今年の秋10月に電車賃が最高の割引率になる超お得なキップに出会った。その名前は《山陽電車シニアパス》という。山陽電車は姫路市と神戸市をつなぐ私鉄のローカル電車だが、同じ区間を走るJR神戸線に比べて所要時間が大きく劣り、神戸や三宮ならまだしも、阪神電車などに乗り継いで大坂まで行くとなると、なんと30分も余計にかかる。
つまりJRが姫路大阪間が62分に対して、1.5倍の90分近くもかかるのだ。
それでも比較的よく利用していたの姫路~大阪梅田間往復が2,200円という特別割引切符があるからだ。
しかしだ。今回見つけた「山陽電車シニアパス」というキップだと、なんとさらに4割近くも安い1,300円程度で大阪まで往復できるのだ。
「山陽電車シニアパス」の概要
1.名 称 「山陽電車シニアパス」
2.対 象 者 申込受付時点で満 70 歳
以上の方
3.発売金額 4,000 円
4.発売期間
【夏版】 8 月 1 日(金)~ 9 月 30 日
(火)
【秋版】 10 月 1 日(水)~ 12 月 31
日(水)
【冬版] [1 月 1 日(木)~ 3 月 31
日(火)
※夏版の発売期間のみ2ヵ月間となり
ます。 ※秋版、冬版の発売期間は変更
になる場合があります。
5.有効期間 各有効期間のうち、それ
ぞれお好きな 10 日間
6.有効区間 山陽電車全線(西代~山
陽姫路・山陽網干)
※2025年より使用期間が2倍にな
り、価格は8000円に変更されてい
ます。
これまで《最高にお得》と思っていた2種の
キップだが
青春18きっぷ
都区内パス
電車賃が格安になるキップについては、これ
まで最高にお得になるのは、上の写真の「青
春18きっぷ」とJR東京「都区内パス」の2
種だと思っていた。
いずれもこれまで何度も利用していて、その
割安感と利便性をひしひし感じていた。
言うまでもなく「青春18きっぷ」は史上最
高のヒット商品といってよく、毎年春夏秋冬
の4回発売されるのだが、どのシーズンも発
売を待ちわびる人が多い.。
ご存じの人は多いと思うが、この切符は普通
列車が5日間自由に乗れて12,050円(写真は旧
料金)という格安料金。
この切符で最高の割安感が味わえるのは長距
離利用の場合だ。
例えば大阪~東京。この間の料金が普通列車
で片道8,910円、新幹線だとこれにプラスして
指定席が14,920円、自由席だと13,870円、グ
リ‐ン車なら19,590円。だが青春18きっぷ
だと1日分を使っても2,410円なので、なんと
4分の1の料金ですむのだ。
これだと1枚全部使えば5日かけても僅か
12,050円で大阪~東京が2往復半できること
になる。
都区内パスは近距離利用で最高の割安感
ではもう一つの「都区内パス」の方はどうだ
ろう。これは名前の通りJR東京で発売されて
いるキップで750円で東京都内のJRが乗り
放題というキップである。
東京でJRといえば何といっても一番にあげた
いのは山手線。この線には駅の数が29もあっ
]て、1周34,5キロで所要時間は59分。
魅力は駅の多さで、沿線だけで東京に名所が
ほとんどそろっている。
ということは山手線で乗り降りするだけで充
分東京観光が名脳になるのだ
。
とすればこの都区内パスを利用すれば1日かけ
てもわずか750円で東京の名所めぐりができる
のだ。
これだと、まさに《夢の乗車券》と言ってい
いような、すごいキップではないか。
でも、これに勝るようなお得なキップがある
と聞けば、これはまさに驚きの他の何物でも
ない。
他の格安キップとはケタ違い
《山電シニアパス》この驚異的な割引率を見
よ!
では上のお得なキップ2種と比較すすように
して今回の《山陽電はシニアパス》を利用す
ると運賃がどれくらい安くなるかを具体的に
見てみよう。
まずこのパスの利用可能区間「姫路~西代」
だが、この区間の運賃は片道830えんだか
ら往復だと1,660円。これをシニアパスと
比較してみると
山陽電車シニアパスは10日間乗れて料金は
4,000円,、つまり1日400円である。
ということはこれを使って姫路~西代を往復
しても料金は400円で済む。
これを通常運賃1660円と比較すると、な
んと4分の1以下ということになるではない
か。
実に75%以上の割引率なのだ。これだけ見
ても、このパスの割引率がが他の格安キップ
とは桁違いということがわかるのだ。
さらに指定区間を超えた乗車の場合でも、姫
路~三宮は普通運賃1,920円に対しシニアパス
だと700円、さらに大阪梅田までたと2600円に
対して1340円である。
どうですか。この驚異的な割引率!
この抜群の格安感、絶対に見過ごすことはで
きない。