2014年2月28日金曜日

外に洗濯物を干す人は貧乏人! ・ アメリカ人の多くがそう思っている



先日民放のあるテレビ番組が実に興味ある話題を取り上げていました。


洗濯物の話なのですが、アメリカ人は洗濯物を外に干すことを非常に嫌っているというのです。


郊外の高級住宅街ほどその傾向が強く、そうした地域でもし外に洗濯物を干す人があると、近所の住民から吊るし上げを食うというのです。


理由は外に洗濯物があると貧乏臭く見えて、高級住宅街の雰囲気が壊れるからだそうです。


そうした地域の住民はすべて自宅に乾燥機を備えていて、洗濯物を外に干すことなど一切ないというのです。


したがって周りの美観を損ねてまで、洗濯物を外に干すなどということは考えれないというのです。


つまり洗濯物は乾燥機で乾かすのが常識で、外に干すものではないと断定しているのです。


さらに洗濯物を外に干す人はは乾燥機も買えない貧乏人だとも言っているのです。


これを聞いたときは大変驚きました。なぜなら私たち日本人は洗濯物は外に干してこそ清潔感が保てると思っているからです。


それゆえに、良い天気の日ことを洗濯日和などと言っているのです。


また洗濯物だけでなく、ふとんなども虫干しという名のもとによく外に干します。


それほど日本人は物をを外で干すことを好んでいるのです。


でもアメリカ人は違っていて、外に干すことを非常に嫌がるのです。


とは言え、そうしたアメリカ人の心情がまったく分からないことはありません。


確かに狭くて立て込んだ家々の軒先に洗濯物がずらっと並んでいるような光景を目にすると、庶民の生活臭ばかりを感じて、なんとなく貧乏臭く思えるのは事実です。


それ故に外に洗濯物を干すことに反対のアメリカ人は、高級住宅地にそうした貧乏臭さがあっては断じてならないと思っているのではないでしょうか。


そういえば私がニューヨークに住んでいた1980年ごろでも、外で洗濯物を干している光景はほとんど見ませんでした。


私が下宿していたごく普通の庶民用のマンションでも、地下に大きな乾燥機を備えていて、それで完璧に乾かしていましたから外に干すなどということはまったくありませんでした。


洗濯物を外に干すのが貧乏臭い、と考える以前に、アメリカでは古くから乾燥機が広く普及していたのです。


ちなみにいま私が住んでいるマンションでも、ベランダに洗濯物を干す際は、囲いより低い位置に外から見えないように干さなければならないという規則があります。

2014年2月24日月曜日

NHKニュース7の小郷アナは美人なのにいつも遠写し ・ どうして大写しにならないのか

小郷アナの大写しが見えなくて残念

NHKの夜のニュースには「ニュース7」と「ニュース9」の二つがあることは誰でも知っていることだと思います。


この2者の最大の違いは「ニュース7」が毎日あるのに対して、「ニュース9」は土日が休みになることです。


さらに「ニュース9」はいつも同じキャスターが担当していますが、「ニュース7」の方は平日と土日でキャスターが変わる点です。


本日の話題は「ニュース7」の土日の担当になるキャスターについてです。


「ニュース7」の土日担当のキャスターは、女性アナの小郷知子さんが担当しています。


この小郷アナですが、NHKでも屈指の美人アナであることはよく知られています。


美人だからこそ、メインニュース番組のキャスターに起用されたのでのでしょうし、それ故に男性視聴者に大変人気があったのです。


”あった”と過去形にしたのには理由があります。


もちろんいまも変わらずキャスターを続けていらっしゃるのですが、最近では美人であることがあまり確認できなくなったのです。なぜでしょうか。


それは昨年の半ばぐらいから、大写しが少なくなり、どちらかと言えば画面に出てくるのは遠写しばかりなのです。そのため最近では表情すらよく確認ができないようになったからです。


これは他のニュース番組ではほとんどないことです。


たとえば同じNHKのニュース9では、井上あさひアナが大越アナとともに担当していますが、この方などほとんど大写しでクローズアップされたものばかりが写っているのです。


NHK以外のニュース番組でも同じことで、表情さえ分からないようなことはまったくないのです。


それなのに何ゆえ小郷アナだけが遠写しばかりなのでしょうか。


女性アナをニュースのテレビのキャスターに起用する目的の一つは、視聴者のビジュアルに訴えることにもあるのではないでしょうか。


つまりテレビとは主に視覚に訴えるものであるからです。


それなのになぜ小郷アナは視覚に訴えることを重視しないのでしょうか。


美人アナだけに、その理由がさっぱりわからないのです。


もし容姿の点で視聴者に見せたくない事情ができたのなら、もはやテレビのニュース番組のキャスターなど務まらないのではないでしょうか。


このところ長い間小郷アナの大写しの画面を見たことがなく、そのことを非常に残念に感じているがゆえに、このブログを書いた次第です。


2014年2月19日水曜日

こんなものだったのか! ・ ソチ五輪のメダルの金銭的価値は



一つのスポーツ種目で世界で一人しか取れないのがオリンピックの金メダル。

いわば世界ナンバーワンの人だけが手にできるメダルなのです。

それだけにその価値たるや、”ものすごい”ものがあるのでは、と人々は思っているに違いありません。


もちろんメダルの価値は金銭だけではかれるものではないことはよく分かります。でもあえてはかってみたいのも人情です。


以下は最近米国から伝えられたニュースですが、五輪のメダルの価値とは、こんなものなのですか。


まさか一桁間違っているのでもないでしょうが、これでは「ちょっと低すぎる」と思うのは私だけではないでしょう。


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ソチ五輪金メダルの価値は5万5000円

 米紙「ピッツバーグ・ポスト・ガゼット」は8日付電子版で金属の直近の市場価格をもとにソチ冬季五輪のメダルの貴金属としての価値を算定し、
金メダルを約550ドル(約5万5000円)
銀を約310ドル(約3万1000円)
銅を約3・25ドル(約325円)
と評価した。
 大会組織委員会によると、メダルの大きさは金、銀、銅とも厚さ1センチ、直径10センチで統一されているが、材質が異なるため重さが違う。金メダルは525グラムの銀に6グラムの金メッキが施されている。
 同紙によると、仮に金だけで今回の金メダルを作れば価格は2万1500ドル(約215万円)になるが、金メダルが金だけで製作されたのは1912年ストックホルム五輪が最後という。
記事は「収集家の間でのメダルの価値は、材質の価格をはるかに上回る」とも指摘した。



2014年2月18日火曜日

”がっつり”という言葉がうっとうしい ・ 嫌いな人が多いのでは?



がっつり とは

がっつりとは「たっぷり」「しっかり」「十分」「思いきり」「思う存分」と同意に使われる言葉で、「がっつり食べる」「がっつり稼ぐ」「がっつりサポート」といった使い方をする。

もともと北海道で使われていた方言で、それを釧路出身のラジオDJ“やまだひさし”が全国区の番組で使用し、広まったという説がある。

日本語俗語辞書より

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”がっつり”という言葉が嫌いな人の意見をご紹介します。


『がっつり』が耳障り

タイトルの『がっつり』が耳障りで、イライラしています。
言っているのは上司(50代)なのですが…

使い方おかしくないですか?と突っ込みをいれたいのですが、
如何せんパートの身では…

『がっつり食う』なら男性から聞くことはありますが。
上司は『A(年下社員)にがっつり言ってやった!』
   『がっつり契約とった』
   『時計の針さん、これ(仕事)がっつりやってよ』…

この会社で流行っているのか?でも他の社員さん言いません。
上司の年代で流行っているのか?課長は言いません。

意味は私なりに理解しているのですが、違和感が日々増大。
段々イライラが募っています。

小町のみなさまの会社で、よく使われてるけど自分は違和感、
イラっとする言葉ありませんか?

発言小町より

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「がっつり」という言葉が嫌いです。
dokadokayukiさん

「がっつり」という言葉が嫌いです。
辞書に載っているか否かではなく、言葉の響きやマスコミに媚びているようで、私は「がっつり」という言葉を使うことが嫌いです。

「あそこのお店は、お昼がっつり食べられるよ」⇒「たくさん食べられるのね。」
「夜はがっつり食べちゃった」⇒「へえそんなにたくさん食べたんだ」

と、わざわざたくさんと言う言葉に置き換えないと気がすみません。
なぜ「がっつり」という言葉が気持ち悪いのかわかりません。

たぶん、小学校や中学校でそんな言葉を習ったことががないし、マスコミがはやらした言葉についていくのが当たり前だと言う風潮に気持ちがついていかないんだと自分で考えています。

「がっつり」と言う言葉が嫌いな人はいますか?

(補足)
自分が使わなくとも、周りの人が使っているのを聞くのがいやです。私の知っている限りでは、30代以上の大人でも使っていますし、結構マスコミも使っています。

Yahoo知恵袋より

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なぜかイラつく言葉

私はなぜか

「ガッツリ」

という言葉が大嫌いです。

見たり聞いたりするだけでイライラします。

自分でも、理由はわかりません。

本当に不思議ですが、大嫌いです。

「お昼はガッツリ食べた」
「独身時代にガッツリ貯金した」

など、本当に「ガッツリ」が嫌いです。

同じ方いらっしゃいますか?


いないかな…

自分でもよくわからないくらいだから…
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タ グa ガッツリは やめてくれ!

「掲示板ミクル」より

2014年2月15日土曜日

この本がユニークだ! ・ 女流作家11人によ大胆不敵な酒談義



書評「泥酔懺悔」・三浦しをん、室井滋,、角田光代、他8名著 筑摩書房

酒や酒場がテーマになったエッセイは数知れないほどあります。


例えば私がこれまで読んでおもしろかったものは、もうかなり前にTBSブリタニカから出版された「酒と酒場のベストエッセイ」や日本の名随筆シリーズ(作品社)第11巻の「酒」などではないでしょうか。


でもこれらのエッセイを書いているのは圧倒的に男性が多く、女性によるものは、ほんのチラホラ程度でした。


ところが今回ご紹介する本はなんと著者11人が全員女性ではありませんか。


もっともあえて全員女性にしたのが、この本の狙いなのでしょうが、


それにしても酒のことを男性抜きで女性だけに語らせるとは、ユニークで大胆な企画ではありませんか。


いま夜の巷では女子会なるものが大変幅を利かせてきています。

居酒屋の看板などを見ても、個室女子会歓迎などというものもめずらしくありません。


でもこうした女子会全盛も元を正せば、その源流にはこの本に登場する酒豪の女性作家などにあるのではないでしょうか。


この本に登場する11人の作家は全員が酒豪というのではなく、中には数人の下戸の人も混じっています。

そうした人は下戸ゆえの酒の席での失敗談などを書いています。


とは言え11人の中には男顔負けの酒豪も何人か混じっています。特に三浦しをん、室井滋あたりは、根っからの酒好きと言ってもいいほどで、坂の席での武勇伝は数知れずというほどなのです。


しかも驚くべきことには、彼女ら多くが、幾度も記憶が飛ぶほど酔っぱらっていることです。


その結果、ぶっ倒れて救急車で運ばれたり、気がついたら知らない男の部屋で寝ていたり、幾度となくバックをなくしたり、と言うほどの豪傑ぶりなのです。


繰り返しますが、いま真っ盛りと言う女子会も、元を正せば案外こうした女流作家たちの酒との関わり方に、その源流があるのではないのでしょうか。


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”お酒のせいなんです” 女性作家のエッセイ11連作。

もくじ

無理  (朝倉かすみ)
下戸の悩み  (中島たい子)
初めての飲み会  (瀧波ユカリ)
だめなことは、悪いことではない  (平松洋子)
ザル女という噂  (室井滋)
酒瓶にも警告ラベルを!?  (中野翠)
名女優(西加奈子)
ひとりでお酒を飲む理由  (山崎ナオコーラ)
下戸一族VS飲酒派  (三浦しをん)
白に白に白  (大道珠貴)
損だけ  (角田光代)
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書名 泥酔懺悔
出版社 筑摩書房
価格  1500円







2014年2月13日木曜日

わたしの読書記録を全部公開することにした ・ (その9)No.23~No.25(2009年6月~11月)


                                                                                       ※表をクリックするとはっきり見えます



2014年2月10日月曜日

さすが大物! ・ ヤンキース田中、チャーター機でNYへ 自費で787型機



これはスゴイ!飛行機1機を丸ごとチャーター

 プロ野球楽天から大リーグ、ヤンキースへの移籍が決まった田中将大投手(25)が9日夜、成田空港発のチャーター機でニューヨークへ出発した。11日にヤンキースタジアムで入団会見に臨む。


 8日の大雪の影響で、前夜宿泊した東京から通常1時間余りで着くところを8時間半かかって成田に到着した田中は「疲れました」と話しながらも、笑顔を見せた。


 日本を離れることを「もちろん住み慣れたところだし、いい環境の中で野球をやらせていただいたので、寂しさはある」としながら、「そういうところに甘えてしまうのは嫌だ。

いろんなところで刺激を受けたい。自分で選んだことなので、新たなところで頑張りたい」と決意を語った。


 搭乗した日航機は、本人や家族と関係者計5人のためにチャーターした最新鋭のボーイング787型機。同行した楽天の前広報部長佐藤芳記氏によると

同機のチャーターは入団会見やキャンプに「ベストなコンディションで臨むため」で、田中が自費負担したという。


朝日新聞 ・ 2014年2月9日

2014年2月8日土曜日

寿司屋に行ったときに抱く疑問がが二つある



なぜ寿司を1貫、2貫と呼ばなければいけないのか?

寿司屋にはそんなによくいくわけではありませんが、いくと必ず気になることがあります。

どちらもメニューに関したことなのですが、一つは数(個数)についてです。


これは何も今に始まったことでもないのですが、たいていの寿司屋さんでは個数は1貫,2貫というふうに貫で表示しています。

昨日の寿司屋さんはこう表示していました。<寿司特上 12貫 2500円>

つまりランクが特上の寿司12貫が2500円ということです。


これを見て思うのは、<寿司特上 12個 2500円>ではダメなのかということです。


それ以前に感じるのは、なぜ寿司の数え方が1貫、2貫でなければいけないか、という疑問です。 


そもそも貫とはどういう意味なのでしょうか。貫とは1個、2個という数の単位であると、どこかに書いているのでしょうか。


貫と言う意味を調べて出てくるのは、むかし建築用語として使われていた重さの単位で、一貫は3.75kgである。ということぐらいです。


でもネットでさらによく調べてみますと、<貫は個数ではなく分量を示す単位で1貫あたりのお寿司は40~50グラムに相当します> などというわけの分からないことが出ています。


まあそうしたことはともかく、寿司を1貫、2貫と呼ぶことにはどうしても違和感を感じます。

1個、2個という普通の数え方にしたほうがいいのではないでしょうか。


なぜ値段を書かずに、時価と書いているのか

2つ目の疑問ですが、これはどの寿司屋さんにでもあるわけではありません。あるとしたら比較的高級な寿司屋さんでたまに見かけるぐらいでしょうか。


これもまたメニューに関することなのですが、メニューに値段が書いておらず、そのかわりに「時価」と書いているのです。


<時価>とは最近ほとんど見かけない言葉です。おそらく目にするのは寿司屋さんぐらいではないでしょうか。


では時価とはどんな意味なのでしょうか。それについてウィキペディアにはこう書いています。


時価とは

飲食店などにおける価格表示の様式のひとつ。 - 貴重な生鮮食品など、市場価格(仕入れ値)の変動により売値が定まらない商品に対して用いられる。

最も典型的には、寿司屋のメニューにおける「時価」がある。実際の価格は店員に直接尋ねて知ることが出来る場合から、会計を終えてもなお単価が幾らであったのか判然としない場合まで様々である。

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ここにも書いていますが、寿司屋のメニューによく使われているが、実際の価格が不明瞭であるとされています。


要するに客はこの時価という表示に疑問を抱くのです。こうした店ではえてして料金トラブルが起りやすいのではないでしょうか。


以上寿司屋にいって抱く、二つの疑問についてでした。

2014年2月6日木曜日

米ドラッグストア大手CVS、全店でたばこ販売停止 ・ 日本のコンビニやスーパーも追随しなければいけない


米国がついに大英断を下した

 【NQNニューヨーク=岩切清司】米ドラッグストアチェーン大手のCVSケアマークは5日、10月1日までに米国内の全店舗でたばこや関連製品の販売を停止すると発表した。対象店舗数は7600超。

喫煙率の低下に対応するほか、医薬品や健康関連製品を扱う企業としてたばこ販売は適切ではないと判断した。大手チェーンの取り扱い停止は初めてで、米国の喫煙動向に影響が出るかが注目されている。


 CVSのラリー・メルロ最高経営責任者(CEO)は声明で「たばこの販売は(健康推進という)我々の目的と矛盾する」と述べた。同社の発表資料によると、1965年に42%だった全米の成人喫煙率は直近で18%にまで下がった。


 大都市を中心にたばこ規制も強まっている。ニューヨーク市では昨年秋、たばこを購入できる最低年齢を18歳から21歳に引き上げたうえ、1箱の最低販売価格を10.5ドル(約1060円)とする条例が成立した。需要の先細り見通しも販売撤退の一因とみられる。


 販売取りやめでCVSの年間売上高は約20億ドル減少。2014年12月期の1株利益を0.06~0.09ドル押し下げる要因になるという。


 5日の米株式市場ではCVS株が業績悪化懸念から前日に比べ1%下落。有力販路を失うとの見方から、大手たばこメーカーのアルトリア・グループやレイノルズ・アメリカンの株価も各1%前後下げた。


アルトリアの広報担当者は「CVSの決断を尊重する。成人向けに責任ある方法でたばこを販売する25万店近い小売店との関係に注力し続ける」と語った。


 たばこ業界への影響は軽微とみる専門家もいる。米モルガン・スタンレーのアナリストは投資家向けリポートで「喫煙者はほかの店でたばこを買おうとするため、たばこの消費が減るわけではない」などと指摘した。


日本系座新聞 2014 2月6日

2014年2月4日火曜日

NHKの看板とも言えるニュース番組で ・ ニュースバリューのないテーマが2日連続で特集として流されていた


NHKニュース番組でタイのデモ隊の様子が2日連続で大きく報道されたのはなぜ

NHKの日曜日夜6時台に放送される海外ネットワークとう番組があるのですが、2月2日の放送で、この番組を担当する男性キャスターがタイに飛んで、タイの選挙を妨害するデモ隊の様子を特集で放送していました。


タイの暴動はもう長い間続いていますが、死者やケガ人などはほとんど出てはおらず、同時期に起っているエジプトの暴動などに比べると、どちらかというとそれほど過激さのない穏やかな暴動です。


したがって現地には特派員もいるのですから、わざわざキャスターが飛んで行ってまで報道するほどニュースバリューのある出来事ではないと思い、15分間にも及ぶその特集にはまったく興味がわきませんでした。


でもそれだけではないのです。今度は次の2月3日の月曜日のニュースナインでのことです。

この日はこの番組のキャスターである大越アナが、再びタイの暴動を取材するためにタイへ飛んでいるのです。


大越アナが海外に飛ぶのは珍しくないのですが、前日の海外ネットワークでキャスターがタイに飛んで詳しく詳しく報道したばかりなのに

なぜ二日連続で現地まで行ってこの問題を15分間にも渡って大きく取り上げなければならないのかと、大いに不審に思いました。


先ほども申しましたがタイの暴動は決して大きな話題になっているニュースバリューにある出来事ではないと思います。


それを二日連続でわざわざ日本からキャスターが飛んでまで特集で報道するほど価値のあるニュースではないはずです。


NHKは国民の受信料で持っている放送です。したがってニュースの選択も国民目線でなされなければいけません。

でもこの二日間のキャスターが現地へ飛んでまでのタイの報道は決してそうしているとは思えません。

何かNHK内部の事情により、仕方なくなされたことのようにさえ思えるのです。


この疑問を解決するために、こうした番組のディレクターにお聞きしたいのですが、はたしてニュースバリューを考えて、国民目線でニュースの素材を選んでいるのでしょうか。


民法と違って視聴率をそれほど気にしなくても良いNHKだけに、あえてこのことを聞きたいのです。


海外ネットワークもニュースナインも私がもっとも楽しみにしている番組なのです。

その2つの番組に続けて2回も失望させられたために、あえてこの記事を書いた次第です。関係者のお目に留まればいいのですが。

2014年2月3日月曜日

ソチオリンピック日本選手団は女高男低 ! ・ なぜ女性選手のほうが圧倒的に多いのだろう?



ついに女子選手の数が男子選手を上回った

ソチで開催される冬季オリンピックまでいよいよあと4日になりました。今回はいつものオリンピックに比べて人々の関心は一段と高いのではないでしょうか。


それと言うのも、メダル獲得の可能性の高い選手がいつもより沢山いるからです。


いや獲得の可能性と言うより、獲得の確実性といったほうが良いかもしれません。


中でも、もっとも期待が大きいのがスキー女子ジャンプの高梨沙羅選手であり、これは万人が認めることでしょう。


昨日もオーストリアで開かれたワールドカップで優勝し、今期だけですでに10勝目という世界新記録を打ち立てています。


これほどの実績を持ってオリンピックに臨んだ選手が過去にいたでしょうか。


おそらく世界の誰もが高梨選手の金メダル獲得を信じて疑わないのではないでしょうか。


高梨選手以外にもメダルが獲得が期待されている選手は多くいます。でも、確実性から言えば高梨選手がトップで、おそらく彼女の右に出る選手はいないのではないでしょうか。


トップもトップ、いわばガチガチの本命と言ってもいいのではなのではないでしょうか。


ところで今回のオリンピック選手団でこれまでと大きく違う点は女子選手の多さです。なんと男子より17人も多いのです。こんなことは過去にはなかったことです。


原因は団体競技であるアイスホッケーとカーリングに女子だけが出場していることにあります。


とは言え、スポーツの世界ではこれまで男高女低が普通でしたから、今回の逆転には誰もが驚いているのではないでしょうか。


やはりこれも昨今の女性の勢いの良さの現れなのでしょうか。


そういえば最近のニュース報道によく登場するのは、STAP細胞の小保方晴子さんやスキージャンプの高梨沙羅さんなど女性ばかりのようです。


こうした女高男低というわが国の現象は、どうやら今後もしばらく続くような予感がします。


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ソチオリンピック選手団

ソチ五輪の日本選手団が男子48人、女子65人の計113人、役員を含めて計248人で確定したことが26日、関係者の話で分かった。
冬季五輪の海外派遣としては2006年トリノ大会の238人を上回り、過去最多となった。
選手数では21人のアイスホッケーと、5人のカーリングで女子だけが出場権を得たことが大きな要因となり、冬季五輪で初めて男子を上回った。
2014年2月1日(共同)

2014年2月2日日曜日

”楽しんでやる” と言う選手がいるが ・ プロスポーツに楽しむ余裕などないのでは?


楽しみながらプレイすると言うが、そんなことで勝てるわけがない

よくスポーツ選手がインタビューなどに対して、「楽しみながらプレイします」などと応えているのを耳にすることがあります。おそらくそれを聴いて首を傾げる人は多いのではないでしょうか。


まあそれも草野球程度の趣味としてやっているアマチュアスポーツの場合だと許せるかもしれませんが、プロのスポーツであったらそうはいきません。


およそプロスポーツとは厳しいものです。何が厳しいかといえば、まず第一にはその過酷とも思える練習ではないでしょうか。


この過酷な練習に耐えてこそプロのスポーツ選手と言えるのです。


それに当然のことですが過酷なのは練習だけではありません。


プロスポーツは勝つか負けるかの厳しい世界ですから、勝ってこそ名声とともに人気が上がり、その結果として高い報酬を手にできるのではないでしょうか。そのためには何が何でも相手に勝たなければならないのです。


相手に勝つと簡単に言っても、相手もまた同じことを考えて向かってくるのですから簡単に勝てるはずがありません。


したがってプロスポーツ選手が相手に勝つために戦うときは、全知全霊を傾けて、最高の技術と力を相手にぶつけなければならないほど厳しい戦いを強いられるのです。


そんな壮絶な戦いを前にして、どうして「楽しんでプレイします」などと言えるのでしょうか。


はっきり言ってそんなふうに言うのは、戦いを前にして緊迫感や恐怖感などを少しでも和らげようとして言っているだけなのです。


そう言えば大リーグのイチロー選手もこうした<楽しんでプレイする>というような表現をよく使いますが、彼の場合だと、楽しむというのはおそらく一生懸命プレイして、充実した戦いにするために、力いっぱい試合に専念するというような意味で言っているのではないでしょうか。


それはそうと、もうすぐ始まるソチでの冬季オリンピックですが、国民の期待が大きい金メダル候補と呼ばれる選手が、試合前のインタビューで、もし「楽しみながらやる」などと発現したらどうでしょうか。


おそらくメダル獲得を期待して応援している多くの国民は拍子抜けしたり、違和感を感じたりするのではないでしょうか。


プロスポーツ選手を含めて、民衆から大きな期待がかけられているスポーツ選手は、リラックスや気休めのためとは言え

決戦を前にしたときにはゆめゆめ「楽しんでやる」などとは言うべきでないではないと私は常々思っています。


2014年2月1日土曜日

衝撃の事実! ・ いま日本では2分に1組が離婚している!



2分に1組が離婚して、その後で何が起っているのか

しかしこれは驚くべき数字ではありませんか。なんと今の日本では2分に1組が離婚していて、その数は年間24万組にも及ぶというのです。

2分に1組と言えば、1時間で30組ですから1日にすると実に720組にもなります。

例えば2012年の数字を見てみますと、婚姻件数が67万件で離婚件数が23.5万件ですから、実に婚姻数の30%以上が離婚していることになります。


つまり今の日本では夫婦の3組に1組以上が、2分に1組のペースで離婚しているのです。これは今から44年前の1970年に比べると実に2.5倍に増えているのです。


もちろん離婚は法的に認められた正当な行為ですから、それ自体は何も責められることではありません。でも離婚によって生み出される様々な弊害は見逃すことはできません。


その最たるものが子どもへ悪影響ではないでしょうか。


例えば最近大きな社会問題になっている児童虐待ですが、この問題の原因を考えてみますと、決して離婚と切り離して考えることができないように思います。


児童虐待が発生するのは、多くは若年離婚の場合ではないでしょうか。若年離婚だと当然子どもはまだ小さく、赤ちゃんや幼児である場合が多いと思われます。


離婚してそんな小さな子どもを抱えた女性が、新しい男性と交際するとき児童虐待が起るのです。


最初はそれを承知の上で交際をはじめた男性にしても、交際が進展するにしたがって、絶えず母親にまとわりつく小さな子どもを次第に疎ましく感じるようななっていくのです。


若年離婚した若い女性と交際する男性ですから、まだ子どもには慣れておらず、愛情を注ぐ余裕はそれほどないと思われます。


したがって時としては子どもを邪険に扱うことがあるのです。それが次第にエスカレートしたのが虐待なのではないでしょうか。


虐待だけではありません。若年離婚はまた貧困問題とも密接な関係があります。


先日もNHKの報道特集で若年女性の貧困の問題を取り上げていましたが、年収が100円強しかない貧困状態の若年女性がこのところ急激に増えてきていると報道されていました。


そうした女性の中には若年離婚の女性が多く含まれているそうです。


そんな女性は小さな子どもを抱えていることが多く、満足に働けない状態で、それが貧困にさらに拍車をかけているのです。


聞くところによりますと、日本の役所では離婚申請に対して、それほど厳しい審査がなく、書類さえ揃っていれば簡単に離婚を認めるというのです。


つまり小さな子どもがいる場合でも、離婚後の養育などについてじゅうぶんな取り決めをしないまま、離婚を認めてしまっているのです。


要するに欧米諸外国に比べると、日本はいたって離婚がし易い国なのです。


この離婚のし易さが児童虐待や若年女性の貧困に繋がっているのではないでしょうか。