2024年8月13日火曜日

詐欺関連のニュースで、アナが言う「自分はだまされないと思うのは危険」はどうなのか?

 


誰だって「詐欺師なんかに騙されたくない」と思っている。でもいつの世でも騙される人は騙される。

ごく最近報道されたマッチングアプリを使った詐欺では主にターゲットにされたのは大学生である。

詐欺に関するメディアのニュースで、キャスターが「自分はだまされないと思うのは危険」と言っているのをよく聴く。

でも過去に詐欺被害に2度遭ったことがある私は必ずしもそうとは思わない。

というのも一、二度騙されることで免疫を得て騙されない体質になり、以後騙されないからだ。

要は何の根拠もなく単なる強がりで「自分はだまされない」というのではなく、「自分は詐欺に対する免疫がついているから騙されることはない」という裏付けのある自信が大事なのだ。


詐欺師は騙しにくい人は狙わず騙しやすい相手だけを狙う

詐欺師も仕事であるいじょう、効率を考えるのは当然だ。それにはまずターゲットを考える際には成功の確率を重視をするに違いない。

つまり効率をよくするには、騙しにくい相手を狙わず、なるべく騙しやすい相手をターゲットにするのだ。

これでこそ、仕事の効率が上がり生産性が高まるのだ。


詐欺に対する免疫がついていない人は騙しやすい

ではどんな人が騙しやすいかというと、詐欺に対して免疫がついていない人である。

人は何事においても経験によって成長する。詐欺も同じで、だまされないためには実際に詐欺にあって経験することが大事なのだ。一度や二度、自ら詐欺に遭って体験することが必要なのだ。

別に詐欺の被害にあうことを奨励しているのではなく、そうした経験をしないと、いつまでたっても騙される危険が避けられないことを言っているのだ。

要は病気と同じで、かからないためには免疫をつけることがなにより大事なのである。

 

1,2度騙されると免疫がつき騙されない体質になる

個人的なことを言うと、20代半ばと40代前半に併せて2度詐欺にあった。

最初は夜の街で知り合った女性に、その日貰ったばかりのボーナスを持ち逃げされたこと、2度目は競馬場での「コーチ屋」(注)による詐欺である。

最初の出来事は、盛り場での遊びが楽しくてたまらなかった20代前半の出来事である。

6月の中旬のある日の夜、街角で出会った女性とデートに成功し、首尾よくホテルへ行き目的を果たしたまでは良かったのだが、翌朝、いい気になって一人で風呂へ入ったのがいけなかった。

出てみると女がいないではないか。女だけでなく、昨日貰った夏のボーナス(40万円)の袋も消えていたのだ。俗にいう「枕探し」に似た手口だが、まんまとこれに引っかかってしまったのだ。

競馬場の方は実に演技のうまいコーチ屋(注)にひっかかり、あっという間に所持金10万のうち、9万円を騙し取られてしまった。


(注)コーチ屋

コーチ屋とは、公営競技の施行場内外や場外投票券発売所で、投票券に関する自分の予想を教えたり買い目を指示するなどの行為を装い、客から金を詐取することを行う者を指す。 場内にいる場立ちの予想屋はその場の主催者が公認しているが、コーチ屋は非公認であり、詐欺罪で検挙された例もあるという。 ウィキペディア



この2件以後、詐欺師にはいっさい騙されていない

上で書いた2件の詐欺被害の金額は、合計50万円ぐらいだ。つまり詐欺の免疫をつけるため、代償としtて私は50万円を支払ったのだ。

金額の多寡はともかく、それ以後、詐欺にはいっさい引っかかっていない。


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