2012年7月14日土曜日

ある作家が本の中で言っている「念忘解」とは何だろう?


「念忘解」 とは

  作家の荒俣宏氏が「くつろぎの時間」というエッセイ集の中で語っていた「念忘解」という言葉が気にかかって頭から離れない。

 本の中でいくらか解説が加えられていたがもう一つピンとこない。

 同じ3文字で「断捨離」と言う言葉があるが、これに語感がよく似ている。

 これら二つの言葉の真ん中の文字「捨」と「忘」の意味が「捨てる」と「忘れる」でニュアンス的に似通ってはいるが

 当然のことながら全体の意味はまったく違う。

 「念忘解」についてネットで調べてみると以下のようになっている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

念忘解 とは 

一般に難しい問題を解くには念忘解の手順で踏むのが鉄則です。

 抱え込んだ問題をあれこれと思案をめぐ            らし
   煮詰めるだけ煮詰める段階
   酒造りでいえば、材料を仕込む段階


 しばらく放っておく段階
   問題を解くのに行き詰ったら
   いったん思考を中止して
   再び取り組むまで間を置くことがこと                 が大切です


   すると気がつかない間に潜在意識の力                 が働いて答もしくはヒントを見つけ出                 してくれることが多々あります。
   



 最終的に答を送り届けてくれる段階
  これは時と場所と状態を選んで閃きとい             う形で届けられるので直感でしっかり掴             まなくてはなりません。

         偉大なニュートンの万有引力の法則もこ             の念忘解のプロセスをたどって得られた             ものです。


 百瀬昭次 「水は偉大だ」 清流出版より