2012年7月9日月曜日

なんと世界98位! ・ 驚くほど低い日本の女性活用度



 わが国の女性首相候補の一人として期待されている小池百合子氏が「女性宰相待望論」という本の中で熱く語っている。


 「先進国であるわが国の女性活用力が世界98位というのはお話にならない。これからの日本は女性力活用がキーワードだ」と。


 それにしても世界98位とはなんとお寒い数字ではないか。これで先進国とは笑止千万である。


 今や肉食系女子とも言われ活力溢れる日本女性。これを活用せずして今後の日本の発展は期待できない。


 以下はある大学の女性教授が書いた世界の女性活用度に関するレポートである。


Link 「女性宰相待望論」
http://tuneoo.blogspot.jp/2012/06/blog-post_03.html

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 グローバル・ジェンダー格差ランキング 日本は98位
 
 世界経済フォーラムが毎年『ジェンダー格差レポート』(Gender Gap Report)を発表していますが、2011年版が先日公表されました。それによると、

 日本は135カ国中98位。なんとも悲惨な結果です。
 
 この順位は、健康、教育、経済、政治の4つの分野におけるジェンダー格差を指標化し、ランキングを付けたものですが、日本は健康面での男女平等度は世界1位。
 
 ところが、女性の経済進出と政界での活躍があまりに遅れているため、総合スコアが低くなっているのです。
 
 『ジェンダー格差レポート』は世界経済フォーラムのホームページから読むことができますが、そこにあるビデオ・メッセージでは日本はアラブ諸国とともに取り上げられ
 、
 経済・政治分野における女性の活躍が阻まれているがゆえに、健康・教育面での男女平等の取り組みが有益な形で社会に還元されていないことが指摘されています。
 
 アラブ諸国といえば、女性の自由が制限されているイメージがありますが、国際社会の視線では、日本社会もそのように見られているということです。軽くショックを受けてしまいます。
 
 日本のジェンダー格差が先進国の中で常に最大値であることは、皆さんもよくご承知かもしれません。ただ、この現実に慣れてしまうことは危険だと思うのです。
 
 日本の総合的ジェンダー・スコアは65.14(100に近いほど平等)で、この5年間ほとんど変化がありませんが、ランキングとしては80位から98位に落ちています。

 他の国では改善の努力が見られるから、相対的に落ちているわけです。
 
 ちなみに、フランスは65.24から4.98ポイント上昇、アメリカは70.42から3.71ポイント上昇、ノルウェーは79.94からさらに4.10ポイント改善しています。
 
 5年前は日本とフランスの差はあまりありませんでしたが(日本80位、フランス70位)、今年は日本は98位でフランスが48位。

 日本がフランス並みに努力していれば、50番台には乗れたはずです。
 
 日本では何が足りないのでしょうか? 2011年の『ジェンダー格差レポート』は59カ国の政策を比較しているのですが、そのうち95%の国で性差別禁止法が存在します。

 日本はなんとそうした法律を持たない5%に入っているのです。
 
 男女雇用機会均等法はありますが、一般的な性差別禁止法はないのですね。これはやはり大きいです。

 「茶園 瞳の政界ウォッチャーズ」より

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