2011年3月31日木曜日

ブラックジョーク傑作集(その2)

東北地方太平洋沖地震「犠牲者への鎮魂歌」
              ブラックジョークをどうぞ

(1)エキストラ
エキストラ1万人を使った戦争映画が
驚きの低予算で仕上がったらしい。
なぜこんなに低予算であがったのか聞いたところ
「弾を全部実弾にした」とのことであった。

2chレスブック「ブラックジョーク」より

(2)酷い話
韓国の医学校で教師が生徒に聞きました。
教師「人間は38度を越えるとどうなるかね」
生徒「射殺されます」

ブラックジョークを延々とあげていくスレ「ブログch」
より

(3)これまた酷い話
大統領夫人「今後の夫はどうなるか占ってちょうだい」
占い師「・・・残念ですが、数日後に何者かによって暗殺されます」
大統領夫人「そう、では次に私は逮捕されるかどうか占なってちょうだい」

2chレスブック「ブラックジョーク」より

(4)オウムのジョーク
港のバーに黒人の船員が肩に巨大なオウムを乗せて入ってきた。
「こいつはすごいな。どこで捕まえたんだ?」とバーテンが尋ねると、
「アフリカさ!」とオウムが得意げにこたえた。

年末恒例ブラックジョークスレ、「ちょっとあれなニュース」より

(5)美しくてシンプルなジョーク
A子「男と女ってどちらが賢いのかしら?」
B夫「女に決まっているだろう」
A子「あら、悪い気しないけどなぜ?」
B夫「女は男と結婚するだろ、実に賢明な判断だ。しかし男も女と結婚するだろ、実に愚かで馬鹿な判断だよ」

ブラックジョーク書いてけ「ベア速」より

2011年3月30日水曜日

ニュージーランド地震の犠牲者・なぜ日本人看護師が多かったのか

ニュージーランド地震
ある「ツイッター」の書き込み

「ニュージーランド地震では大勢の看護師が亡くなった。海外に目を向けた医療関係者が多くなっているのですね。かたや国内は医療従事者の偏在が課題。閉塞感が原因?でしょうか」
3:15 AM Feb 27th Echofonから 1人がリツイート

上にあるのは2月末に「ツイッター」に書き込まれたニュージーランド地震についてのコメントである。

海外で起こったこととは言え、多くの日本人犠牲者を出した大きな地震災害であったにもかかわらず、その後すぐ起った東北大地震の陰にすっかり隠れてしまいこの地震についてその後の顛末などメディアが報ずることもほとんどなくなっている。

もちろん規模の上では東北大地震の未曾有の大災害とは比較することは出来ないが、あの地震の犠牲者には数はともかく一つの大きな特徴がある。

それは26名の死者(まだ2名が行方不明)の内その多くが看護師であるということである。

そう聞くと何か看護師の団体がツアーでこの地を訪問していたかのようも聞こえるが、そうではなくそれらの人々は現地に留学生として滞在していたのである。

ではなぜニュージーランドという地へ彼(彼女)らは留学におもむいたのであろうか。

一般的に日本人の留学先はアメリカとイギリスなどの欧米が主体であったはずなのである。

しかしこの人たちは違っていてニュージーランドを留学先に選んだのである。

その理由の一つはオーストラリアとかニュージーランドには看護師のための留学施設が多いということがある。

ちなみにネットで看護師留学として検索するとまっ先にに出てくるのがこの地の教育施設である。

第二に国際看護師という方向に進もうとする人たちは英語の習得が大切で、それには英語を母国語としている国できちんとした語学を習得したいという狙いもあったのだと思う。

それゆえイギリスに近い発音の英語が使われているニュージーランドを選んだのではないだろうか。

三番目の理由としては長期にわたる留学のコストを考えて英語圏では一番生活費がかからない国としてこの地を選んだとも考えられる。(ニュージーランドは物価が安い国として有名)

そもそもこの人たちがそうした生活環境を選んだのも将来は国際看護師として世界各地で社会貢献を果たそうという高邁な目的をもっており、物見遊山で留学したのとは大違いで将来の活動に備えた倹約精神も十分に備えていたと思われるからである。

私は3月23日のブログに「社会起業とは何か?・いま世界の若者の熱い視線を浴びる社会貢献とは」というタイトルの記事を書いた。

その中で「今の若者の中には社会貢献に大きな関心を抱いている人たちが多い」と述べたが、まさに今回のニュージーランド地震の犠牲者こそがそういう人たちであったのに違いない。

これこそがいま若者に社会貢献を目指す者が多くなったという証左である。

そうした高邁で立派な目的を果たすことなく彼(彼女)たちが海外の地で尊い命を失ってしまったのは悔やんでも悔やみきらない。

私たちは「社会貢献」という誇らしい夢を抱きながら異国の地で散っていったこの人たちのことを決して忘れてはならない。

2011年3月29日火曜日

氾濫する「e-」から始まるIT用語・でも私たちはこれに馴染まなければいけない

今年も確定申告に時期になって目立っているのが「e-Tax」というIT用語である。

e-Tax つまり自宅や会社のパソコンを使って確定申告を行うことを言うのだが、国税庁の熱心なPRによりこのところ徐々に利用者が増えてきているようである。

さて、わが国では今や国民の8割もの人々が何らかの形でインターネットにかかわっていると言われている。

このように否応なしに「IT社会」の中にどっぷり浸からされている私たちではあるが、そんな日常生活において報道メディアや書籍などを通してやたらとアルファベットの「E」という文字から始まる用語が氾濫していることにお気づきであろうか。

やれe-mailとか、やれe-bookだとか、新聞や雑誌などでおよそこうした文字を見ない日はないと言っていいくらいである。

EはElectronicの頭文字なのであるが、では「e」がつく用語というのにはいったいどんなものがあるのだろうか。

さっそく「IT用語辞典」で調べてみると以下のようなものが載っていた。

eのつくIT用語一覧

e-bid
e-billing
☆ e-Book   電子書籍。今後紙の本と入れ替わるか
e-bookstore
e-Bookリーダー
e-dictinary  今や学生の多くが使っている
☆ e-Government   電子政府。日本は世界17位
e-Japan strategy
e-Japan構想
e-Japan戦略
☆ e-learning   パソコンで学べる様々な教室
☆ e-mail   今やなくてはならない
☆ e-mail address   あなたは何件?
e-mail bomb
e-mail software
e-mailクライアント
e-mailソフト
e-marketplace
e-money band
☆ e-map  グーグルマップが有名
☆ e-money  お財布ケイタイもこの種類
☆ e-newspaper 新聞購読を止める人が増えている
e-piano  パソコンでピアノが弾ける
E-R図
☆ e-school  学校に通えない人のために
e-shop
e-store
☆ e-tax 今後利用者は次第に多くなる
☆ e-textbook 電子教科書 韓国では導入を決定
e-typing

ざっとこれぐらいである。

でも私が調べたのは一つのIT用語辞典だけであって、さらに他の辞典を当たれば数はもっと増えるに違いない。

上記の用語で☆印をつけたものが今のところ使用頻度の高いものであるが、今後新しい用語は益々増えると思え、それに連れて使用頻度にも変化が及ぶに違いない。

先ほどのe-Taxの確定申告ではないが、今やITは我々の生活のあらゆる分野で密接に結びつき始めており、21世紀に生きるものとしてはもはや避けては通れない道であり、それ故にもし苦手意識があれば早くそれを捨てて、少なくとも上にあげたようなIT関連用語にはできるだけ親しんでいきたいものである。

これまでのブログでも取り上げてきたが、今日本は隣国の韓国に携帯電話の世界市場での大惨敗をはじめ、国を代表する政府に関わる「電子政府」ランキングでも韓国の第1位に対して日本は17位という体たらくぶりである。

このように今や日本は決して世界に誇る電子立国とは言えなくなっているのである。

このことを国民一人一人が深く認識することこそが、名誉挽回への第一歩となるのではあるまいか。
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2011年3月28日月曜日

韓国が第1位、日本はなんと17位・2010年「電子政府」国際ランキング


電子政府」国際ランキング

1位  韓国
2位  米国
3位  カナダ
4位  英国
5位  オランダ
6位  ノールウェイ
7位  デンマーク
8位  オーストラリア
9位  スペイン
10位  フランス
・ ・・・・
17位  日本

(2010年国連調べ)

上の順位は日本にとっては非常にショッキングなデータである。

これは国連が発表した2010年度の「電子政府」の国別達成度ランキングなのである。

なぜショッキングかと言えばIT関連では何かにつけて日本と比較されるお隣の韓国が米国を凌いで第1位に踊り出ているのに対してわが日本はベストテンにも入れず17位と先進国の中でも大きく遅れをとっているからである。

つまり韓国の1位でまずショックを受け、次いで17位と惨敗の日本の順位にまたショックを受けるという言わばダブルショックの状態なのである。

しかも「電子政府」というように国の中枢である政府が先端技術を駆使して競うIT関連の環境整備競争に敗れたということは近年に於けるわが国の弱体化をよく物語っているのではあるまいか。

では、この「電子政府」とはいったいどのようなものあり、またその目的とすることは何であろうか。
それについての解説をIT用語辞典で見てみよう。

電子政府 【electronic government】

コンピュータシステムやインターネットを利用し、処理を電子化した行政機構。

公共工事などの業務発注や、住民票登録などの各種手続き、行政文書の管理などにコンピュータシステムやインターネットを活用することで、効率化とコスト削減、サービスの質の向上をはかる。

また、情報システムとネットワークの利用により、情報公開や手続きの簡略化も期待されている。
1999年に策定された「ミレニアム・プロジェクト」の一環として電子政府の実現がうたわれており、具体的目標として、2003年に行政手続きの大半をペーパーレス化することを目指している。

実現すれば、役所への手続きが自宅のパソコンから行えるようになったり、行政の持つ様々な情報がインターネットを通じて閲覧できるようになる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さてIT関連ではこのところ何かにつけて隣国「韓国」に遅れをとってきているわが日本であるが、人口がわが国の3分の1でしかない国に多くの分野でいつまでもズルズルと負け続けている場合ではない。

この辺でいいかげんにはっきりと韓国をライバルとして位置づけ、「打倒韓国」というしっかりとした
目的意識の元で名誉挽回を図っていかなければいけないのではないだろうか。

わが国の国力回復の為にも奪われた地位は何が何でも取り戻さなければならない。

参考文献 「ソーシャル社会が日本を変える」アスキー綜合研究所

2011年3月27日日曜日

紙の本と比べた電子書籍の利点・Advantage of digital book compared with hardbound book


アップル社の「ipad」が発売されて以来、日本では各社が電子書籍端末の新商品開発にしのぎを削っている。

その中でも注目に値するのは最近「ダイヤモンド社」が開発したDReaderというiphone向け電子書籍だが、それには画期的な動く図表などの機能などもついていて大変好評を博しているようである。

さてひとくちに電子書籍端末と言っても専用リーダーをはじめ、パソコン向け、iphone向けとその種類は実に多様でありまさに百花繚乱の観を呈している。

ではそうした多種多様な端末だが、それらの機能を総合的に眺めてみて従来の紙の本に比べてどういった利点があるのであろうか。

本日のブログではそれについてジックリ探っていきたい

紙の本に比べた電子書籍の利点

・ 字の大きさ、行間隔などが調節できる
 
高齢化社会を反映してか、最近は普通の活字より2倍ぐらい大きい大活字本と称する本も出回  っているようだが、ほとんどの電子書籍にも文字の拡大機能がついており簡単に文字サイズを変更でき、お好みの大きさで読むことができる。。

・ マーカー機能がついている
  
先ほども取り上げたダイヤモンド社の「Dreader」にはマーカー機能がついており、重要箇所に色付けができるようになっている

・ 辞書機能がついている
  
今のところこの機能がついている機種それほど多くはない(最後の「注」参照)が、わからない語句の意味などが端末内で簡単に検索できる

・動く図表などの機能もついていて臨場感が味わえる
  
これも「Dreade」だが、経済書などには図表が多く載っているのだが、それを動かすことができ臨場感を味わえる画期的な機能がついているのである。
これは非常にインパクトがあり、読み続けても厭きないに違いない。

・ 本屋や図書館がないところでもすぐ読める
 
いつでも本屋や図書館と一緒にいるようなもので心強いことこの上ない


以上主だった電子書籍の利点を挙げたが、この他にも紙の本にはないいろいろな利点ががるが、それについては実際に手にとってお試しのほどを・・・。

さてこの分野でも日本より一歩先んじているアメリカでは2009年現在で電子書籍のシェアは8%まで達しており、近い将来20%ぐらいまで増えていくと予想されている。

一方日本ではまだそこまではいっていないが、上記のような電子書籍の利点を正しく知ることにより今後大きく伸びていくことは間違いないであろう。

(注)辞書機能について
米Amazon.comが無料で提供するiPhone、iPad向けの電子書籍リーダーアプリ「Kindle for
iOS」に辞書機能が搭載された。またハード機器のKindleのほうはソーシャルメディアとの連携機能が搭載されたし、Appleが提供する電子書籍リーダーアプリiBooksにも辞書機能が搭載されている。米IT大手間の電子書籍リーダー開発競争のおかげで機能拡充がハイピッチで続けられているわけで、もはや紙の本は不要とまで思えてきた。

参考文献 「ソーシャル社会が日本を変える」 アスキー総合研究所

2011年3月26日土曜日

世界市場のシェアで韓国に大きく差をつけられいる・Made in Japan の携帯電話

サムスン galaxy

いったいこの大差はどうしたことだろう

ほんの一昔前まではパソコンや携帯電話の分野では世界の市場を席捲していたMade in Japanの製品だが、

それももう過去のこと、今では見る陰もないぐらい凋落しており、サムスンやLGなどの韓国メーカーに大きく水を開けられてきているのである。

日本国内でのサムスンやLGのケイタイ普及率は5%ぐらいなのだが世界に目を移せば、最近のデータによるとサムスン18.5%LG6.5%

韓国勢のシェアは25%以上で実に世界市場4分の1を占めているのである。

それに対して日本の世界市場でのシェアは僅か4%強に過ぎないのである。

それにしても韓国のこのところの躍進振りには目を見張るものがある。

その理由はいったい何なんだろう

品質的には日本のものと比べてまったく遜色がないどころか日本や世界から優秀な技術者を引き抜いて品質強化をはかり、今ではスマートフォンの分野ではむしろ日本製を凌ぐほど高品質になっているのである。

さらに米国やヨーロッパで莫大な経費を使って強力なマーケティング活動を展開している。

それに加えて価格面で日本より有利なことも躍進の大きな理由になっている。

こうした破竹の勢いの韓国に対して日本ははたしてこの分野で巻き返しが可能なのであろうか。

もし可能だとしてもそれは韓国が日本に追いつくのに要したと同じように長い道のりになることだけは間違いなさそうである。

今や日本は韓国に学ぶ時代になってきたのであり、したがってまずは韓国のいいところを取り入れて一刻も早く追いつかなければならないのであり追い抜くのはその後のことなのである。




2011年3月25日金曜日

「W A N T E D」賞金1000万円!・高額賞金つき指名手配犯捜査ポスターが並ぶ警察「掲示板」


警察の懸賞金ポスターと聞いてすぐ思い出すのはむかし西部劇映画でよく見た「WANTED」という大きな見出しと似顔絵のついたポスターである。

でも今は西部劇が廃れてしまいほとんど目にすることはなくなった。

かわりにと言っては何だが、時代こそ違えいま日本国内でこの手のポスターを非常によく目にするようになった。

先日も駅前を歩いていると出来たばかりの交番の前の掲示板に賑やかに貼られているのを目にした。

いずれのポスターにも高額な賞金とともに人相の悪い犯人の顔が載っている。

ポスターだけではない。

その交番から近いJR改札口の前に大きな電光掲示板があり、そこでも時おり大きな写真と共に多額の賞金額が示された指名手配犯人の情報提供の広告が流されているのだ。

いま警察の殺人犯などの凶悪犯検挙率は一時に比べて随分下がっているようであり、そのためあの手この手の捜査作戦を展開しているようだ。

それにしても賞金の金額が半端ではない。

今回このブログに載せているポスターでもすべてが300万円~1000万円ぐらいであり、金額そのものはなかなか魅力的なものである。

それはそうだろう。

これまで警察が総力をあげて捜査してもなおかつ検挙できなかった犯人を安い賞金で検挙につながるような有力情報を得ることなど出来ないだろうと思えるからである。

でもこの金額もアメリカの賞金に比べたらどうも一桁違うようである。

何につけても差が大きい日米の数字だが、この分野も例外ではなく大きな差があることをあらためて思い知らされた。

何はともあれ、犯人検挙に向けた日本警察の健闘を祈る。

2011年3月24日木曜日

暇つぶしの「お遊び」なのか・TVへのTwitter の書込み


ネットでUSTREMの震災のニュース報道を見ていると画面の右横で文字がチラチラするのが凄く気になる。

いま流行中のTwitterの書き込みである。

この書き込み文字制限は140字だというのだが、それにも満たない50字前後のものも随分と多い。

これほど字数が少なく、しかもセンスの乏しいメッセージを目にすると何か外野席から飛んでくる「ヤジ」のようにも感じてくる。

およそ文章とは読んだ後で何かを人に感じさせるものだが、こんなに短い文章を目にしても感想などはまったく浮かばない。

それに画面での滞留時間が短くてインパクトも乏しくて印象などを感じる余地もない。

いったいツイッッターの魅力とは何なんだろうか。

またどういった人たちがこれに参加しているのだろうか。

当方としてはこれに対して何の魅力も感じていないだけに、この「書込み」が熱狂的に盛り上がっている昨今の社会現象を非常に不思議に思う。

それだけではなくツイッターとは暇つぶしにやっている人が多く、単なるトラフィック(ネット上のデジタルデータ)を浪費するだけの意味のないことだとも思っている。

この書き込みを目にする度に「いったい誰が、何が面白くて、何の目的でやっているのか?」という疑問がいつも頭にもたげてくるのである。

でも今のこうした盛り上がりに反して最近では一部に反旗を振りはじめた人々もいる。

そしてそれらの人々は口々に「ツイッターはくだらない」とか「ツイッターはつまらない」などと声を大にして叫び始めているのである。

ネットに載っているそうした人々の声の一部をご紹介する。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ツイッターに疲れてやめたい人々の声

・やってみたけど、何だか疲れた」原因は何なのか
・キツい書き込みで相手からアクセス禁止
・もう半年くらいやってるけどtwitterでも頻繁に会話する相手が特に居ない
・何人かやりとりする奴はいるけど、こっちから食いつかなきゃ  会話にならねーし
・知り合いをフォローしたら毎日楽しそうな書き込みをしてて見 てるのがつらい

などなど、もてあまし気味のユーザーの嘆きが並ぶ。
・・・以下は「2ch」より

2011年3月23日水曜日

社会起業とは何か?・いま世界の若者の熱い視線を浴びる「社会貢献」とは


【3月12日から11回連続で掲載の東北大地震特集シリーズは3/22掲載分をもって終了させていただきました】

いま若者の職業選択に新しい潮流が!

米国の大学生就職人気ランキング1位に「NPO法人」

昨年(2010年)のアメリカの大学生就職戦線において人気ランキング1位になったのはなんと「Teach for America」というNPO法人であった。

IT業界で今をときめくグーグルやアップルの超人気企業を差し置いてこの非営利団体がトップの座に踊り出たのである。

これはにわかに信じ難い話ではあるが歴然とした事実なのである。

いったいアメリカの学生に今何が起っているのであろうか。

それを説明するにはまず「社会起業」と今の大学生を取り巻く状況について述べることなくしては始まらない。

いま世界の大学トップの座に君臨するハーバード大学ビジネススクールでは「社会起業コース」が1番の人気であると言う。

ハーバードほどの名門大学の学生をそれほどにを引き付けている「社会起業」とはいったいどういったものなのであろうか。

インターネットによれば社会起業とは「社会にはびこる諸問題を解決してその建て直しに貢献する組織の設立および運営のことを言う」という説明がある

TEACH for AMERICAとは

ではその組織の筆頭核であり、アメリカの大学生就職人気ランキング第1位に輝いた「Teach for america」とはどんな組織であるのだろうか。

「Teach for america」とは教育のよく行き届かない米国の貧困地域に有名大学卒の学生を送り劣悪な教育環境を改善する事を目的として設立された組織である。

ではそうした組織に超一流企業を蹴ってまでなぜ学生の応募が殺到するのであろうか。

これははっきり言って非常に理解に苦しむ現象である。

なぜなら資本主義経済社会のトップに君臨するアメリカという国に居ながらなぜNPOのように例え利益が上がってもその配分が法的に禁じられているいわば資本主義経済の対極にある組織にそれほどの魅力を感じるのであろうか。

それについては結論から述べると「アメリカのエリート学生たちが現代社会に潜む様々な歪を解消しようと一念勃起して社会貢献のためにに立ち上がったのだ」と言えるのではないだろうか。

「Teach for America」ほどではないが同じように学生の人気になっている組織に「Room to Read」というNPOがある。

その組織の理念とは次のようなものである。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

世界には今なお、読み書きが出来ない人が7億人もいます。

学校に行くことができない子どもたちだけでも1億人にのぼります。

教育の欠如は、貧困の連鎖を生むだけでなく、母子の健康に悪影響を及ぼし、乳幼児の死亡率を高め、子どもや女性の人権侵害の原因にもなります。

開発途上国の経済を発展させ、母親と幼い子どもたちを伝染病から守り、少年兵少女売春などの子どもの人権侵害を無くし、女性を社会的に解放するためには、教育、特に初等教育の普及が最も有効であることは、国連やその他の学術機関による調査で明らかになっています。

私たちルーム・トゥ・リードは、アジア、アフリカの開発途上国において、現地のNGOや村の人々などのコミュニティと協力して、学校や図書館などの教育に必要な施設を建設しています。

また、現地語や英語の図書を寄贈したり、少女が学校に通えるようにするための奨学金を提供するなど、さまざまな方法で教育の機会を提供しています。

教育は、子どもたちにとって生涯の贈り物になります。

教育は、子どもたちだけでなく、家族や家族を取り巻く町、村、国、そして次世代の社会や経済を変える力を持っています。

教育は未来への希望を生み出します。

子どもたちに未来を。
子どもたちに希望を。

教育をとおして、子どもたちに提供する。
それが私たち、ルーム・トゥ・リードのミッションです。

(出典:ユネスコ)

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アメリカほどではないが日本にも今「社会貢献」の波は押寄せてきている。

社会貢献型自動販売機

例えば街角の自動販売機で「1本お買い上げごとに~円を世界の貧困を救う社会貢献団体に寄付します」等というキャッチコピーをご覧になったことはないだろうか。

これなどはまさしく飲料会社のCSR(企業の社会的責任)を果たす運動の一環であり、これから企業が避けては通れない動きを示す一例である。

東北大地震では各企業が競って救済運動を展開

また今回の東北大震災では各企業は先を争うように震災地の住民に対して様々な救済運動を展開している。

こうした動きを見てもいま企業が大きく社会貢献に目覚めてきたがゆえである。

面接の自己PRで社会貢献を口にする学生が多い

また「最近の学生の就職活動では面接の自己PRに際して社会貢献を口にする学生が多くてもう辟易するぐらいだ」と愚痴をこぼす人事担当者も多くなっている。

いま若者の社会貢献にかける気持は熱く、この潮流はしばらくは止まらないのではなかろうか。

参考文献「社会貢献でメシを食う」
竹井 善昭著 米倉 誠一郎 (監修) ダイヤモンド社

2011年3月22日火曜日

理路整然としたわかりやすい説明の「枝野官房長官」記者会見・かつてこれほど洗練された応答ができる人がいたであろうか


人は危機に際してその本質がわかると言われる。

それを見事に証明したのが今回の震災での記者会見おいて理路整然とした見事な応答を堂々と展開している枝野官房長官ではないだろうか。

これまでの歴代の官房長官を思い出してみて、およそ今の枝野長官ぐらい見事に説明責任を果たせる人が果たしているだろうか。

歴代の長官を十分ウオッチしてきた者としてその答えはノーである。

ではここで過去数年間の歴代の官房長官について眺めてみよう。

細田博之  小泉内閣  2004〜2005
安倍普三  小泉内閣  2005〜2006
塩崎泰久  安倍内閣  2006〜2007
与謝野誓  安倍内閣  2007
町村信孝  福田内閣  2007〜2008
河村建夫  麻生内閣  2008〜2009
平野博文  鳩山内閣  2009

ご覧の通りこのところの総理大臣がコロコロ変わる短い政権のあおりを受けてどの人をとっても官房長官の在任期間も短い。

それだけに印象も薄いが、少なくともこれらの人々の誰をとっても、もし彼らが今回の震災のスポークスマンとして立ったとしてもけっして今の枝野長官以上立派に役割が果たせるとは思えない

いずれの人を見ても枝野長官より政治家としての経験も長く年齢的にもかなり上の人が多いにもかかわらずである。

さてこうした枝野長官ではあるが、記者会見で立派なところはいったいどのような点であろうか。

以下インターネットサイトに載せられているそれについての的を得た意見をご紹介することにする。

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枝野官房長官の説明のすばらしい点

1. しっかりとした口調で、ゆっくりと、文節を切りながら説明する。

2. 原稿を読まずに自分の言葉で話す。

3. 記者を指名する際、回答する際に目を見て答える。

4. (放射能漏れしているなどの)可能性を否定せず「可能性はあるが」と受け止める。

5. 専門家の判断が必要な部分については、その旨を述べつつ、自らの見解を示す。

6. 誤解が起きそうなところを繰り返し、説明する。

それはそうと気になるのは不眠不休で今回の非常事態に臨んでいる官房長官の健康状態である。

いったい睡眠時間や安息時間はどのようなものなのであろうか。

気になる枝野長官の睡眠時間

・枝野まだ寝てないの?!早く寝て!倒れるよまじで
・枝野が105時間寝てないだと…? マジ寝てくれ
・また枝野緊急登板させるのか
・俺の枝野がこんなに寝てないわけがない
・枝野寝ろ・菅起きろ

      ・・・・・以下はインターネット「枝野官房長官」及び「2ch」より

2011年3月21日月曜日

今回の東北大地震に対する「内外の募金活動」その凄い勢い・タイのスラム街で1日90万円の募金!

日本のために祈りを捧げる
日本のために祈る

今回の東北大地震のニュースはインターネットのおかげもあっていち早く衝撃映像と 共に世界の隅々まで流された。

そのせいもあって今世界各地で凄い勢いで募金活動が展開されている。

その一連の海外の募金活動ですごいと思われたのは21日朝のNHKで流されたタイのスラム街の募金で1日に90万円という金額が集まったと言うことである。

貧困にあえぐスラム街においてなのである。

これは驚くべきことで、それほど今回の日本の大地震に対する世界の人々に与えた衝撃はおおきかったのであろう。

2011年3月20日日曜日

地震予知ははたして可能なのか・巨額予算は無駄になってはいないのか・Is the earthquake prediction really possible?


未曾有の大災害ともいわれる今回の東北大地震ではその予知予防にまったくと言っていい

ほど貢献できなかったこの分野における学者や研究者の方々のその無念な心中は察して余りある。

おそらくこうした関係者の方々の中には無力感や脱力感で打ちひしがれている人も多いかと思われる。

それに関しては深い同情の念を禁じえない。

だが、今回彼らが苦心して予防のために築き上げた10メートルもの防ちょう堤さえまったく役に立たず、まるでそれをあざ笑うかのように津波は楽々と堤防を乗り越えて当該地域をはじめ東北地方や東日本各地に膨大な数の死者を伴う未曾有の大被害を与えたのである。

こうしたことから考えて、果たして今後も地震の予知や予防は可能なのであろうかと疑問を抱かざるを得ない。

したがって従来と同じような方法や手段で数百億円とも言われる巨額な予算を当ててこのまま予知・予防活動を続けていいのだろうか。

このことに関しては少なからずの疑問を抱くのは私に限ったことではないだろう。

すでによく知られていることだが津波という日本語がTSUNAMIという英語になるほど日本は世界屈指の地震大国であり、どの国よりこの分野での研究は進んでいるはずである。

まして近い将来必ず起こるだろうと予想されている東海地震や南海地震などの予知活動が進んでいる最中に勃発したの今回の巨大地震の予知・予防についての失敗は大きな禍根を残しそれ故に国民の不安を益々増幅させることは間違いない。

また今回事態をさらに悪化させたのが原子力発電所の爆発事故である。

これについては外部に漏れ出た放射性物質の問題を筆頭にまだ収拾の目途がたっていない中ではあるが、例え最悪の事態になる前に終息したとしてもそれで問題を終わらせるのではなく、我々国民としては今後この原発問題はこれまで以上に注視していかなければならない。

つまり原子力発電存続の是非の論議、また電力会社に対してのさらなる情報開示についての要求など従来よりもより強力な手段を講じていかねばならない。

今回の福島原発は世界中の人にも少なからずの不安を抱かせており、原発を抱える国々ではいずれもこれについての再考の動きを見せている。

かつて原爆を体験した我々日本人は何よりも放射能のこわさをよく知っている国民である。

その日本がまたしも放射性物質の漏洩に脅かされているのである。

どうやら私たち一人一人は今回のことであらためて原発について深く考え直さなければならないようである。

2011年3月19日土曜日

インターネット「USTREAM」で世界を駆け巡る・NHK WORLD「東北大地震」衝撃の震災映像


今回の東北地方大地震は21世紀に起っ災害としてはおそらく世界最大のものであり、特に同時に起った大津波は過去に例を見ないほどの巨大なものであった。

その巨大な津波が東北地方の町々を一気に飲みこんでゆく衝撃的な映像は世界中の人々に大衝撃を与えた。

それだけではなくそれに輪をかけるように人々にショックを与えたのが最も恐るべき災害であると思われる原子力発電所の爆発事故である。

これに伴う放射物質の漏洩は日本国内はおろか世界中の人々にはかり知れない恐怖を与えている。

こうした衝撃的な映像がリアルタイムにインターネットを通じて世界の隅々まで流されたのはネット普及が世界中に浸透したおかげであり、おそらく今世紀で最も多くの人々が今回の津波をはじめとした震災の壮絶なシーンを目撃したに違いない。

こうした映像の世界中での放映を可能にしたのがインターネットの「USTREM」であり、またそれを製作した「NHK WORLD」の力なのである。

今全世界のメディアは連日競って東北大地震の様子を報道しているが、その中でやはり臨場感をもって伝えることができるのはTV(Video)であり、アメリカCNNやイギリスBBCなどはじめ世界中のTV局がNHK WORLDが製作した映像を動画配信のUSTREMを通じて流しているのである。

これこそインターネットが可能にした世界同時一体化なのではないだろうか。

まさに今の時代私たちの手の中には世界が握られていると言っても過言ではない。

Link
http://www.ustream.tv/channel/rink-world-tv
NHK WORLD NEWS
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2011年3月18日金曜日

「マイブログ」アクセスランキング・Best10 (2010/07~2011/03)

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「生涯現役!!日記」投稿アクセスランキング(2011/3/18)

(1)迫力が違う米国「CNN」の東北大地震報道映像・「NHK」の国内向け映像とはなぜ大きく違うのだろうか
2011/03/13 162 ページビュー

(2)日本の喫煙率「世界ワースト4」・世界禁煙事情
2011/01/02 155 ページビュー

(3)危険率「1対15」・日本とアメリカの警察官の給料「3対2」の現実
2010/11/05 143 ページビュー

(4)ブログ投稿数でわかるアジア国別「英語力ランキング」
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(5)身近な商店街にもシャッター通りの兆しが・・・
2010/08/15 109 ページビュー

(6)会社の朝礼 「社訓」や「社是」の唱和は今も健在なのだろうか・今は懐かしい電通 「鬼の十訓」
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(7)「動物の地震予知能力」は本当にあるのだろうか?・Earthquake Prediction By a...
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(8)「日本・中国・韓国」3国の学生「英語力比較」・ English language skill of ...
2011/01/16 91 ページビュー

(9)世界でいちばん遅い日本の父親の帰宅時間
2010/08/19 75 ページビュー

(10)How is your sexlife?・性生活に力点をおかない日本人の生活スタイル
2010/10/23 70 ページビュー

2011年3月17日木曜日

なぜ地震の少ないヨーロッパに白人が多く住みついているのだろうか・地震の多発地に住む日本人の素朴な疑問

何故白人は地震の少ないヨーロッパに住み着いたのか

今回もそうだが、大地震が起る度に思うことがある。

それはいつも決まったようにアジアとか中東とかあるいは南アメリカの国々ばかりで地震は

起り、先月起ったニュージーランド地震は例外として、白人が多く住むヨーロッパではほとんど起っていないのである。


まず下の二つの表を見ていただきたい。



20世紀以降の世界の地震規模トップ10

地震規模                地震名        発生日          被害等
M9.5          チリ南部地震   1960.05.22     現地大被害、日本に津波
M9.3          スマトラ・アンダマン地震(津波)  2004.12.26   インド洋全域に大津波

M9.2          アラスカ地震    1964.03.28      広域地殻変動、大津波
M9.1          アリューシャン地震  1957.03.09  広域地殻変動、大津波
M9.0          カムチャツカ地震   1952.11.04    大 津 波
M8.8          コロンビア地震       1906.01.31        大津波、広域被害
M8.8          チリ中部地震          2010.02.27   広域被害、日本に津波
M8.7          アリューシャン西部地震  1965.02.04     大津波
M8.7          スマトラ地震    アッサム地震  1950.08.15   断層、山崩れ、土石流
 

20世紀以降の世界の地震被害ワースト10
    
 死不明数                         地震名(震災名)                       発生日        被害等
242000〜655000(75万?) 唐山地震(中国河北省) 1976.07.28   新興都市が壊滅
283000〜330000     スマトラ・アンダマン地震(津波)  2004.12.26   インド洋全域に大津波
220000〜246000    海原地震(中国遼寧省)             1920.12.16 地滑りや雪崩で壊滅的被害
  
210000〜230000     ハイチ南部地震   2010.01.12   烈震で首都が壊滅
99000〜143000        関東大震災(大正関東地震) 1923.09.01   都市火災で東京壊滅
75000〜110000(20万?) メッシナ地震(南イタリア) 1908.12.28 激震と津波で壊滅的被害
86000以上                    カシミール地震 2005.10.08 山麓の町の多くが壊滅
70000〜87000(9万超?) 文川地震(中国四川省)   2008.05.12   人口密集地に激震
4000〜80000(20万?) 古浪地震(中国甘粛省) 1927.05.23 断層、大被害、不明多数
50000〜70000          ペルー地震   1970.05.31   土石流が被害拡大

表はインターネット「G−ma地震研究シリーズ/E-007」より

上の二つの表に載っている過去に大地震が起った国々は初めにあげた地域の国ばかりでヨーロッパで起こったのは1908年南イタリアのわずか1件だけである。

地域的なこのアンバランスはいったいどうしたことだろうか。

もちろん「地理的な条件である」と言ってしまえばそれで終りである。

そうではなくて知りたいのは何故そうした地震のない住みやすい地に白人が居ついているのかということなのである。

それは古代文明において頭のいい人種である白人がまっ先に天変地異の少ない地域を選んで住みついたからなのだろうか。

それを証明するための一つの例だが、例えば日本でも軽井沢のような風光明媚な地には最初に西洋人が目をつけて住みついてしまったのである。

それに比べ大陸から追われてきた日本人はやむをえず条件のよくない天変地異の多いこの地の方々に住まざるを得ないという貧乏くじを引いてしまったのだろうか?

今回は東北大地震にかこつけて、まるでやっかみのようなブログを書いているのだが、これは何もヨーロッパに対するあてつけではない。

そうではなくて、何故日本人はかくも条件の厳しい地に住まなければならなかったのかという、その原因について考えてみたかったからである。

でもこうした遠大とも言うべき疑問がそう簡単に解けるはずがない。

今後も大地震が勃発する度にこの疑問は頭にもたげてくるとは思うが、まあ気長に考えてみることにしよう。

  インターネット「教えてgoo」参照

世界原子力発電事情・日本は世界第3位の原発大国 ・だが今は大危機に直面!

白煙をあげる福島原発(2011/3/14)


世界の原発分布図
 

世界の原発事情

今回の東北地方太平洋沖大地震によって甚大な被害を受けた福島原子力発電所は

数回に及ぶ爆発を起こし、それによる放射性物質の漏洩もあっていま国内は及ばず世界中に大きな衝撃を与えている。

これを受けて海外ではいま原子力発電所の安全性の議論が沸騰している。

さて21世紀のいま世界における原子力発電の勢力図と実際の発電量はどうになっているのだろうか。

それについてここで簡単に説明しておくことにする。

まず現在の世界の原子力発電を規模の点から眺めると日本は米国、フランスに次いで世界で3番目の原子力大国である。

また昨年はわが国の原発業界のとっては喜ぶべき次のようなニュースも流された。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

メイド・イン・ジャパンの原子力発電所、世界へ!

このほど、ベトナムが進める原子力発電建設工事を、日本企業が受注することがほぼ確実になった。

このところ原子力の受注競争で連敗中だった日本がリベンジを果たした背景には、官民一体となった体制整備があった。

韓国、フランスに競り勝つ

10月末、ベトナムが進める原子力発電所建設プロジェクト第2期工事を、日本が受注することがほぼ確実になった。

同国ホーチミン市北東・ニントゥアン省に建設予定の100万kW級原子力発電所2基で、プロジェクト総額は1兆円規模にもなると報じられている。

わが国の新興国からの原子力発電所建設受注は、事実上、これが初めてのことである。

インターネット「All About business」より

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

現在日本は全発電量の約4分の1を原子力に頼っている。

そのウエイトが大きい故に今回の事故による運転停止は電力の安定供給に深刻な影響を与えており、その結果東京電力や東北電力は「計画停電」に踏み切らざるを得なかったのである。

現在日本で稼働中の原子炉は54基で2009年までの延べ操業年数は(1439年)であり、稼働実績面では米国(3499年)、フランス(1700年)、英国(1457年)に次いで世界で4番目の実績がある。

今回の震災で大きなダメージ受け、運転停止はいつまで続くかは未定だが、これ以上事故が続かないことを祈りつつ、一刻も早い事故終息とできるだけ早い時期の運転再開を期待するものである。

インターネット 「Market Hack」参照
            「All About Business」引用

2011年3月16日水曜日

見分けがつきますか?・津波被害と空襲被害の写真


(1)

(2)
(3)
(4)
(5)
(6)

見分けがつきますか?・津波被害と空襲被害の写真

上の6枚の写真は今回の東北大地震の津波被害と第二次世界大戦下のある都市における空襲被害の写真をまぜこぜにしたものである。

破壊のすごさという点ではどちらも見分けがつかないほど大きく変わるところはないようである。

いずれも壊滅的な被害の様子を撮ったものであるが、

果たしたあなたにはこれらの写真がどちらに該当するものか見分けがつくだろうか。

写真の分類はつぎのとおり

津波 (2)(3)(6)

空襲 (1)(4)(5)

2011年3月15日火曜日

Japan crisis 'worst since WWII' ・ 英国BBC「東北大地震」報道のセンセーショナルなタイトル

Japan is experiencing its greatest hardships since World War II, Prime Minister Naoto Kan says, in the aftermath of the earthquake and tsunami, and a growing crisis at a nuclear plant. Police warn that the
death toll in one of the worst-hit areas is likely to exceed 10,000.

(意訳)
菅直人首相は今回の東北地方大地震に関するの会見で、「いま日本は第二次世界大戦以来最大の危機に直面している。

今回の東北地方大地震は巨大津波を伴ったこともあり、わが国はこれによってかってないほど甚大な被害を被る最悪の事態になった」と述べた。

さらに、「地震と津波の余波に加えて決してあってはならない原子力発電所の爆発も起り事態はより深刻になったいる。

警察は被害が最も大きな地域では死亡者の数は1万人を超す結果になると発表した」とつけ加えた。

・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

上記の記事はインターネット上の英国「BBCニュース」ホームページに載せられたものである。

菅首相が語ったこととはいえ、「第二次世界大戦いらい最悪の事態」であると、今回の未曾有の災害について実にセンセーショナルなタイトルを用いて報道している。

BBCと言えば米国のCNNなどと並んで世界中が注目し信頼されるメディアであるだけにこの報道により世界中の人が今回の日本の災害をより深刻なものしてとらえるに違いない。

だがこのタイトルを決して誇張だと言うことはできない。

今回の災害での死者の数は実に1万人を超えるとも言われ、まだその数は確定してはおらず行方不明者の数が多いだけに今後益々増えることも予想される。

さらに今回の災害は地震と津波だけではなく、人々が最も恐れている原子力発電所の爆発に伴う放射能漏れが心配されているだけに、そのことが世界中の人により大きな衝撃を与えると思える。

やはりこれはBBCの記事タイトルのように、どうやら日本はいま戦後最悪の事態に直面しているのは間違いないようである。

Link  
英国BBC News  http://www.bbc.co.uk/news/

2011年3月14日月曜日

「TSUNAMI」という英語?が飛び交うネットの「CNN」や「BBC」など外国メディア「東北大地震」報道

今回の「東北地方太平洋沖地震」は原子力発電所の爆発事故を伴ったこともあって、アメリカやイギリスをはじめ世界中に大きな衝撃を与えており、各国のメディアは連日大きく報道している。

特にTV報道では夜を徹して長時間にわたる特集番組を放映している局も多いようだ。

その報道だがアメリカ「CNN」やイギリス「BBC」のニュースキャスターの英語のアナウンスの中に「TSUNAMI」という日本語がしばしば登場してくるのである。

ご存知の通り「TSUNAMI」は日本語の「津波」が英語化したもので、「tsunami」というスペルで英語辞典にも堂々と載っている。

今回の東北大地震の報道は世界中のメディアがこの世紀の大災害を長時間にわたりニュースとして放送いるだけに、この「TSUNAMI」が使われる頻度も非常に多く、それだけにこの言葉の英語としての地位をより確かなものにしているに違いない。

でも津波という日本語がなぜ英語になったのであろうか。

確か英和辞書などには「tidal wave」と載っていたはずなのだが。

それがなぜ「津波」という日本語のローマ字表記を英語として使うようになったのであろうか。

ネットで調べてみると次のようなことが載っていた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昔は、大波を表現する場合全て「タイダルウェイブ」を使っていたが
研究が進み、タイダルウェイブは潮の満ち引きで
自然に起こる大波を指す言葉であって
地震を主因とする大波には適さないとされた。
地震を主因とする大波を指す単語が英語になかったため
ツナミ研究で世界最先端だった日本語の津波を
「Tsunami」としてそのまま使うようになった。

インターネット「2ch」まとめブログより
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ということだそうである。

地震大国日本としては面目躍如と言うところか。

しかし今回は世界でも例を見ないような未曾有の大災害が起ってしまったが、メディアの報道の方も過去にないほどアメリカを筆頭に世界中のメディアがこぞって大きく取り上げるほど日本発「世紀の大ニュース」なのである。

まあそれはともかく、報道に際してはせめて「TSUNAMI」という言葉が元は日本語であるということぐらいはついでに宣伝しておいて欲しいものである。

Link  「CNN」Video(米)  http://edition.cnn.com/
         「BBC」News(英)  http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-pacific-12727879

2011年3月13日日曜日

迫力が違う米国「CNN」の東北大地震報道映像・「NHK」の国内向け映像とはなぜ大きく違うのだろうか



今回の東北地方太平洋沖地震のTV報道での

NHKの国内向け映像と米国CNNでの映像の迫力の違いに驚いた。

皆さんもぜひ真に迫った迫力あるCNNの映像をご覧下さい。


LINK CNN Video(米)

http://edition.cnn.com/

     BBC News(英)
http://www.bbc.co.uk/news/

五つもの恐ろしい災害が同時に起きた・今回の「東北地方太平洋沖地震」

3/11 「東北地方太平洋沖地震」犠牲者追悼ブログ

犠牲者の皆様のご冥福を心よりお祈り致します

わが国ではこのところ地震をはじめ火山爆発など恐ろしい自然災害が続発している。

しかも今回は観測史上初めてというマグネチュード8.8という巨大地震が起ってしまったのである。

しかも地震だけに留まらず、それに付随する災害として最も恐れられている「大津波」を伴って二つの大きな災害が肩を並べて東北太平洋海岸地域を襲ったのである。

それだけではない。

今回の大きな災害を受けた都市のひとつである宮城県気仙沼市では津波で流失した油に火がついて市内全域を包み込む大火災を起こしたのである。

だがまだこれだけでは終わらない。

それは決して起ってはならないことと人々が最も恐れていた人工的な災害である原子力発電所「放射能漏れ」がついに起ってしまったのである。

それ故にやっと震災から免れたかに見えた住民さえも居住地からの避難を余儀なくされたのである。

加えるに一部の被災地では土砂崩れも起り、それによる多数の死者も出しているようで、今回の震災は実に人が恐れる災害の内5つもを同時に起こしているのである。

しかもそれら地震、津波、火事などは過去に例を見ないほどの大規模なもので、これらの大きな災害が重なったが故に驚くほど多くの死者、負傷者を出したのである。

およそ人が最も恐れる災害とは下に並べた10種類ぐらいではないかと思うのだが、なんと今回はその半数の5つもの災害がまとめて襲ってきたのである。

これは日本の災害史上例を見ないことなのではないだろうか。

人が恐れる災害や事故とは  (太字は今回地震に伴って起ったもの)

地震 ・津波 ・放射能漏れ ・火山爆発

土砂崩れ(土石流) ・火事 ・台風と水害

・ 飛行機事故 ・列車事故 ・船舶の沈没

今回はたまたま東北地方中心にこの大災害が起ったのだが地震大国でしかも四方を海に囲まれている日本では今回のような大災害はどこで起っても不思議ではないのである。

平成7年に私の住む兵庫県で起った「阪神大地震」に比べ死者の数こそあの時ほどではないが、「マグネチュード」の大きさををはじめ災害地域の範囲の広さにおいては今回の方が上まわっており、まさに明治以来最大の自然災害と言っても過言ではないのではなかろうか。

どうかこれ以上の2次災害が起らないようにと願いつつ、犠牲者の方々のご冥福を心からお祈りするばかりである。

2011年3月12日土曜日

今回の「東北地方太平洋沖地震」でも大活躍・非常食セットとは



3/11 「東北地方太平洋沖地震」犠牲者追悼ブログ

犠牲者の皆様のご冥福を心よりお祈り致します

近年、災害発生時においてよく話題になるのが「非常食セット」についてである。

今回の「東北地方太平洋沖地震」も避難所に集まった人々に箱入りの非常食セットが配布される光景がTVで放映されていた。

その光景を目にして「ああそうか、非常食とはこういう時に役立つのだ」とその利便性と大切さについてあらためて実感させられたのである。

ではその非常食であるが、いったいどんな種類があって、価格はどれぐらいなのだろう。

そう思ってさっそくネットで調べてみた。

以下主だったものの種類とその価格などである。

非常用主食ほかほかセット 5,775円 (税込)

「非常用主食ほかほかセット」は、1人1日3食*3日分をコンパクトにセットしました。火がなくても水を温められる発熱剤付きで、ほかほかできたてご飯が召し上がれます。製造より5年保存できます。

非常食安心セット 10食入 3,412円(税込)

「非常食安心セット 10食入」は、熱湯を入れて20分(水なら60分)待つだけでご飯が出来上がる非常食(保存食)セットです。折りたたみできる取っ手がついており、災害時、アウトドア、海外旅行など、気軽に持ち運びができます。各スプーン1本内封。パッケージの底が広がり、倒れにくい設計になっています。

レスキューフーズ 一食パック シチュー&ライス(みそ汁付き) 963円(税込)
「レスキューフーズ 一食パック

シチュー&ライス(みそ汁付き)」は、火なし、水なしで温かい非常食(保存食)セットです。神戸、新潟での経験から生まれました。非常時こそ、温かく、いつも食べているおいしさを。白いごはんを中心に、普段でもおいしく、被災地での様々な活動に従事する皆様の体力と気力を支えるとともに、食べ飽きない品質を目指しました。非常時に求められる要件を備えた食品としてはもちろん、消火活動や救出復旧などに携わるライフライン関連の皆様にも最適です。

レスキューフーズ 一食パック 牛丼(みそ汁付き)\1,176円(税込)
「レスキューフーズ 一食パック

牛丼(みそ汁付き)」は、火なし、水なしで温かい非常食(保存食)セットです。神戸、新潟での経験から生まれました。非常時こそ、温かく、いつも食べているおいしさを。白いごはんを中心に、普段でもおいしく、被災地での様々な活動に従事する皆様の体力と気力を支えるとともに、食べ飽きない品質を目指しました。非常時に求められる要件を備えた食品としてはもちろん、消火活動や救出復旧などに携わるライフライン関連の皆様にも最適です。

レスキューフーズ 一食ボックス カレーライス\882円(税込)
「レスキューフーズ 一食ボックス

カレーライス」は、いつでもどこでも簡単に温めて食べることができる非常食(保存食)セットです。発熱剤でアツアツに、温かい食事を手軽に食べられます。食事に必要なものを一つにまとめました。発熱剤、発熱溶液、レンゲ、紙ナプキン入り。

  インターネット「ケンコーコム」非常食(保存食)セットより

2011年3月11日金曜日

「人は見かけで判断するな」という考えは正しいか?・「第一印象」の重要性を今一度考えてみる


かねてより私は人と会ったときはその第一印象を重視する傾向があり、またそのことに対してこれまで常に関心を持ってきた。

昨年7月にはこのブログでもそれに関連する「見た目年令へのこだわり」という記事も書いた。

すでにシルバー層の真っ只中にある私であるが、そうした年令のせいか見た目から受ける第一印象に対する関心はますます強くなっている。

その一方「人は見かけで判断するな」という格言のように見た目(外見)だけではすべてが決まらないと言う説についてもそれはそれなりに同調できるところもある。

確かにそうしたこともあるかもしれない。

しかしそれはあくまで例外的なことであり、大局的見れば第一印象だけで判断してもそれほど大きく間違うことはないと私は確信している。

このことに関して最近面白い本を見つけた。

今年2月に発売されたばかりの新書で「4分5秒で話は決まる」というタイトルの山川碧子著、朝日新聞出版から出た本である。

この本の巻頭にある「はじめに」を読んで私は目次内容とともにそのインパクトの強さにすっかり魅了されてしまった。

この本で著者は「初めて会う人でも、最初の「5秒」で受ける印象とその後「4分間」の観察で完璧に人間像を掴むことが出来、その後ずっとその印象は変わることはない」ということを結論として強調している。

そしてその理由を著者自信の「イメージコンサルタント」という立場での経験を通じて分かりやすく説明している本なのである。


まず私はこの「イメージコンサルタント」という著者の職業にまず強い共感を感じた。

なぜかと言えば、日頃私が強く抱いている人の第一印象の大切さだが、そうしたことを人々に説いてその上指導までしていく職業というものが非常に大切なものであると思われるからである。

しかしこれまでの日本にはこうした職業は存在しない(もし存在していてもそれほど日の目を見てはいなかった)中で、この著者が非常な説得力のある言葉で私にそのことの「重要性」を説いてくれ、
それを再確認させてくれたからである。

人と人の世の中で私たちは人にふれあうことなく世の中を渡っていくことは出来ない。

そうした人との出会いの際、誰しもが相手に「よく思われたい」というのは常であり、また自然なことである。

その「よく思われたい」という願望をかなえさせるのが第一印象であり、それが「最初の5秒の見た目印象とその後の4分の観察」で決定されると著者は強い説得力をもって主張しているのである。

そして人の第一印象をよくするための「イメージコンサルタント」として社会に貢献しているのである。

是非多くの人に読んでもらいたい好著である。

2011年3月10日木曜日

就活で重要になった「自己PR」・でもそれは「自慢」とどう違うのか?

今や自己PRの作成代行会社まである

最近の学生の就職活動においては「自己PR」ということの重要性がことのほかクローズアップされてきており、それを受けて指導者側も自己PRに関する指導に次第に力を入れてきているようである。

概して日本人は自己主張の下手な国民だと言われてきたがその原因はいったいどこにあるのだろうか。

多くの日本の諺や格言にもあるようにその理由は日本人が「でしゃばる」ことや「目立ちがる」ことを極端に嫌う性向があるからではないだろうか。

例えば「能ある鷹は爪を隠す」だとか「沈黙は金」とか、あるいは「謙譲の美徳」などの格言などにも見られるように、とにかく人前に「しゃしゃり出る」ことを敬遠する傾向が私たち日本人にはあるようなのである。

したがって会議などでも積極的に発言する人は「出る杭は打たれる」などと言われるが故に積極的な発言者は少なく、どちらかと言えば聞き役にまわる人が多くてその結果効果のない会議に終わることもあるのである。

これがアメリカなどだと発言せず黙っていたりすると間違いなく「無能」と見なされて昇進などもありえず、なにかことがあれば解雇の対象にもなりかねないほどで、それだけ発言力という要素は重視されているのである。

長年尊重されてきた日本人の美徳も残したい

そうした風潮が変わってきたのが最近の就活指導である。

一昔前と違って言葉ではっきり自分を主張できない人を企業は採用しないなどと言い切って「何が何でも自己PR」と強調しているのである。

いったいこれではこれまで尊重されてきた日本人の美徳はいったいなんだったのであろうか。

これでは「口下手の人など」はまったく出る幕がないではないか。

もちろん自己PRの重要性はじゅうぶんに認める。

しかし日本人が長い間美徳としてきたものを一気に放棄してまるで180度転換したかのようにそれだけを前面に出すのはどうであろうか。

何も口に出してばかりでなく態度や書面で発表していることを観察すればそれでじゅうぶんその人の実力や人間性が分かることもある。

それは当事者である人事担当者や面接官の力量次第ではないだろうか。

今の日本では小学校などで自分の意見発表などについての特に力を入れた指導はない。

これがアメリカなどだと成績表の項目にもディスカッションの場での発表能力という形で重要な能力評価項目になっている。

したがって日本でも基礎教育の段階からこうした方向に進まなくては、いきなり自己PRの重要性をといても、言葉だけが一人歩きしてなにか地に足がついていないような脆弱さを感じるのである。

加えるに下手に自己PRばかり指導すると、この言葉のの真意を捉えず実行に移す人が増え、どちらかと言えば日本人が嫌がる「自慢」と取られてしまう危険性をはらんでいるのではなかろうか。

自己PRと自慢とはどう違うのか

ではともすれば悪い意味に取られがちな日本語の「自慢」と言う言葉とこの「自己PR」とはいったいどこがどう違うのであろうか。

あるネットのサイトにはその違いについてこのように書いている。

自己ピーアールは、自分を売り込む為に行うのですが、どこを売り込むかのポイントがずれていると、自慢話ばかりのピントはずれな自己ピーアールになってしまいます。

テーマになるのは成功談がほとんどですから、つい自慢話になりがちですが、面接官が聞きたいのは、成功の要因をきちんと分析できているか?

成功した要因を違うテーマにも応用出来る人か? が知りたいのです。

・成功に至った最大のポイントは何か

・メンバー達の役割と自分の役割は

・常に心がけていたことは何か

・メンバー達はどのような行動をしたか
  
  インターネット「面接突破のキーワード」より

このように自己PRについて書いた本などには、「自己PR」と「自慢」はまったく別なもののように書いているものが多いようだが、単に力点のおき方だけの相違で考えようによってはあまり違いはないようにも思えるのだが。

今でこそ「就活」でその重要性が叫ばれている「自己PR」であるが、そこはやはり日本人、その内容にあまりにも類型的なものが多くなれば、そのうち面接官も辟易としてくることもあり得るのではないだろうか。

とにかく行き過ぎた自己PRの指導は禁物で、この際日本人の美徳である「能ある鷹は爪を隠す」とか「沈黙は金」だとかの精神を今一度見直してみたいものである。

学生の就職関係者におかれましてはくれぐれも自己PR一辺倒で人物をはかるようなことはないように、また指導においてもこれに対して過度に重点をおくことだけは避けていただきたいものだ。

このことを切にお願いする次第である。

2011年3月8日火曜日

客はよく見てますよ!・あれ以来行く気がしない2軒の店

食堂街・2軒の店での気になった光景

大阪梅田・阪急百貨店のすぐ西側に「新梅田食堂街」という大きな飲食店街がある。

でもこの「新梅田食堂街」という名前より大阪駅東口隣の「高架下飲屋街」と言った方が一般の人にはわかりやすいかもしれない。

高架下というとおり頭上にはJR東海道線などの列車がひっきりなしに通っている。

この食堂街、いや男性の方々には「飲屋街」と言った方がとおりがいいのだが、その店舗数はゆうに100軒を上まわっており、実にさまざまな種類の飲食店がそろっている。

ただ高架下にもかかわらず店は2階建になっていて所によっては天井が低い分やや圧迫感を感じることもあるのだが。

この飲み屋街、午前中から営業している店もあって昼夜を通じて人通りはすこぶる多く、他の地域の飲食店街に比べ随分と賑わいを見せており、それなりに繁盛している店も多いようである。

以前は大阪市内の勤務であった私は仕事の帰りにはよくここへ立ち寄り帰宅前の憩いの一時を過ごしたものである。

勤務が他の地域に変わってからも大阪へは所用でしばしば行くことがあり、その都度この飲み屋街へは長く途切れることなく出入りを続けていた。

「100」以上もあるので通った店の数も10店は下らなかった。

しかしある時を境にそのうちの2軒の店にはまったく行かなくなった。

その2軒の店については今でも名前と場所ははっきり覚えている。行かなくなったのは偶然同じ日にそれら二店で決して目にしたくはないような光景に出くわしたからである。

(その1)山のような売れ残りの串カツ

まず1店目だが、この店はもう何十年も前から営業を続けている立飲の串カツ屋である。

今から半年少し前のことだが所用で大阪へ出向きその帰途夕方6時前にその店へ入った。
ゴールデンタイムだというのになぜか以前に比べて極端に客入りが良くないのが気になったが、ビールを飲みながらお好みの串カツを食べていた。

5〜6本を食べ終わったところでふと奥の厨房の様子が目に入った。

ガラス越しに見えたその場所にはガスレンジにかけた大きな串カツを揚げる鍋があり、その鍋の横に食品らしきものを積み上げた大きな山ができていた。

いったいあれはなんだろうと、好奇な気持も手伝って目を凝らしてよく見てみると、それはどうやら串カツの山のようだった。でもそれは揚げる前の新しい串カツではなく、もう揚げ終えた串カツのようだった。

でも不思議なことに厨房の係りの人はその山から一枚づつ掴んでまた油の中へ入れていたのだ。
ここまでくるともう誰だって気がつくであろう。

つまり一度上げたものをもう一度揚げなおしているのである。はやいこと言えば売れ残りの串カツを揚げなおしてそれを再び客に出しているのである。

それがいつの売れ残りかは定かでないがあの山の大きさを見るとどうも2〜3日間にたまったものを処理しているように見える。

この光景を目にしてそんなふうに考えた私は一瞬にして食欲を失ってしまった。そして即座に「お勘定」と叫ぶと、そそくさとその店を退散したのである。

出た後もしばらく串カツの山が目を離れず後味も悪く、そのまま家に帰る気にならずももう一軒以前からひいきにしている立飲み屋は寄ることにした。

(その2)お札を触ったあと手も洗わないで刺身を切る店主

その店はこの食堂街でも五指に入るほどの人気店で、わずか「300円」で新鮮な刺身を出すことで評判の店だった。

案の定店は込んでおり、客はみな譲り合って斜め向きのスタイルで飲んでいた。

でもそれはいつものこと、私は間に割り込ましてもらうとさっそくビールとこの店自慢の刺身2品を注文した。

その刺身は300円とは思えないほど部厚い切り身が4切れもあった。

先ほどの店の口直しと私は出てきた「はまちの刺身」に舌鼓を打った。

ところがである。

その店は店主の他にもう一人女性の店員がいて勘定の際小さい小銭のお釣りの時は女店員が担当し、大きな紙幣のお釣の際は店主が担当していた。

そしてまたその店は客の注文を聞いてから刺身を作るスタイルをとっていたが、ちょうど私が注文した2品目のタコのつくりを出す前だった。

店主は客から1万円を受け取って数千円のお釣を返し終わったところであった。

偶然そのやりとりを見ていた私は、数枚の札を手にした店主が当然すぐ目の前にある水道の蛇口で手を洗ってからタコの切り身に取り掛かるもとの思っていた。

ところがである。店主は手を洗う気配はまったく見せず何枚ものお札を触ったその手ですぐタコと包丁を掴むではないか。この「衛生観念の欠如」に私はすっかり驚いてしまった。

お札といえば人の手をまわりまわっていてどんな「ばい菌」がついているかわからないもの。

当然手を洗って取り掛かるのは料理人としてごく当たり前のことである。だがこの店の主人はその鉄則を破っているのである。

この光景を見て私はまたしても食欲を失い、「すみません急用を思い出しました。タコキャンセルしてもいいですか」と言って早々に店を後にした。

その日以来その食堂街に行くことはあってもあの2軒の店には2度と行く気がしないのである。

余談だが、過日ブログのネットサーフィンをしているとき偶然あの時の1店目の串カツ屋の山のような売れ残りの串カツの写真が載ったその店のことを皮肉るブログを見た。

その記事を見たのがきっかけでこのブログを書く気になったのである。

やはり私と同じ思いの人はいたようだ。

2011年3月7日月曜日

読書ファン必見!・これは便利、ネットの「新書マップ」


今月に入ってたて続けに3冊の新刊新書を読んだ。

どれも充実した内容であらためて新書のすばらしさを実感した。

もともと新書は好きなほうで、最近は図書館利用が多いので自分の蔵書は増えていないそれでも過去に購入して読んだものが本棚に150冊近くが並んでいる。

その新書であるが最近本屋の新書コーナーを覗くと以前は目にしなかった新しい名前の新書をよく発見する。

例えば私が今月に入って読んだ3冊の新書であるが、その名前をあげてみれば

まず1冊目は「ソフトバンク新書」その次は「主婦の友新書」そして3冊目が「朝日新書」である。

ソフトバンク新書と朝日新書はともに発刊が2006であるからもう5年たっている。

しかし主婦の友新書になると発刊が昨年の2010年という出来たてでまだ出版点数は数点しかなくその数は少ない。

だが数少ない中の1冊が私が読んだ倉部史記著「文学部がなくなる日」という実に内容の濃い価値ある新書であったのだ。

その内容は3月6日のブログ「アメリカの大学・知られざる一面」に取り上げてある。

さて本日のテーマは新書に関してではあるが、過日私ははたして新書の種類はどれぐらいあるのかネットを検索してみた。

そのとき偶然に新書に関する「凄いサイト」に出くわしたのである。

そのサイト名は「新書マップ」という。

2004年にスタートしたというからもう7年もたっていてすでにご存知の方も多いと思う。

でも私はうかつにもついこの前までこの「凄いサイト」を知らなかったのである。

このサイトを最初に見たときには少なからず驚いた。

どんなふうに驚いたかというと、「うーん、こんなに凄いサイトがあったのか」と思わずため息が出るほど驚き大いに感心してしまったのである。

ではこれがどんなサイト(ご存知の方には失礼だが)かというと現在日本で発行されているすべての新書のジャンル別タイトルとその出版社名、価格、出版年月、内容の解説などが載ったいわば新書の綜合ガイドなのである。

これだけの説明だと「ああ、そうか」と言ってそれですます方も多いと思われるが、すごいところはそのデザインと検索方法である。

つまりこのサイトのホームのデザインはブックシェルフ(本棚)形式になっており、その一冊一冊にのタイトルがジャンル名になっており、その背表紙をクリックするとその後にそのジャンルのすべての新書の背表紙がズラッと並ぶのである。

これはまるで大型書店の書棚を眺めるようで見ていて壮観ですらある。

そして最後はそれらの一冊づつの背表紙をクリックすると、先ほど書いた本の内容などその新書に関する情報が紹介されるのである。

以前電子書籍「ブックシェルフ」というのをこのブログシリーズで紹介した時も「凄いサイト!」であると感嘆符を入れて紹介したが、今回もその時と同じような気持でこれを書いている。

まあ、百聞は一見にしかず。下にサイトのアドレスをリンクしておきますので是非一度お試しのほどを。

Link
「新書マップ」
http://bookshelf.shinshomap.info/