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2010年10月1日金曜日
宇宙飛行士は「英雄」でいいのか?
テレビで「若田光一さん」だとか、「山崎直子さん」だとかのスペースシャトルに搭乗した宇宙飛行士についての報道があるたびに、決まって私の頭に浮かぶことがある。
そして、彼らが英雄視されればされるほど、私は次第にしらけた気分になっていく。
この宇宙飛行士はこのところずっと「子供が将来なりたいもの」のランキング上位に野球選手やサッカー選手らとともに名を連ねている。
野球の「イチロー」とか「松井」らとともに、まさに子供たちの憧れの的であり、大きな夢を与え続けているのである。
子供たちにとってはそんな英雄的存在である彼らに対して、私が複雑な思いを抱くのはいったいなぜなのであろうか。
ズバリ言えば、それは彼ら日本の宇宙飛行士にかかる桁外れな額の費用のことなのである。
はっきり言えば、彼らのニュースに触れるや否や、私の頭にはすぐネットの「財政赤字カウンター」が目に浮かぶのである。
そして「あーあ、これでまた今回の宇宙飛行に費やされる何十、いや何百億円かの数字がカウンターに追加されるのだろうなあ」などと思って、思わずため息が出るのである。
私が貧乏性なゆえに、こんなことばかり気になるのだろうか。
こんな気持ちになるのは果たして私だけなのだろうか。
でも最近私はこのことに関してネットで驚くべき内容の記事を見た。
それは人材派遣業界の会社「人材ビジネスフォーラム」の社長、東田康之氏の書いたブログであった。
タイトルズバリ「宇宙飛行士の費用」というもので、その中で氏は雑誌「will」から引用した元文芸春秋編集長、堤尭氏の発言を次のように載せている。
・・・・・ 堤 これは余談になるけど、日本人が宇宙に行くたびに大騒ぎしている。しかし、乗船代にいくらかかっていると思う?毛利さんの場合は270億円、若田光一さんは67億円を支払っている。毛利さんは化学者で、シャトルの中でもっぱら科学的実験とやらに従事する。メダカの研究だな。若田さんはフライト・エンジニアで、船外作業などもできる。その差が乗船料に出る。いずれにせよ、宇宙開発事業団の出費だ
・・・・・
これは驚きだ。スペースシャトルへの搭乗費用はある程度高額だとは予想していたが、これほどだとは思わなかった。
まるで、一桁ちがうんでは?という感じだ。
いかに科学技術研究振興の為だとは言え、巨額の財政赤字を抱える日本が、今これだけの出費を果たして宇宙飛行士のためにかけていいものだろうか。
それこそ、彼らに憧れる次世代の子供たちに大きなつけを残すだけではないか。
こうした点にまったく目を向けず、宇宙飛行士をいたずらに英雄視する方向にばかり煽り立てているのは、いったい誰(何)なんだろうか。
じっくり考えてみたい問題である。