2018年12月16日日曜日

わが町姫路は空前のホテル開業ラッシュ!


姫路市には2018年だけで4軒の新ホテルが開業

姫路市内には2017年現在で60軒のホテルがありますが、2018年に一気に4軒の大型ホテルがオープンしました。
 
これら4つの客室数合計は900室超でキャパシティは1500名にも及びます。

4ホテルともJR姫路駅から至近の好立地ですが、今後はこの地区に20軒近くある既存ホテルとの激戦が予想されます。

 

2018年 新たに開業した4つのホテル 

 
 
ホテルモントレ姫路 (2018年3月 274室)
 

 


リッチモンドホテル姫路 (2018年6月 216室)



ダイワロイネットホテル姫路 (2018年10月 218室)

 
 

 

ホテルリブマックス姫路駅南 (2018年12月 194室)

 
 



なぜこんなにたくさんホテルができるのか?

 
 
しかし姫路市のこのところのホテル建設ラッシュは驚くべきです。バブル時代も多かったのですが今の勢いはそれを上回っているかもしれません。
 
確かにオリンピックという一大イベントが迫っており、2020年の開催まであと2年もありません。とはいえ、オリンピックで賑わうのは首都圏が中心です。

地方にも多少の及効果が期待できますが、それほど大きなものとは思えません。
 
なのに今のホテル建設ラッシュは東京からはるか遠くの地方都市にまで及んでいるのです。その良い例がわが町姫路市なのです。
 

人口50万人の地方都市なのに 

 
わが町姫路は兵庫県の最も西にある人工50万人の地方都市です。なんといっても自慢は世界遺産で国宝の姫路城があることです。
 
その姫路城は3年前にリフォームが終わってからは、人気が急上昇し、今や日本有数の観光メッカといっても過言ではありません。
 
特に外国人のち人気がすごく,フランス人を中心に連日世界中からの外国人観光客が絶えません。


すれ違う人の2人に1人は外国人 

 
姫路城の外国人観光客の増加はすごいもので、それをよく表すように、JR姫路駅から姫路城へ通じるメインストリートである大手前通りを通っていると、わずか10分余りの行程ですれ違う外国人の多いこと、多いこと。
 
日によって多少異なりますが、多い日には50人を上回ることがあります。わずか10分余りでこの数ですから、仮にこれを1時間にすると300人にもなるのです。
 
日本国内で1時間に300人もの外国人に出会う場所はあまりないのではないでしょうか。しかも、この外国人というのは一目見てそれが分かる欧米系の西洋人で,日本人とは判別が難しい中国や韓国の東洋系は入っていません。
 
もしこうした人たちも含めるとおそらく倍近くになるのではないでしょうか。ということは1時間に600人になるのです。
 
これだとすれ違う人の半分は外国人と言っても過言ではありません。
 

外人観光客が多いとはいえほどんどが日帰り

 
これほど多い外国人観光客ですが、ひとつだけ残念なことがあります。それはこうした外国人のほとんどが、この町で一夜を過ごすことなく日帰りで去ってしまうことです。
 
観光客のうち宿泊するのは全体の14%程度でしかありません。つまり1日1000人ほど訪れる外国人観光客のうち、泊まるのはわずか140人程度でしかいないのです。
 
これだと60数軒にも及ぶホテルの客室を埋めるには力不足です。
 
ホテル建設ラッシュで客室が供給過多になり室料がダンピングになるのが心配です。













































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