2021年7月24日土曜日

貧困層は「可処分時間」が多くて「可処分所得」が少ない



富裕層Vs貧困層 可処分所得と可処分時間の相関関係

「炎上する社会」という本を読んでると、中に「炎上に参加する人々」という項目があって、そこには可処分時間とネットの炎上の関係について以下のように書いてあった。


あるネットニュースの編集者は、ネットでクレームをつけるつける人々はフルタイムで働いているとは考えにくいほど日中から活発にネット上で活動していることから、定職を持たない「暇な人」ではないかと示唆しています。同様の意見として、こうした人々は休職中、失業中で可処分時間に余裕がある貧困層である可能性があると述べています。このような見方から、炎上は社会に恨みを持つ低所得者層の憂さ晴らしのモデルと呼ぶこともできます。 

 

貧困層とは暇があって金と知恵がない人たち

上で紹介した本の記事では、ネットの炎上に参加するのはもっぱら休職中や失業中の定職がない暇な人達となっています。

することがなく持て余すほどの暇があるため、それがネット上に活動に繋がり、日頃から抱いている不満を爆発させてあちこちでクレームをばらまいているのです。

こうした人達はいつも暇を持て余している知恵と金に恵まれていない貧困層であるに違いありません。

 

富裕層とは暇がなくて金と知恵がある人々

一方富裕層の方はどうでしょうか。はたして彼らが炎上に参加するでしょうか。

大方の意見としてそれはノーです。最大の理由は大抵の富裕層はやるべき仕事を持っていて暇がないからです。

それだけではありません。富裕層の人にはお金だけでなく知恵があります(知恵があるからこそお金が貯まったのです)。

知恵のある人はよく考えます。その結果、炎上には関わらないのが懸命と考え、参加しないのです。 

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 可処分所得とは

可処分所得とは、給与やボーナスなどの個人所得から、税金や社会保険料などを差し引いた残りの手取り収入、つまり自分の意思で使える部分を指します。 個人の購買力を測る際、ひとつの目安になります。 可処分所得から消費支出(いわゆる生活費)を除いた部分が家計の貯蓄に回ります。

 

可処分時間とは

可処分時間とは、顧客の自由に使える時間のことをいいます。 経済学では所得から税金や社会保障費用など消費支出ではないものを差し引いた自由に使えるお金のことを可処分所得といいますが、この概念が時間に置き換えられたものが可処分時間といいます。 1日は時間24時間であり、これは皆平等です。

 

 

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