2016年10月1日土曜日

新規開店はヤル気がいちばん! ・ 新しく開業するならこの店を見習え!




うーん! この店ヤル気がある!

駅前の一等地とはいえ、すべての店がはやるわけでなく、中には開業後わずか1~2年以内にあえなく閉店してしまうところもあります。

そうしたケースを目の当たりにすると、他人事ながら

・いったい何のためにこの店を開店したのだろうか?

・開店前にしっかりした計画を立てていたのだろうか?

・見込みが甘かったのではないか?

などと、考えさせられてしまいます。

1~2年で閉店してしまうとなると、おそらく大きな損失を被るでしょうが、やりようによっては、それを避けられたのではないか、という気がしてなりません。


ふとこんなことを考えることになったのは、先日思わぬ光景を目にしたからです。

いつもよく通る駅前の繁華街を歩いていたときのことです。

このところしばらく空いていた店舗の中で、なにやら造作工事をやっているようでした。

「ははーん、改造してまた何か新しい店がオープンするな」

そう思って店舗の内部に目をやってみました。

内部には少し高めのコの字型のカウンターが作られており、飲食店らしく、カウンターの高さから察するとバーか、立ち飲みの店のようでした。

新しい店ができる時は、前を通ったりすると、どんな店ができるのだろうか?と

なんとないく期待感を抱くのは誰にもあることでしょう。


そんな場合、できることならオープンの前に、店に関する情報が知りたくなるのが人情です。

でもたいていの場合、オープン直前にならないとそれは分かりません。

店側が早めに情報を開示することがあまりないからです。


でもこの店は違いました。

写真でご覧のとおり、なんと店の前には大きなボードを設置して、その上に短冊状のメニューがずらっと並んでいるではないですか。

これほど大掛かりなメニューをオープン前の店の店頭に掲げているのは見たことがありません。

しかも開店の1週間も前からです。


これを見ただけでこの店のやる気がじゅうぶん伝わってきます。

と同時に、開店したらすぐ行ってみよう、という気を起こさせます。

そう思わすのは、この店頭のメニュー表示に魅了されたからです。

なぜなら、これには経営者の並々ならぬ「やる気」がみなぎっており、人を惹きつける力を持っているからです。

店を開店する以上はハヤラセたい、店主ならそう思うのが当たり前です。

そのために考えに考えて、こうした方法を採ったものだと思いますが、これに大喝采を送るのは、おそらくわたしだけではないでしょう。

この店の名前は「飲み処もみじ」といいます。

オープンが待ち遠しくて仕方ありません。



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