としては、切実にそう思う次第なのである。
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