2012年7月3日火曜日

ウツにもならず、パラノイアにもならず、ましてやオタクにもならず ・ 普通に生きていくのが困難な時代


 このところずっと年間の自殺者が3万人を越えている。


  日本のどこかの小さな市の人口分ぐらいが毎年そっくり消えているのだ。

 
これは普通ではない。


 高度急成長が終わったとはいえ昨年の東北大震災のような天災は別にして、総じて日本はまだ平和な時代である。


  だが、そんな平和な時代にあるにもかかわらず今の日本社会はなんともいえない閉塞感にみちており、


 えたいの知れない心の病がはびこっていて、必ずしも心身ともに健康な状態を維持している人ばかりではない。


 そうした社会にいま多く見られる現代の心的異常現象だが、代表的なものが次の三つではなかろうか。

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●蔓延するるうつ病

 うつ病(鬱病)や躁うつ病(躁鬱病)にかかる人が増えていると言われる。

 ここに挙げるのは厚生労働省によって3年ごとの10月に全国の医療施設に対して行われている「患者調査」の結果から「気分障害」(うつ病、躁うつ病、気分変調症等)の総患者数の推移であり、医療機関に看てもらわない患者は数字に出てこない。 

 1996年には43.3万人であった総患者(調査日には通院しなかったが前後に通院している者を含む)は1999年には44.1万人とほぼ横ばいであったが、その後、2002年には71.1万人、

 2005年には92.4万人、2008年には104.1万人と9年間で2.4倍に増加しているのが目立っている。

 この間、うつ病治療に使われる精神安定薬や睡眠薬の国民使用率も上昇している。

 ストレス社会が21世紀に入って別次元のレベルに進化したのではないかと推測される。

なお、男女別ではうつ病・躁うつ病の場合は男性より女性の方が1.7倍と多い。年齢別には、いずれの年齢層でも女が男を上回っている。

 男は40歳代が最も多く、30歳代がこれに続いている。女は60歳代、70歳代が最も多い。

 女性の場合は高齢者にうつ病・躁鬱病の患者が多い点が男性と異なる点である。


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●パラノイアも増えている

 偏執病(へんしゅうびょう、偏執症パラノイア: paranoia)は、精神病の一種で、体系だった妄想を抱くものを指す。

 自らを特殊な人間であると信じたり、隣人に攻撃を受けている、などといった異常な妄想に囚われるが、強い妄想を抱いている、という点以外では人格や職業能力面において常人と変わらない点が特徴。

 これが日常生活や仕事の遂行に支障をきたすレベルにまで達したものが、妄想性パーソナリティ障害(paranoid personality disorder)とされる。
症状 ]
· 被害妄想挫折侮辱拒絶などへの過剰反応、他人への根強い猜疑心(さいぎしん)。自分は特別で何者かに監視、要注意人物と見られていると思う。
· 誇大妄想超人、超越者、絶対者という存在へと発展する。
· 激しい攻撃性 誹謗中傷など。弱肉強食というような考えで弱者に対して攻撃的である。
· 自己中心的性格 自分が世界の中心ではという妄想で絶対者ではないかという妄想。
· 異常な独占欲 - 独占欲は多数から100%に向かう。独裁者的な妄想を持つ。
· 悪魔主義悪魔的なものに美しさを見る。

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●オタクは正常者ではないのか?

 おたくとは何かという定義は確立していない。その時々により、また論者によりその言葉が意味するものが一定ではない。俗には、萌え秋葉系といったキーワードと強く結び付けられることがある。

 辞書的には、ある趣味・事物には深い関心を持つ(拘る)が、それ以外の広汎な知識、また社会性社交性は欠けている人物として説明される。

 おたくという言葉はもともと二人称を意味する言葉であり、1980年代のアニメ・SFファンの一部の間でも使われていた。

 1983年に中森明夫が『漫画ブリッコ』のコラムでコミケに集まる集団を「彼らをおたくと命名する」とおたくを蔑称・名詞として呼ぶと、アニメ・SFファンはおたくを自認するようになった。

 辞書の定義にあるような否定的な人物像は、アニメ・SFファンによって自嘲的な自己像として語られていたものである

 この言葉はアニメ・SFファンだけに限らず、普通とは見なされない趣味を持つ人、社交性に欠ける人に対しても使われるようになった

 おたくは広い意味をもつ言葉となったため、おたくとその文化を再定義する試みはたびたび行われてきた。

 評論家の岡田斗司夫はおたく文化を創作作品の職人芸を楽しむ文化としてとらえていた。

 精神科医の斎藤環はセクシュアリティがおたくの本質であり、二次元コンプレックスを持つのがおたくだとした。哲学者の東浩紀サブカルチャーとの結び付きを重視した。

 岡田によれば、1990年代頃からは否定的な意味は薄れ、肯定的に用いられるようにもなったという。なにかの趣味に強いこだわりをもつ人物という意味でも使われる。

 この意味では、こだわりの対象に対して、所得や余暇時間のほとんどを費やす「消費性オタク」と、

 「自分の趣味を周りに広めたい」「創造活動をしたい」と考える「心理性オタク」とに分類される。

 インターネット「ウィキペディア」参照


Link 「サイコバブルとは何なのか」

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