2018年9月16日日曜日

3年連続お城人気ランキングトップの姫路城 ・  わが町姫路はインバウンド外国人旅行者で溢れている



世界遺産姫路城

旅好きが選ぶ! 日本の城 ランキング 2018


    1姫路城(兵庫県姫路市)
    2二条城(京都府京都市)
    3松山(愛媛県松山市) 


    4位 松本(長野県松本市)
    5位 岡城阯(大分県竹田市)
    6位 中城跡(沖縄県北中城村)
    7位 犬山城(愛知県犬山市)
    8位 備中松山(岡山県高梁市)

お城人気で増え続ける姫路市の外国人旅行客


上のリストのように今年もお城の人気ランキングで姫路城が第一位になりました。これで3年連続です。

そのおかげでこのところわが町姫路を訪れる外国人旅行者は増える一方です。中でも圧倒的に多いのはフランス人ですが、いったいなぜなのでしょうか。


大手前通り
駅前大通ではいつも数十人の外国人とすれ違う


姫路市で最も外国人旅行者の姿を目にする通りはJR姫路から姫路城へ通じる大手前通りです。駅から直線でお城に通じるこの通りは約1㎞の距離です。

徒歩ですと約15分程度かかりますが両側には並木のある広い歩道があり、それに沿って街並みを見物しながら歩くとそれ程距離は感じません。

もちろんバスが通っていますが、お城を目指すほとんどの外国人旅行者は散策を兼ねた徒歩を選ぶようです。

そのせいで大手前通りはいつ歩いても外国人の姿を目にしないことはありません。お城から駅までの約15分間の間にいったいどれくらいの外国人とすれ違うでしょうか。

日によって若干の相違はありまうが、多い日だとその数は50~60人ぐらいに達するのではないでしょうか。

わずか15分でこれですから、1日のだと恐らく千人以上に達するのではないでしょうか。


圧倒的に多いのはフランス人観光客


世界遺産姫路城人気で外国人観光客が年々増えている姫路市ですが、注目すべきはフランス人の急増です。どれくらい多いかというと、すれ違う外国人の二人に一人はフランス人と言ってもいいほどなのです。

でもなぜなのでしょう。フランス人がお城好きだからでしょうか。

もちろんそれも否定できません。でもそれだけではなく理由はもう一つあります。それはフランス人の姫路市に寄せる愛着です。

なぜかというと、フランスは2020年の東京オリンピック・パラリンピックで柔道選手の事前合宿地として姫路市を選んだからです。

もともとフランスは世界有数の柔道が盛んな国で、国民の多くが柔道を愛しています。そうした愛するスポーツが2020オリンピックで選手団の合宿地として選ばれた都市であることも人気が高まった大きな理由です。

その他の要因としてはもともとフランス人に人気の広島市に近いこともあります。新幹線で広島へ向かう途上(あるいは帰途)姫路に立ち寄るのです。

市の広報課によりますと外国人向けパンフレットの配布数では2016年にはそれまで最高であった韓国を上回り22064部に達しました。


カジュアルな姿から海外旅行者と判別できない


ところで道ですれ違う数十人の外国人旅行者ですが、海外旅行者と判定するのはあくまで推測で確たる証拠は何もありません。

なぜならほとんどの人がカジュアルな普段着姿だからです。まるで近所へ散歩へでも行くような家にいるときとほとんど変わらないような飾り気のない服装なのです。

おまけに海外旅行者特有の大きな旅行カバンは駅にロッカーへ預けていますから、ほとんどの人は手ぶら同然です。

こうした外見だけ見ると、容貌は外国人でも、はるばる遠い外国から訪れた観光客とは思えません。



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