2015年6月29日月曜日

このデータがおもしろい! 日本人は世界一酒好きな人種なのか? ・ 飲酒許容度の国際比較

宴会や飲み会が好きな日本人・でも世界一酒好きとは?

しかし、日本ほどアフターファイブの付き合いが多い人種は世界中どこを見てもいないのではないでしょうか。

上司と部下、同僚同士、得意先の接待というふうに、アフターファイブのお付合いの組み合わせは山ほどあるのです。

これが欧米では自宅に招いてのパーティということになるのでしょうが、日本ではその習慣はまだ定着しておらず、そうしたお呼ばれは滅多にありません。

したがってたいていの場合は盛り場へ繰り出しての宴会とか、飲み会ということになるのです。

仕事の後の宴会や飲み会は日本のサラリーマンにとっては何にも変えがたい楽しみなのです。

実はこのアフターファイブの飲み会ですが、男性に限ったことではないのです。

今では「女子会」と称して、女性だけが集まる飲み会が幅を利かしてきているのです。

それをよく表しているのが、最近の居酒屋に個室が多いことです。

流石に女性のこと、酔っ払い姿を人目に晒すのは抵抗があります。

そのために好まれるのが個室なのです。居酒屋に個室が増えているのはこのためなのです。

つまり「女子会対策」と言っても良いのではないでしょうか。

以前このブログに「世界一帰宅が遅い日本のサラリーマン」というタイトルの記事を書いたことがありますが、今では「世界一帰宅が遅い日本のOL」という記事も書いてみたくなります。

外国人が日本の夜の盛り場を歩くと、居酒屋やバーなどの飲み屋がやたらに多いことにおどろき、「これだけ多くてよくやっていけるものだ」、と思うそうです。

それもそうでしょう、外国人ならずとも、当の日本人でもそう思っている人は多いはずです。

でもこれだけ多くの店が成立つのも、世界一飲み会が好きな日本のサラリーマンと「飲み会女子」のおかげにに違いありません。

日本人の飲み会好きをよく表しているのが下のデータです。

これによると日本人が世界一の酒好きな人種とも考えられます。

でもいかに飲み会が好きだとは言え、<世界一の酒好きな人種>とまで言われると、ウーン、と少し首を傾げたくなります。

なぜなら、ウォッカやテキーラなど50度以上もある強いお酒を平気で飲む人種はどうなのだ!と言いたくなるからです。

このデータではそういった人種のランキングは一体どうなっているのでしょうか。

そんな点にも興味を寄せながら、このデータをじっくり見てください。

でもこの際、データの信憑性は忘れていただいた方が良いかもしれません。



2015年6月18日木曜日

訪日観光客が1000万人を超えても喜んでばかりいられない ・  日本の外国人観光客数は世界27位で韓国より少ない!


海外からの観光客数はなんと世界27位!

わたし達日本人は、日本という自国に対して錯覚したり、誤解したりしていることがあんがい多いのではないでしょうか。その一つに日本に対する海外の注目度があります。

最近のメディアの報道などを見ていますと、何か日本という国がいま海外から非常に注目されているようにも見えます。

でも本当はそうではありません。実態はそうした報道とは大きくかけ離れているのです。

わが国はいま、東京オリンピックが開催される2020年に向けて、海外からの観光客を2千万人にするという目標を掲げ、計画達成に躍起になっているようです。

今日発表された5月の訪日観光客の数字を見ても前年を大きく上回っており、このまま推移すると今年も新記録間違いなしという好調ぶりです。

でも、観光客が増えた原因を探ってみますと、その多くが円安による影響であることが明確で、その点を考慮するとと楽観してばかりはいられません。

なぜなら今の円安が円高に転じると、一気に訪日観光客は減少に転じると考えられるからです。

つまり日本への海外からの観光客が増えたのは円安という経済的魅力によるもので、日本の観光に魅せられたものでないからです。

そう思うのも訪日観光客が1000万人に達する道のりがあまりにも長すぎたからです。

それに1000万人を超えた今でも、世界の国々に比較して日本の観光国としての人気が低すぎるからです。

皆さんは世界の観光客統計を見たことがありますか?つまり世界各国の受け入れ観光客数とかそのランキングなどです。

最近偶然にそれを目にしたのですが、その実態にすっかり驚いてしまいました。

それと同時に大いに落胆してしまったのです。なぜなら日本を訪れる観光客が他の主要国と比べてあまりにも少ないことが分かったからです。

おそらく多くの日本人は、最近の観光客の増加ぶりからも、日本を訪れる観光客は他の国の観光客に比べても遜色がないと思っているのではないでしょうか。

ところがです。実態はその予想を大きる裏切るのです。

もちろん訪日観光客が1000万人を超えたという数字には何の疑いもありません。問題なのは他の国と比較した場合です。

わが国を訪れる観光客が1000万人を突破したと言っても、世界のランキングで見れば極めて低いところにしかいないのです。


日本の海外観光客は韓国より少ない!


どれくらい低いかと言いますと、まさかと思われるかもしれませんが、ランキングではお隣の韓国より低いのです。

それも今に始まったことではありません。韓国はもうずっと前から日本の観光客の数字を上回っているのです。

とはいえ韓国に負けてもなんとも感じないこともあります。

例えば「一人当たりの肉の消費量」とか、「美容整形外科医の数」などがそれに当たります。

それに反して「世界から訪れる観光客の数で」負けているというのは見過ごすことはできません

なぜなら、それすなわち国の勢いが韓国と比べて劣っているとか、国としての魅力がない、と考えられるからです。

つまり「日本という国が韓国よりマイナーな存在としてとられることが我慢できないのです。

でも他のことならいざ知らず、なぜ観光客の数で韓国に負けるのでしょうか。

これに対して納得できる答えを出すことができる人は果たしているでしょうか。

どんな風に考えても、世界遺産を初めとして観光資源の多い日本が韓国に負けるとは考えられません、

どう控えめに見ても、日本のほうが韓国より見るべき観光地は多いからです。


これについて一つ思い当たることがあります。それは世界遺産に関してのことです。

最近日本が行った世界遺産の申請に対して韓国が反対しているのです。

これって、韓国が観光客数において日本に逆転されたくないのが理由なのでは、

ふとそんな考えが頭をよぎりました。

まあなにはともあれ、いつまでもこんな愚痴を言っても始まりません。

要するに、いま日本に観光客が増えているのは単に円安による影響であり、観光国としての日本の魅力が上がったからではないのです。

それをはっきりを認識していないと、円高になったときの落胆が大きいのではないでしょうか。

以下は世界の国の観光客ランキングですが、どうかこの順位を見て落ち込まないでください。


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国別観光客(受入数)ランキング
2013年 【単位:千人】 

順位 国名 観光客数

1 フランス 84,726
2 アメリカ 69,938
3 スペイン 60,661
4 中国 55,686
5 イタリア 47,704
6 トルコ 37,795
7 ドイツ 31,545
8 イギリス 31,169
9 ロシア 30,792
10 タイ 26,547
11 マレーシア 25,715
12 香港 25,661
13 オーストリア 24,813
14 ウクライナ 24,671
15 メキシコ 24,151
16 ギリシャ 17,920
17 カナダ 16,590
18 ポーランド 15,800
19 マカオ 14,268
20 サウジアラビア 13,380
21 オランダ 12,783
22 韓国 12,176
23 シンガポール 11,899
24 スウェーデン 11,635
25 クロアチア 10,955
26 ハンガリー 10,675
27 日本 10,364
28 モロッコ 10,046
29 南アフリカ 9,537
30 エジプト 9,174

2015年6月14日日曜日

いまどき日本をロボット大国と思っている人はオメデタイ



日本人はこのニュースを<衝撃的>と思わなければいけない!

ごく最近、新聞に気になるニュースが載っていました。

それはアメリカで行われた災害救助用のロボットのコンテストに関するものです。

このロボットコンテストは米国国防総省主催のもので、この種のコンテストとしては最大級と言っていいほど大掛かりなものでした。

それは1位の賞金<2億5千万円>という巨額ぶりを見てもよく分かります。

それほどの大会だけに、世界各国から23ものチームの参加があり、その結果が大いに注目されていました。

ロボット大国を自認するわが日本は4チームも送り込むという力の入れようでした。

当然優勝も視野に入れ、4チームとも上位入賞が期待されていました。

ところがです。結果は4チームとも惨敗してしまったのです。

惨敗も惨敗、4チームの中の最高成績が10位という恐ろしい結果に終わったのです。

それで優勝がどこかと言いますと、なんと韓国ではありませんか。

まさかロボット大国日本が、韓国にお株を奪われるとは誰が予想したでしょうか。

これまでメディアはわが国のロボットに関して、<世界最先端の技術を誇っている>とか<ロボット大国日本>とかという風に、まるで<日本のロボット技術は世界一>と思わせるほど喧伝していました。

それだけにロボットに限っては世界を一歩リードしている、と多くの人が思っていたのではないでしょうか。

これまで韓国のロボット技術が日本に迫っている、などというメディアの報道があったでしょうか。

おそらく皆無と言って良いのではないでしょうか。

思えば東日本大震災のときもそうでした。福島原発の災害現場で調査に当たったロボットはフランスなど外国のものばかりでした。

あのとき、<なぜ日本のロボットでないのか>、と疑問に思った人は多かったのではないでしょうか。

肝心なとき活躍できるロボットがないのに、なぜメディアはわが国のことを長い間、<ロボット大国>などと呼び続けたきたのでしょうか。

それが不思議でなりません。

最後に付け加えることがあります。日経はこのニュースについて当初は何も伝えていませんでした。

そのことをすごく不思議に思っていました。

それが一週間も遅い今日(6月14日)になって、やっと <災害ロボット、日本惨敗の衝撃>というタイトルで報じているのです。

タイトルからして大ニュースと認めているのに、報道が1週間も後になったのはいったいなぜなのでしょうか。

これも実ににミステリアスなことです。

以下はこの大会について真っ先に伝えた報道各社の記事です。


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災害ロボコン、ヒト型のお株を韓国に奪われた 日本勢最高10位
2015年6月7日20時15分 朝日新聞電子版

国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)が主催し、米ロサンゼルス近郊で開かれていた災害対応ロボットの国際大会は6日、2日間の競技を終えた。23チームが参加、韓国チームが優勝し、賞金200万ドル(約2億5千万円)を獲得した。4チームが参加した日本勢は最高で10位にとどまった。


 優勝したのは韓国科学技術院のチーム。2本の足に車輪を組み合わせたハイブリッド型で、車の運転、バルブ操作、階段を上るなど八つの課題をすべてこなして完走し、タイムでも上回った。2位、3位には米国のチームが続いた。日本は課題を五つこなした産業技術総合研究所が最高で、東京大など他のチームは11位、14位と最下位。1チームは棄権した。

 大会は「災害時に人間とともに作業できるロボットの開発」が目的で、ほとんどのチームはヒト型ロボットを開発した。ホンダのASIMOなどで有名なヒト型は日本のお家芸とされ、一昨年の前回大会では日本のベンチャーが1位だったが、お株を奪われる形になった。4本足の軍事ロボットなどで知られる米ボストンダイナミクス社が開発したヒト型ロボットの提供を受け、独自の改良を加えて臨んだ米国チームが上位に並んだ。

 日本勢は、大会参加を課題にした経済産業省のプロジェクトが始まったのが昨夏。棄権した東大や千葉工大などの共同チームの代表、中村仁彦・東大教授は「準備が間に合わなかった」。国防総省の大会への参加の動機は「将来を見据えてヒト型の研究開発を一気に加速させる米国の狙いを感じた。乗り遅れないためには参加が避けられないと思った」と話した。(米ポモナ=嘉幡久敬)

朝日新聞電子版

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韓国ロボットが優勝 米競技会、技術力示す
がれきの上を歩く産業技術総合研究所のロボット「HRP2改」=6日、米カリフォルニア州ポモナ(共同)
 東京電力福島第1原発事故などを想定し、米カリフォルニア州で開かれた災害ロボット競技会の決勝戦は6日、韓国科学技術院チームのロボット「HUBO(ヒューボ)」が総合点で首位となり優勝した。200万ドル(約2億5千万円)が贈られる。
 米国やドイツの強豪が上位を占める中、韓国が技術力の高さを見せつけた。4チームが出場した日本は、産業技術総合研究所のロボット「HRP2改」が10位に入ったのが最高だった。東京大チームは11位。
 総合2位は米フロリダ州の研究機関IHMC。3位は米カーネギーメロン大のチームだった。
 多くのロボットが立ち往生した1年半前の予選と比べ、カートの運転やドリルを使って穴を開けるなどの難しい課題を次々にこなすハイレベルの戦いになった。(共同)
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賞金200万ドルの災害ロボット大会、韓国のヒューボが逆転優勝
2015年06月08日10時27分 
  KAISTのオ・ジュンホ教授研究チームが作った韓国のロボットが世界最強の災害対応ロボットの座に上がった。KAISTヒューマノイドロボット研究センターが開発したヒューマノイド(人間型ロボット)の「ヒューボ」がその主人公だ。

このロボットは5日から2日間にわたり米カリフォルニア州で開かれた米国防総省傘下の防衛高等研究計画局(DARPA)が実施したロボティックスチャレンジで総合優勝した。 

  この大会は日本の福島原子力発電所事故のような大型災害が発生した際に人の代わりに事故収拾を務めるロボットを開発するために用意された。

DARPAは▽自動車運転▽車から降りる▽ドアを開ける▽バルブを締める▽ドリルで壁に穴をあける▽険しい地形の突破▽階段を上がる――など8個の課題を最も速く終えたロボットに賞金200万ドルをかけた。

米航空宇宙局(NASA)など世界24チームが挑戦状を出し、韓国からはKAISTとソウル大学(ロボット名・トルマンSNU)、ロボット企業のロボティズ(ロボット名・トルマン)が参加した。 

  ヒューボは大会初日に壁に穴をあけるのに時間がかかり6位(7つの課題成功、46分4秒)にとどまった。だが、2日目には参加チームで最も速い44分28秒後に8つの課題をすべて終え逆転優勝に成功した。

2位はフロリダ大学人間機械研究所(IHMC)の「ランニングマン」、3位はカーネギーメロン大学の「タルタンレスキュー」となった。NASAの「ロボシミアン」は5位、MITの「ヘリオス」は6位、東京大学の「HRP2」は14位にとどまった。ソウル大学とロボティズはそれぞれ12位と15位を記録した。 

  ヒューボの“父親”であるオ・ジュンホ教授は、「今回の大会は完成されたロボットではなく完成まで行く段階を見せた大会だった。いまよりさらに完璧なロボットを作るのが目標だ」と所感を明らかにした。

オ教授は出国前に中央日報と行ったインタビューで、「ロボットは原子力発電所や戦場のような人が行けない所、医療現場などで切迫した人々のためにとても重要に使われるだろう。ロボット技術の発展は終わりがなく付加価値が大きい」と強調した。

オ教授は2004年に韓国初のヒューマノイドのヒューボを作った。その後人を乗せて歩く搭乗型ヒューボFX-1、最初のモデルに比べはるかに軽く速くなったヒューボ2など多様なモデルを開発した。今回の大会に参加したモデル「DRCヒューボ」は彼の指導でKAIST博士課程の学生10人、修士4人、校内ベンチャー企業のレインボーの博士4人がひとつのチームになって作った。 

  一方、今大会に出場した24チームのうち3位となったカーネギーメロン大学ヒューボを使うなど外国の10チームが韓国製ハードウェア(ロボット本体と部品)を使い大会中の話題となった。


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災害ロボット競技会で韓国のロボットが優勝
 [201567127] 日刊スポーツ

 東京電力福島第1原発事故などを想定し、米カリフォルニア州で開かれた災害ロボット競技会の決勝戦は6日、韓国科学技術院チームのロボット「HUBO(ヒューボ)」が総合点で首位となり優勝した。200万ドル(約2億5千万円)が贈られる。
 米国やドイツの強豪が上位を占める中、韓国が技術力の高さを見せつけた。4チームが出場した日本は、産業技術総合研究所のロボット「HRP2改」が10位に入ったのが最高だった。東京大チームは11位。
 総合2位は米フロリダ州の研究機関IHMC。3位は米カーネギーメロン大のチームだった。
 多くのロボットが立ち往生した1年半前の予選と比べ、カートの運転やドリルを使って穴を開けるなどの難しい課題を次々にこなすハイレベルの戦いになった。
 参加した24チームのうち、カーネギーメロン大や米航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所のように、手脚を折り曲げて地面を走り、目的に合わせて体を変形させるロボットの活躍が目立った。
 競技会は米国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)が主催し、5日から2日間の日程で行われていた。(共同)

2015年6月7日日曜日

ブラック企業やブラックバイト ・ 必要悪なのでは?



ブラック企業、ブラックバイトと騒ぎ立てる人が多い昨今だが

世の中には仕事を探している人はたくさんいます。でも仕事は簡単には見つかりません。

履歴書を何通も何通も書いて、数知れないぐらい面接を受けて、それでもなかなか決まりません。

すると人はどうするでしょうか。おそらく次第に条件を下げていくのではないでしょうか。

つまり30万円以上としていた給料を25万円以上に、土日休みを希望していたのに、土日出勤可能としたり。

要するに自分の求める条件を、企業側が求める条件に合わせてしくのです。

これを繰り返していくうちに、面接を受ける会社の条件は次第に悪くなっていくのです。

でもある程度までで歯止めがかかれば良いのですが、それがなければ条件の悪化は留まることをしりません。

そして気がついてみると、給料は20万円以下、夜勤あり、残業あり、土日休み月1回のみ、という最初に求めていた条件とは比べようもないような条件を呑んでやっと仕事が決まるのです。

でも、書いた履歴書20通、面接した企業30社以上というような人が、こうした条件を劣悪と言って拒絶するでしょうか。

いいえ、決してそんなことはないでしょう。

良かった!やっと仕事が見つかった。これで何とか生活ができる。条件は厳しいが、これが現実だから,不平を言わず、当分はこの仕事で頑張ろう。

おそらく、このように思って決意を固めるのではないでしょうか。

要するに人間は諦めることができ、それに環境にも順応しやすい動物なのです。

他人がブラック企業とかブラックバイトと言っても、当人たちにとってはその職場はいわば「飯の種」なのです。

ましてや、苦労に苦労を重ねて見つけた職場だと、いくら批判されても簡単に辞めたりはできないのです。


ブラック企業とはそもそもどんな企業のことを言うのだろう

そもそもブラックとはどんな企業のことを言うのでしょうか。

<給料が安い>、<残業が多い>、<休みが少ない>

まあこんなところでしょう。でもこうした会社をブラックと呼んで切り捨てても良いのでしょうか。

こうした条件にしなければやっていけないので、やむを得ずやっているのかもしれません。

世界中を見渡せばこんな企業は山ほどあります。

最近日本ではブラック、ブラックと人々は叫んでいますが、日本でブラックと呼ばれるような企業は外国にはゴマンとあるのではないでしょうか。

というより、もともとこうした企業は外国で生まれたのではないでしょうか。

国をあげるとすると、まずアメリカです。

なぜならアメリカには黒人をはじめ、人種がたくさん住んでいるからです。

差別は良くないと言いますが、人種には明らかにメジャーとマイナーがあります。

大雑把に分けると白人がメジャーで、それ以外がマイナーということになります。

人と同じように企業にもメジャーとマイナーがあります。

もちろんメジャーな仕事にはメジャーな人種である白人が就き、マイナーな仕事にはマイナーな人種が就くことになります。

こんなことはごく当たり前のことです。

そして心ある人は自分の力でマイナーからメジャーへと転進を図っていくのです。

でも決してマイナーな職場が無くなることはありません。

なぜなら、いつの時代もそうした職場を必要とする人がたくさんいるからです。

日本だけがそうではないとは決して思えません。

いつの時代でも、世界中どの国にでも

たとえマイナーで、ブラックと言われようが、そうした職場を必要としている人たちはいるのです。



2015年6月1日月曜日

日本はもはや勢いのある国でも優れた国でもない! ・ いま私たちはこのデータを直視しなければいけない



ブログサーフィンをしていると、大学生の読書について書いている記事に行き当たりました。

それによりますと最近の調査による大学生の1日の読書時間は平均26.9分で、ゼロの人が40.5%もいたそうです。

これに驚いて世界の学生の読書時間について調べてみました。

すると最もよく本を読むのは米国の学生で、中でもスタンフォード大学の学生などは年間に400冊もの本を読破しているのです。

これに対して日本の方は、トップレベルの大学の学生でもその10分の1の40冊程度しか読んでいません。

これはなんという差なのでしょうか。

読書量イコールインプット量です。

したがって日本の学生のインプット量10に対してはスタンフォードの学生は10倍の100になります。

これでは実力に差が出るのは当然です。

これで日本の先行きが危うくないはずがありません。

そんなことを考えていると、最近の日本の実力を知りたくなり、様々な分野の国際的な位置づけを調べてみました。

以下がそのデータです。


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日本の実力 ・ いまやランキング上位は高齢化率だけなのか?


■国民一人当たりGDP ⇒ 世界第22位(先進7カ国中最下位)

■国民平均年収 ⇒ 世界第17位

■経済成長率 ⇒ 世界第93位(もはや成熟国?)

■労働生産性 ⇒ 世界第21位

■労働時間 ⇒1745時間(世界平均1765時間)世界で20番目に長い。最も短いオランダは1381時間

■インターネット普及率 ⇒ 世界第19位

■住みやすい国ランキング ⇒ 世界第36位

■女性の社会進出度 ⇒ 世界第57位

■出生率 ⇒ 世界第179位

■世界遺産の数 ⇒ 世界第14位

■年間休暇日数 ⇒ 世界第20位 (トップのロシアは40日)

■高齢化率 ⇒ 世界第1位(25.08%でダントツの1位)

大学生の読書時間 ⇒ 米国大学生の10分の1(米スタンフォード大の学生は年間400冊を読破)