男のすることなら何でもする 近頃の女性だか
らこそ。
社会のあらゆる分野で女性の活躍が目立って
きた昨今だが、職業でも男性と女性の垣根が
低くなっているのをあなたは感じないだろうか。
例えばダンプカー運転手、建設工事現場作業
員、交通警備員など、一昔前まではこうした
肉体労働を主とする職業は《男の職場》と言
っても過言ではかった。
ところが今はどうだろう。これら3つの職場と
も女性の進出が著しく、交通警備員に至って
はその半数を女性が占めるところさえ出てき
ている。
こうした肉体労働が主となる仕事は体力の消
耗が激しくに明日への活力補給が必須となる
が、その最適なものは酒だ。
かくして肉体労働のお時たちは仕事が終わる
や否や我先に場へ走る。
男だけではない。いまやこれに加わる女性も
少なくないだ。
立ち飲み屋に普通のように入る若い女性たち
近頃立ち飲み屋に行くと決まったように若い
女性の一人客と出くわす。
つい際近も3度のうち2度がそうだった。おま
けにその3度のうちの最初の日は両隣が女性
の一人客だったのだ。
立ち飲み屋で隣の客が女性一人客などという
ことは、数年前までは年に何度もなかったこ
とだ。それがいまや半月以内に3人もいたの
だ。居酒屋ならまだしも、立ち飲み屋に女性
一人で入るのは勇気がいるはずだ。そんな勇
気がある女性が今多いのだ。
不思議なのはこうした女性が急激に増えてい
ることだ。いったい何故だろう。
You tube「女一人飲み」の影響もあるのか?
You tubeに「れいランラン」という若い女性
が飲み屋を探訪する番組がある。年齢はよく
知らないが見た感じ20代後半のようだ。見
た目は美人といってよく、ごく普通のOL風の
女性だ。だがYoutubeをやるだけあって、なか
なか積極的で行動力抜群だ。それは番組によ
く表れており、なにしろ一人で立ち飲み屋
をはじめ、どんな飲み屋にでも入っていくの
だ。それも夜だけでなく朝も昼もなのだ。要
するに朝から晩まで絶え間なく飲み屋探訪を
続けているのだ。
まさに見上げたもので、これこそ勇気なしで
できることではない。
思うに、今立ち飲み屋での若い女性の独り飲
みが増えているのは、Youtubeによるこうした
番組の影響なのではないだろうか。
立ち飲み屋に一人で入る若い女性 その心理
は?
それにしても圧倒的に男性客が多い立ち飲み
屋へ一人で入ってくる若い女性の心理とは、い
ったいどのようなものなのだろうか。
もちろん酒を飲む場所であることは知っての
ことだろう。でも目的は酒だけとは思えない。
それ以上に強いのは好奇心ではないだろう
か。男たちがよく集まる「立ち飲み屋」とは
いったいどんな(楽しい)ところなのだろ
う? それを確かめたくて勇気を出して入る
のだ。Youtubeのれいランランの番組の力を借
りて。この中には「わたし飲めないけど、ノ
ンアルコールビールもあるようだし」という
女性もいるかもしれない?
立ち飲み屋での女性一人客に対するマナーと
エチケット
しかし立ち飲み屋にまで進出してきた若い女
性に対して男性客はどのように接したらいい
のだろうか。何分歴史が新しい故、接し方の
マナーやエチケットが分からない。
でもなんとなくわかるのは、むやみに近づい
て馴れ馴れしく話しかけるのは良くないよう
だ。それが証拠に、先日ある立ち飲み屋の壁
に短冊メニューに混じって、こんな張り紙があ
った。
これで気づいたことは
・珍しそうに見てはいけない
・気軽に話しかけてはいけない
の2点である。
