2019年12月28日土曜日

結婚したい、でもできない ・ ブログ「生涯独身日記」に注目!

 
生涯独身男性 23.4%という どうしようもない日本の現実
 
「生涯現役!!日記」というブログを約10年間運営しています。
 
先日グーグルで検索順位を確認していると、ページの何番目かに、この「生涯現役日記」と名前が似通った「生涯独身日記」というタイトルを目にしました。
 
「生涯~日記」というふうに、~の部分にいろいろなワードを入れたブログタイトルは多いのですが、今回のような「独身」が入っているのを見たのは初めてです。
 
かつてないほど世の中に独身者があふれている昨今なら、こうしたブログがあっても不思議はないのですが、今になって初めて目にしたということは、ひょっとすれば盲点になっていたのかもしれません。
 
このブログは今の世の中の現実直視のストレートさが良いだけでなく、アイロニーもこめられており、なかなか親しみを感じるタイトルではありませんか。
 
内容はともあれ、タイトルだけでもヒットしそうに思えます。個人的にも応援したいブログです。
 
参考までに検索ページに載っている「生涯~日記」と同パターンのタイトルをご紹介します。
 
 
こんなにある「生涯~日記」というバターンのブログ

生涯現役を目指す、オバちゃん日記

生涯現役-Southern Wind 日記

宇野爺ちゃんの生涯現役日記

組み込み技術者の生涯現役日記

かけはし日記 - 生涯現役サポート かけはし

生涯現役 l いなせな女将の太腕日記 うさぎ編

優利加の「生涯現役のトレード日記」

ワークライフハーモニーで生涯現役)日記

生涯現役倶楽部・・ | イエンナレアガシの元気日記

生涯現役・・でも・・ (加藤一郎税理士事務所業務日記

生涯現役 No.2133 | 社長の三行日記

 
生涯独身日記(生涯独身おやじ)はこんなブログ
 
このブログに注目したのはタイトルが良いからです。男性の生涯独身者が23.4%%にもなるという今の超難婚社会をよく表しているではありませんか。
 
ブログ作者もこの中に属する一人ですが、中年で婚期を逸した身でありながら、なんら臆することなく、堂々とこうしたブログを発信できるのは天晴れです。以下はその内容の一部です。
 
 
☆最近の投稿
 
・簡易孤独耐性テスト
 
・移動後の近況報告
 
・人事異動で左遷となる
 
・偽装フィアンセ
 
・独身が語る 独身のメリット、デメリット
 
 
生涯独身おやじ The Art of SingleLife
 
Url) https://shougaidokusin.com/


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2019年12月23日月曜日

もう一度読でみたい・高校英語リーダー名作シリーズ(6)

 
EARTHQUAKE PREDICTION(地震予知)
             
                  James M Hendrickson (milestone 2,L5訳:大平庸夫
 
 
 地震は天災の中でもも最も恐ろしいものの一つですが、日本はその地理条件から世界でも有数の地震国といわれています。この国はこれまでに大きな被害を伴った大地震に幾度も見舞われています。私たちは地震が防ぎようのない災害であることをよく知っていますが、もしその地震が、いつ、どこで、起こるかを知ることができたなら、その地域に住んでいる人々を緊急避難させることによって多くの命を救うことができるのです。
 
 一時は地震を予知するなどということは不可能だと考えられていました。しかし、中国、アメリカ、ロシア、日本などの科学者は諦めることなく、その方法を探る研究を続けてきました。
 
 中国の人々の間では馬を初めとする多くの動物の奇妙な行動を地震の起こる警告として効果的に利用してきました。
 中国の科学者は地震予知の為に最新の設備を使用しています。しかし、それに頼るだけではなく、様々な地鳴りとか、井戸の水位の変化、動物の奇妙な行動などを絶えず観察しています。こうしたことに関して、次のような興味或るデータがあります。
 
 例えば、1975年の2月4日には、中国北東部でのマグニチュード7.3の地震を予知し、また1976年の5月29日には、中国とミャンマーの国境付近で二つのマグニチュード6.9のものを予知しています。これらの予知が非常に正確だったので、事前に多くの人々を避難させることができ、その結果数千人の命を救うことができた、と科学者たちは付け加えています。
 しかしいつもがこうとは限らず、時としては間違った警告を出したことがあったことも権威筋は素直に認めています。
 
 古い年代記の記録によれば、当時のお百姓さんたちは、馬が後足で立ち上がり急に走り出したり、犬がしつこく吠えたり、魚がしきりに飛び跳ねたりしているときは、必ず地面の下で何かよくないことが起こり始めているのだ、ということをよく知っていたそうです。
 
 その他の危険な兆候としては、人々が普段あまり見ることのないネズミやヘビなどが大挙して隠れ場所から出てきたりすること。また別の年代記によると、雷の音のような地鳴りが地震が起こる数時間前に聞こえた、ともあります。
 
 動物による警告のうち、いくつかのものは科学的にも説明が加えられています。
 例えば、冬の真っ只中に凍え死ぬ危険をおかしてまでも、冬眠中のヘビが穴から出てくることがあるそうですが、これに関しては次のように関連付けています。
 つまり、地震の前には地中の温度が極度に上昇するため、冬眠中のヘビは春が来たものと勘違いして出てくるのではないか、と言うのです。
 
 馬、犬、猫、ネズミ、その他の動物の奇妙な行動については残念ながらあまりはっきり説明されていません。たぶん、これらの動物が地震とともに起こる、地鳴り、揺れ、土中の磁気、電気、普段と違う匂い、その他諸々の変化について人間より数段優れた感知能力を持っているからである。と科学者たちは考えています。
 
 他の幾つかの例では、水泳中の人が陸上では聞くことのない音を水中で聴いたり、透明な井戸水が突然濁ったり、水位が変わったりすることもあったそうです。
 
 地震前のこうした警告は世界中のいたるところで知られています。
 アメリカインディアンの祈祷師は地震を予知できる、と言われていますし、ロシアでは真夜中に地震で家が崩壊する直前に、飼い犬が女主人を起こし、外に引っ張り出した、というようなことも報告されています。
 これに似たような話はユーゴやニカラガでもあります。
 
 この点では日本も例外ではなく、魚、動物、鳥、虫、ヘビや昆虫などの異常な行動についての数々の記録が残っています。
 ナマズが地震を起こすなどということは、今では誰も信じないと思いますが、1923年の関東大地震が起こった一日前、東京の向島の池の水面を無数のナマズが飛び跳ねているのが目撃された、という実際の報告があったのも事実です。
 
 こうした記録や報告は知られてはいるのですが、一般的には迷信として葬り去られています。これらの自然の警告を実際に系統立てて地震予知のために使った最初の国は中国です。この方法による1975年と1976年の画期的な予測は世界中の科学者を、この方面の研究へと目を向けさせました。彼らは古い記録を調べると同時に、最近起こった地震についての調査もはじめました。 
 
 はたして日本でもこうした自然の警告を使って、地震予知を成功させることができるでしょうか。幾人かの科学者たちは、日本と中国の地震のメカニズムの違いを理由にあげて悲観的な見方をしているようです。しかし、この分野の研究は始まったばかりですし、これらの自然の警告も他の近代的な予知機器と併用することによっては、地震予知の助けになることは大いにあり得ることだと思います。
 
 

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2019年12月19日木曜日

この言葉が好きだ ・ 世界の名言シリーズ(1)

 
 
 
 
己を知ることの難しさ

言わずと知れた有名な「孫子の兵法」の一節である。
これは戦時の兵法訓であるのだが、これまで私たちはこれをまるでビジネス訓のように捉えてきてはいまいか。
ビジネス訓、あるいは営業訓と言い換えてもいいのだが。
つまりこれが引き合いに出されるのはいつもビジネス現場なのであり当然のごとく戦場ではない。
その場面も上司が部下に向かっての話す朝礼時などの訓話の中などが多いのではなかろうか。
私も営業の責任者であった頃はよくこれを引き合いに出して部下の奮闘を促したものだ。
でも私が人からこれについて聞くときはたいてい前段の一節、つまり「彼を知り己を知れば百戦危うからず」までであり次に続く文節についてはあまり聞いたことが無いような気がする。
次の節とは「彼を知らずして己を知れば一勝一負し、彼を知らず己を知らざれば戦う毎に必ず殆うし」と続くのである。
およそ人とあい対するときそれが戦場であれ、ビジネスの交渉現場であれ相手のことを知らなければ作戦などの立てようもなくまるで勝負にならない。
したがって事に当たる前には相手についての研究が必至である。
それを知ってこそ戦略が立てられるのである。
そしてそれと共に必要なのが自分について知ることである。
 
出典:生涯現役日記

孫子の兵法・彼を知り己を知れば百戦危うからず・だが意外と知られていないこの後に続く文節
http://tuneoo.blogspot.com/2011/04/blog-post_18.html


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2019年12月15日日曜日

純文学とは何か ・ アメリカの純文学は?

 
純文学とは「この作品のどこが面白いの?」と思わせる読み物?
 
こんなふうに思ったのは、アメリカの作家サリンジャーの「ナインストーリーズ」を読んだときです。
 
サリンジャーは超ベストセラー作品「ライ麦畑で捕まえて」で有名な米国の作家ですが、今回読んだ「ナインストーリーズ」はそれに次ぐ彼の代表作です。
 
実は「ライ麦畑で捕まえて」も随分前に一度読んだ記憶があるのですが、あまりにも前なので内容をすっかり忘れてしまっており、面白かったかどうかも不明なのです。
 
以前から家の書棚にある世界文学全集にサリンジャーの巻があり、それば前から気になっていて、意を決してその中に収録されている作品のひとつ「ナインストリーズ」を読んでみることにしました。
 
しかし読んでみて思ったのは、表題の「この作品のどこが面白いの?」というものだったのです。要はこの作品、アメリカの純文学なのでしょうか?
 
 
ブログに「純文学について」という名文があった!
 
たまたま目にしたブログに「純文学について」という記事があり、内容が優れており非常に感銘を受けましたので、ここでその抜粋をご紹介します。
 
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純文学とは何か
 
まず、とても端的な質問を与える。それは、純文学とは何か、ということである。その答えというか定義は多様であるが、1つの定義として、純文学は私小説である、というものがある。
するとさらに私小説とは何かということになるが、それは作者が直接に経験したことに基づき書いた小説ということになり、自叙伝的なものとか、日常のちょっとした経験したことをテーマに書いた小説ということになる。そういえば、私は若い頃から渡部昇一氏のファンであるが、渡部昇一氏は、私小説だと書くテーマが限られているので、次第に枯渇するのではないかと、私小説に対して批判的だった。それでつい私も、私小説的な小説を避けてきたところがあるが、ちょっと一方的だったかもしれないとこの歳になって反省している。自分の個人的な体験から壮大にテーマを描くというのは十分にありえるからである。
別の純文学の定義として、面白さよりも芸術性にフォーカスされた小説というものがある。そういえば大学時代にある知り合いが、サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」を読んでみたが、何が面白いかさっぱり分からないといっていた。今の私なら、そういうならと読んでみたかもしれないが、当時は松本清張一辺倒で、純文学っぽいものは読む気がしなかった。ともかく、「ライ麦畑でつかまえて」が純文学なのかどうか知らないが、文学の芸術性というのは私は、ある程度の教養がないとその意味とか面白さが理解できないもの、と定義してみる。違うだろうか。そういう意味で、ノーベル文学賞をもらった大江健三郎なども私には芸術性が高い純文学と映る。なにしろ、読んでもさっぱり理解できなくて、途中で投げ出してしまう。そしてその背景に単なる荒唐無稽ではなく、何かの思想があるんだろうとは推察する。
 
出典:純文学について  あやたろう 20131222
http://commutative.world.coocan.jp/blog3/2013/12/post-1126.html
 
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このブログで注目すべきは、サリンジャーの代表作「ライ麦畑で捕まえて」についての記述です。
 
この著者も私が同じ作者の作品「ナインストーリーズ」で抱いたと同じ感想を「ライ麦畑で捕まえて」で感じているのです。
 
要は、アメリカでも日本でも、純文学とは、何を言わんとするのか意味不明の「この作品のどこが面白いの?」と思わせる作品なのではないでしょうか。
 
 
 
「純文学 ⇔ 芥川賞 ⇔ 面白くない」
これは疑いようのない図式なのか?
 
これまで私のブログでは純文学のつまらなさについて何度も書いてきました。ターゲットに上がったのは、たいてい芥川賞受賞作品でした。それゆえに純文学について上のような図式のようなものを思いついたのです。
 
それでも飽きもせず読み続けるのは、発表のたびにメディアが大きく取り上げ、賛辞を送るからです。
 
いったいメディアは何ゆえにつまらない純文学作品の後押しを続けるのでしょうか。



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2019年12月10日火曜日

名作を読み直してみた(2)  蒲団  田山花袋

 
最後のページでやっと蒲団という題名の由来がわかった
 
蒲団」は「田舎教師」に並ぶこの著者の代表作です。どうして蒲団というタイトルなのかが読んでいてもなかなかわかりませんでしたが、やっと最後のクライマックスのシーンで「なるほど」と解明できました。
 
 
発表当時は問題作と騒がれたが、いま読んでみると?
 
この作品が発表されてから100年以上もたった今でも読み続けられている理由はいったい何なのでしょうか。

最大の理由は発表当初から問題作品として注目されたからです。

何が問題かといえば、主人公竹中時雄の性にまつわる赤裸々な感情の告白です。
 
弟子の女性が去ってしまった最後のシーンでは、教え子でもあるにもかかわらず、その女性に対しての押さえ切れない性的感情を一気に爆発させているのです。
 
しかし、これが問題になったのは、あくまで男女交際に厳粛な明治という時代背景があった故で、人々が性に関してうんと大らかになっている現在では当てはまらないのも事実です。
 
にもかかわらず今でも人々がこのテーマに注目して読み続けているのは不思議です。

 
 
蒲団 あらすじ
34という当時としては中年真っ只中の年齢で、妻と3人の子供のある作家の竹中時雄だがその元に縁あって横山芳子という女学生が弟子入りを志願してきた見目美しい妙齢の女性ではあったが、時雄はなぜだか始めはあまり気の進まなかった。でもその後芳子と手紙をやりとりするうちにその才能に将来性を見つけ、師弟関係を結ぶに至り、芳子は郷里の岡山県新見から上京してくる。時雄と芳子、二人の関係ははたから見ると仲のよさそうなカップルであったが、時を経ずして芳子には田中秀夫という恋人ができた。 時雄は並々ならぬジェラシーの感情を抑えることができず、監視するために芳子を自らの家の2階に住まわせ恋人から隔離ることにする。だが芳子と秀夫の仲は時雄の想像以上に進展していき、嫉妬からのりを抑えきれない時雄は、恋人から離れさすために芳子を破門し父親と共に帰らせる。
 
 
100年以上過ぎた作品なのに、今でもこれほど多くのコメント(書評)が寄せられているのは驚き!
 
下にご紹介するのは、この作品に対する書評コメントです。
 
ネットの「読書メーター」というサイトに載った2018から2019年にかけてのごく最近のものばかりです。
 
文面から若い読者が多いようですが、100年以上前のこうした古い作品を読んで、熱心にその書評を書く真摯な態度には驚かされます。
 
 
・・・・・・・・・・・・・・
 
日本の自然主義文学を代表する作品の一つで、また私小説の出発点に位置する作品とされる。 内容は簡単にいうと、 文学作家が若く美しい女弟子に片思いする話。 中年男の自分勝手な恋情にイライラしてしまって主人公の気持ちに浸れなかった。笑 けど、ここまで赤裸々に言っちゃうその勇気はすごいね!男気!
ナイス
 

自然主義の代表作として名前は知っていました。ですから、あまり期待せずに読みましたが、予想に反して、読みやすかったです。いろいろ評価は分かれるのでしょうが、女学生の甘さと主人公の心中のキモさがなかなかに面白いです。本来の味わい方とは違うのでしょうが、妄想、泥酔、奥さんへの八つ当たり、自己欺瞞、自己憐愍に、わー、きもーいと思いながら楽しみました。
ナイス★8
 

日本の私小説の出発点で、最後の露骨な描写が当時問題になったという事ですが、中年男性が若く美しい女学生に憐れにも翻弄され懊悩する様子がありありと描かれていて『痴人の愛』に通ずるものがあり、一気に読み進められました。男女の交際に対する当時の禁制的な雰囲気、それに反してしまった芳子の態度と、主人公の赤裸々な妄想の対比が面白がったです。
ナイス★2
 

しお
国語便覧で概要を読んだ時は勝手に、冴えない男のつまらない横恋慕の話なんだろうなと思っていたが、実際に読んでみると色んな事情か絡んでいてとても面白かった。私小説なんてただ自分体験したことをそれっぽく書いただけだろうと思っていたのだが、主人公以外の人物の心情も事細かに書かれていて人間を相当観察していないと書けないなと思った。表現がすっと頭に入ってきて読みやすかった。当時の女性観も知れて興味深かった。男女交際について今では考えられないほど厳しい時代だったなあ
ナイス★1
 

★3.0(3.29)1907年(明治40年)発行。私小説の出発点とされ、日本の自然主義文学の代表作とのこと。題名は昔から知っていたが、やっと読み終えました。明治時代の恋とはこのようなものだったんですね。結婚している時雄の元に女学生の芳子が弟子入り。時雄は芳子に恋するも、芳子には、恋焦がれる田中秀夫が・・・。時雄は結局は芳子のいい理解者になろうとするが、本心はなんとか芳子を手に入れたいと苦悩。何で「蒲団」という題名なのかと思ったら、最後で漸くわかりました。男性の心理とはいつの時代でも変わらないと思いました。
ナイス★12
 

★★★★☆:正直に言うと、主人公だいぶキショイし、hypocriteだし、奥さんが可哀想。作品のテーマは「浮雲」に似てる!要するに近代化しきれていない日本批判。女学生という明治レディに憧れる高学歴女子 v. 保守的な男性たち。日本に於いてのキリスト教受容の難しさもついでに描いてる。女の子がいくら頑張っても結局男の人が勝つということ。
ナイス★16
 
窗体底端
 
助平をこじらせて、性癖へと昇華されていく過程が面白い。癖とは結果的に同じであっても、其処に至るまでの景色は多様で複雑であると思います。時雄の助平心、芳子の純情、秀夫のヒモ気質、時雄妻の無個性感と、其々キャラが立っていてとても分かり易い。先日ニュースで、玄関で脱いだ他人の靴の匂いを四つん這いで嗅ぎ、お気に入りを新品と差し替えて持ち帰るという事件が報道されていました。その癖はどのように形成されたのだろうか。
ナイス★10
窗体底端
 
私は一応 若い女の立場なので、大人の男たちが権力で私欲を正当化しているような態度にとても腹が立った。ホント弱い奴ら!処女信仰とかクソ喰らえ!そもそも個人的に、師匠や先生といった立場にある人を男として見たくないので、こういう生々しい表現は吐き気がする。とはいえ、彼の醜い感情の端っこは 私にとっても覚えのある葛藤だったりもするんだよな。
ナイス★11
 
窗体底端
 
yuki
妻と子供がありながら、文学を志し自分を慕ってくる芳子の事が可愛くて仕方がない。しかし、妙なプライド?思想?から一線は超えず、でも自分が全てを支配したいと思いその狭間で懊悩する。ある意味すごく人間らしいと感じた。途中で一瞬妻と恋愛していた時の事を思い出すが、矛盾でも無節操でもこれが真実なのだから仕方ない!と開き直るところがまたリアル。
ナイス★7
 
窗体底端
 
文学の話などしたことない人から「気持ち悪い中年オヤジの話 なかなかおもしろい」とすすめられました。学校の国語便覧で目にしてはいましたが、未読だったので、ibooksを使って読んでみました。 人ってだいたいこういう気持ちをもっているよね~っと思いながら読み終わりました。
ナイス★7
 
窗体底端
 
日本の自然主義が露悪的な私小説となっていくきっかけを作った作品とされている。作品そのものよりも、モデルとなった岡田美知代に興味を持った。広島県府中市にある記念館を訪ねてみたい。
ナイス★3
 
出典:読書メーター



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