2010年6月26日土曜日

女性専用車両の是非


 電車を利用するの男性にとって、時として割り切れない思いを残すのが、間違えて乗り込んだ「女性専用車両」からあわてて他の車両に乗り換えるときである。

そういうとき、私などは決まってこう呟いている。

「くそっ、誰がこんなこと決めたんだ。込み合うラッシュ時に限って・・・、だいいち女性専用車だけ空いていて不公平じゃないか」
 
そもそもこんな変なシステムがあるのは、これまでのところ日本だけだったらしく、最近になって僅かに東南アジアの一部の国が真似して、これをを取り入れたそうではあるが。(こんなこと別に真似しなくてもいいと思うのだが)。 

でも性差別意識に敏感な欧米でこんなことをしたら人権問題で大変なことになるという。
 
だが、日本人としてもこの規則に黙って従っているだけではないようだ。
 
ネットには「女性専用車両に反対する会」というユニークなサイトがあって、そこには「女性専用車両非協力乗車会」という「専用車」への乗車記録が載っており、その記事での駅員や車掌と乗車した
この会の会員とのやりとりは非常におもしろい。
 
そこでのやりとりを見るかぎり、どうも「その会」の方に分がありそうで、規則を決めた当事者側の答弁はいかにも苦しそうだ。
 
そもそもこんな規則、当の女性でも、意識の高い人だと反対の側に立つと思うのだが。
 
そうした女性は、おおっぴらにこのシステムに反対しないとしても、多分「女性専用車両」にはあえて乗り込もうとしないのではないだろうか。
 
余談だが、もしこれが電車以外の他の乗り物だとどうだろう?(これから先はいずれもジョークなのだが)
 
飛行機だとすると、女性専用機はおしゃべりがやかましすぎて、そばを飛んでいる鳥が迷惑するんじゃないだろうか。

また女性専用BUSだと「ブス専用バス」と勘違いされて誰も乗らないとか・・・・

まあそんな訳で「女性専用車両」なんてものはろくなもんじゃないと日頃から思っているのだが。

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