このところ住みにくい日本を脱出して海外に居住地を求める人が増えている。
特に仕事をリタイアーした定年退職者にそうした人たちが多いと思われる。
日本だと難しいとされる少ない年金での老後生活も、海外だと物価の安いアジアの国々なら1ヵ月10万円ぐらいで普通の生活ができるのである。
このところの円高やグローバリゼーションの進行にも後押しされて、日本を後にする人はいまや珍しいことではない。
もっとも海外移住は何も今始まったことではなく、例えばブラジルやハワイなどへの集団移住はもうずいぶん古いことで、そうした人たちの社会では今はもう3世の時代を迎えている。
いずれにしても海外での日本人の居住は今後も拡大していくことは間違いないだろう。
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在留邦人の多い国トップ3は米国、中国、英国、 海外都市トップ3はロサンゼルス、ニューヨーク、上海
各国の中で最も在留邦人が多い首位都市は、英国のロンドン、タイのバンコクなど首都である場合もあれば、米国のロサンゼルス、中国の上海など首都以外の経済的なつながりの強い都市である場合もある。
海外在留邦人の多い主な国の首位都市
・米国 ロサンゼルス
・中国 上海
・オーストラリア シドニー
・ブラジル サンパウロ
・英国 ロンドン
・カナダ バンクーバー
・タイ バンコク
・ドイツ デュッセルドルフ
・フランス パリ
・韓国 ソウル
・台湾 台北
・フィリピン マニラ
社会実情データ図録より
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