2019年7月6日土曜日

この昔の絵がおもしろい

 
           
           行水の覗き見「好色一男」井原西鶴 より
 

 

井原西鶴の代表作「好色一代男内容紹介

世之介は7歳にて性に目ざめ、漁色の生活をはじめ、19歳にて勘当。35歳にして父の莫大な遺産を受け、これより諸国遊里の好色世界に遊ぶ。
現世にあきたらず60歳にして好色丸にうち乗り、女護島へと去って行く。
西鶴の代表作であり、浮世草子の最初のものであり、好色本の開祖であり、また徳川文学の最高峰でもある。
 
井原西鶴(いはらさいかく)
 江戸中期の俳人・浮世草子作家。本名は平山藤五別号鶴永・西鵬・松寿軒・二万翁。大坂生。俳諧西山宗因が唱えた談林派に加わり、前衛的な詩風で活躍する。天和2年浮世草子『好色一代男』を発表、作家としても地位を得た。作風は好色物・武家物町人物と変わるが、これらの作品は俳諧的な文をとり入れた雅俗折衷の文体とともに西鶴の名を近世文壇史上に大きく印した。代表作に『世間胸算用』等がある。元禄6年(1693)歿、52才。
 
 
 

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