いまの時代、幼稚園児にさえ、パソコンをいじる子はいる。
そうした子供にとって、サンタクロースのことを調べるのは、さして困難なことではない。
こういった環境下にある今、幼い子どもたちに対して、周囲の大人は、クリスマスのサンタクロースのことについて、いまだに謎めいた説明をしていていいのだろうか。
親のそうした説明を聞いて、当の本人は、おなかの中でせせら笑っているのではないだろうか。
まあ、それは無いにしても、一昔前に比べて、サンタクロースを考える上での、子どもたちの環境は一変しているのである。
だが、この対処法は考えれば考えるほど難しい問題でもある。
サンタクロースの存在を疑い始めたわが子に対して、いま親の対応はさまざまだ。
「信じているかどうかは別にして、我が家では3年生まで来るよ、ということに決めた」と、兄弟でプレゼントの渡し方を変える家庭がある一方で、
10歳過ぎても信じ続ける息子に「我が家では『サンタさんはいる』と公言している限りはいることになっているので」と、いまだにカミングアウトしていない家庭もある。
下に載せたのは、サンタクロースについての子どもの疑問に対しての親の対応について,アンケートのデータである。
サンタさんは来るの?と、疑い始めた子どもに対しての親の対応
・信じる事が大事 76(56 %)
・いないと教える 22(16 %)
・いると教える 19(14 %)
・どうでもいい 11(8 %)
・その他 10(8 %)
Total : 138
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