2014年10月2日木曜日

知られざる事実 ・ いま高齢者3000万人のうち300万人の独居老人が貧困にあえいでいるわが国の現実



NHK特集番組が伝える・いま300万人もの独居老人が貧困で苦しんでいる!

おそらく9月28日のNHKスペシャルを見た人の多くが大きなショックを受けたのではないでしょうか。


それは<300万人独居老人の「老後破壊」>というセンセーショナルなタイトルの特集番組でした。


内容は今わが国にいる600万人の独居高齢者のうち、実に半数に当たる300万人が貧困にあえいでおり、その中の一部の人々の現実の姿を紹介するものでした。


でもこうした苦境にある人々に対して国などは特に救いの手は差し伸べていないのです。


この番組はそうした高齢者の貧しい日常生活を赤裸々に追ったルポルタージュです。


おそらくこの番組を見た視聴者は、高齢者に限らず将来のわが身を重ね合わせて身につまされた人たちも多かったのではないでしょうか。

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NHKスペシャル シリーズ老人漂流社会  「老後破産の現実」

本放送 ⇒ 2014年9月28日(日)午後9時00分~9時49分 NHK総合
再放送 ⇒ 2014年10月2日(木)午前0時40分~1時29分(1日深夜)NHK総合


NHKスペシャル・シリーズ老人漂流社会<老後破産の現実>画像2高齢者人口が3000万を突破し、超高齢社会となった日本。

とりわけ深刻なのが、600万人を超えようとする、独り暮らしの高齢者の問題だ。

その半数、およそ300万人が生活保護水準以下の年金収入しかない。生活保護を受けているのは70万人ほど、残り200万人余りは生活保護を受けずに暮らしている。

年金が引き下げられ、医療や介護の負担が重くなる中、貯蓄もなく NHKスペシャル・シリーズ老人漂流社会<老後破産の現実>画像3ギリギリの暮らしを続けてきた高齢者が“破産”寸前の状況に追い込まれている。

在宅医療や介護の現場では「年金が足りず医療や介護サービスを安心して受けられない」という訴えが相次いでいる。自治体のスタッフは、必要な治療や介護サービスを中断しないように、生活保護の申請手続きに追われている。

“老後破産”の厳しい現実を密着ルポで描くとともに、誰が、どういった枠組みで高齢者を支えていくべきか、専門家のインタビューを交えながら考える。

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