2019年8月14日水曜日

いまさら言うまでもないが・本から得るものはやはり大きい

 
人との出会いも大切だが、本との出会いはもっと大切
 
以前このブログで「人との出会い本との出会い」というタイトルの記事を載せたことがあります。内容は、人生において、「人との出会い」と「本との出会い」を比較して、どちらがより大切なことかについて書いたものです。
 
そこでの比較の結果、人との出会いの価値もじゅうぶん認めた上で、あえて本との出合いのほうに軍配を上げたのです。
 
このブログを書いているいま、改めてその判断が間違っていなかったことを再認識しています。
 
それは最近読んだ2冊の本によって教えられたことについて言えることで、現在のわたしの狭い範囲における人との出会いでは決して得ることができないことで、本だからこそ得ることができたのだとはっきり確認できたからです。
 
 
最近読んだ2冊の本から得たものは
 
2冊の本から得たものについては下に記していますが、その情報名(サイト名)と情報源の著者と書名は
 
・松岡正剛の千夜千冊 (荒俣宏・喰らう読書術)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
TED(茂木健一郎・頭は本の読み方で磨かれる)
        http://digitalcast.jp/vc/people-blogs/
 
のようになります。
 
 
 
まず「松岡正剛の千夜千冊」というサイトですが、これはサイトの種別(ジャンル)としては書評集になります。
 
ネットには優れた書評集はたくさんあります。しかし、このサイトのように12年という長い歳月にわたって、1冊一冊の本を丹念に紹介し続けたきたたものは他には見られません。
 
でも期間の長さはさておき、まず最初に賞賛すべきは1冊の本に対するコンテンツの圧倒的な量(長さ)です。
 
どれほどの長さかといえば、例えばごく最近の書評をみても、本文だけで優に1万文字に達していて、これに図版などを加えると、実にA4で7~8ページにも及ぶ量なのです。
 
1万字といえば、400字詰め原稿用紙だと25枚分に当たり、短編小説1篇分に及ぶ量なのです。
 
1冊の本で、よくもこれだけの書評が書けるものだと感嘆してしまいます。ちなみに一般的な書評サイ 
トにおける1冊の本に対する書評の量といえば、たいていはA41ページに収まる程度であり、稀に2ページのものがあるぐらいです。

 
次に賞賛すべき点は、このサイト作成に携わるのスタッフです。サイト名は「松岡正剛の千夜千冊」となっていても、担当しているのは本人だけでなく、アシスタントとしてスタッフ3名も抱えているのです。
 
そのスタッフがまた優秀なことこの上ないのです。ここではあえてメンバー紹介は省きますが、一言だけ言えば、どこに出しても恥ずかしくないような優秀な編集者ぞろいです。
 
「松岡正剛の千夜千冊」は今の日本に置けれる知の巨人と言われている松岡正剛と彼を取り巻く優秀なスタッフが作った日本最高の書評集と言っても過言ではありません。これほどすばらしいサイトに出合えたのも、荒俣宏の著書との出会いがあったからです。
 
 
ではもう一つの方はどうでしょうか。こちらもネットのサイトであり、上にも書いた茂木健一郎の著書「頭は本の読み方で磨かれる」で教えられたものです。
 
このサイトを紹介しているページのタイトルは「世界の第一線を学ぶ簡単な方法」というもので、注目すべきは「世界第一線」というワードで、日本国内だけでなくターゲットを世界にあわせている点です。
 
つまり世界中から知性を一同に集め、その中から学びのテーマを見つけようというのです。そのために
 


一つのネットサイトを紹介しているのです。
 
 
紹介されているのはTEDというサイトです。TEDIdeas Worth Spreading(広めるに値するアイデア)を合言葉にして、世界中の様々な分野から選ばれた人たちが、自分の考えを舞台に立ってプレゼンテーションするのです。
 
世界中の人々に自分のアイデアを伝えようと、日ごろから練りに練った言葉でプレゼンテーションを展開していきます。
 
これがインターネットで配信され、それをサイトとしてまとめたものがTEDです。ジャンルは科学技術、経済、宗教、政治、教育、アートなど実に幅広く、いま世界中の多くの人々に視聴されています。
 
日本語に翻訳されたものも多く、それを紹介しているのが http:www.ted.com であり、それが茂木健一郎が著書で読者に紹介しているのです。
 
これこそ本によってこそ得ることができる貴重な情報ではありませんか。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

0 件のコメント: