2018年11月1日木曜日

日本はもはや経済大国ではない!



見て愕然!世界企業ランキング50位までにトヨタわずか1社


ひょっとしてGDPが世界第3位だから日本は経済大国、といまだに思っている方がいるかもしれません。でもそんな人が上の表を見てなんと思うでしょうか。

おそらく、そんなはずはない、これは何かの間違いなのでは。と考えるのではないでしょうか。

それももっともなことでしょう。何しろ上のグラフによれば、ランキング50位の中に日本の企業はかろうじて1社入っているだけなのですから。

しかもよく見てみると、同じく1社入っている韓国よりランキングが下ではないですか。

韓国と同じ1社、それも順位は韓国の方が上位。これがスポーツの話ならいざ知らず、日本が長年アジアの盟主としてプライドを保ってきた経済分野の話なのです。

でも悲しいかな、これが今の現実なのです。確かに今でも日本がGDP世界第3位というのは事実です。しかし名目上のことで、実質は伴っていないのです。


嘘ではない!日本トップのトヨタは韓国トップのサムスンに負けている


それにしてもイギリス、フランス、ドイツ、韓国など、日本より人口の少ない国に負けるのはなぜなのでしょうか。

中でも問題なのは韓国です。韓国は日本の3分の1ほどの人口しかありません。当然国力は日本より劣っていて然りです。なのに現状はそうではないのです

日本のトップ企業で世界のトヨタとも言われるトヨタ自動車が韓国のトップのIT企業サムスンに負けているのです。

売上高ではかろうじて上をいっていても、企業価値の目安になる時価総額で差をつけられているのです。

これは由々しきことではありませんか。いかに韓国が長年の間「日本に追いつけ、追い越せ」のスローガンを掲げて頑張ってきたと言え、世界のトヨタとも呼ばれる日本のトップ企業が抜かされるとはいったい誰が予想したでしょうか。

でも、悲しいかな、これが現実なのです。いま私たちはこの事実を厳粛に受け止めて、冷静に敗因を探らなければなりません。


バブル時代1989年と比較してみると


しかしここ30年ぐらい間の日本経済の凋落は目を覆うばかりです。

バブル経済さなかの1989年には銀行などを中心とする日本企業がランキング50位までに32社が登場しており、米国の2倍の数となっていました。

それが、今や、ランキング50位までがトヨタ自動車1社のみとなり、当時の日本企業の多くが合併等で今はもう存在しないのです。

この驚くべき変化をいったい誰が予想できたでしょうか。


世界の時価総額ランキング上位50社の国別会社数


(年次別比較)
1989
2018
日本
32
1
米国
15
32
英国
3
2
フランス
0
2
中国
0
6
スイス
0
3
ベルギー
0
1
韓国
0
1社

データ出典・社会実情データ図録


































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