2019年4月10日水曜日

開港60周年の姫路港へ豪華客船ダイヤモンドプリンセスを見に行った

 

開港60周年の姫路港に入港したダイヤモンドプリンセス


ダイヤモンドプリンセスには高級ホテルをしのぐ設備とサービスがそろっている

 
201944日、桜も満開に近い春爛漫のこの日でしたが、わたしが向かったのは花見ではなく港への船の見物でした。
そうなのです。今年で開港60周年記念で姫路港に、この日入港した世界に誇る豪華客船ダイヤモンドプリンセスを見物に行ったのです。
ダイヤモンドプリンセスはイギリスの豪華客船ですが、造ったのは日本の三菱重工長崎造船所です。建造されたのは15年前の2004年ですが、5年前に改装されましたから船体は今でも非常にきれいです。
この客船のすばらしい点は船内の設備の充実度ですが、それとともに提供されるサービスの多様さです。
まるで陸にいるときと変わらないような至れり尽くせりの多種多様なサービスがそろっており、都市の高級ホテルを凌ぐほどの豪華メニューです。
以下、設備に合わせて、その内容をご紹介しましょう。
 
 


 

 ダイヤモンドプリンセス 基本情報

 

船籍
英国
就航
2004年(2014年3月改装)
全長
290m
全幅
37.5m
総トン数
115,875トン
喫水
8.5m
航海速力
最高22.1ノット
横揺れ防止装置
フィン・スタビライザー
乗客定員
2,706名
乗組員定員
約1,100名
客室数
1,353室
 
 
 
船内の主な設備とサービス
· アトリウム(アクティビティーの拠点)
· ムービーズ・アンダー・ザ・スターズ(プールサイドの屋外シアター) 

れ家デッキ) 
 
夜のお楽しみ
 
· ・クラブ・フュージョン(ステージ付ナイトクラブ)
· ・スカイウォーカーズ・ナイトクラブ
 
ー&ラウ
 
ョッ(免税品などの販売
· ・プリンセス・アートギャラリー
 
· ・プール4ヵ所(大人限定「テラス・プール」他)
· ・ジャグジー6ヵ所
· ・ミニゴルフコース
· ・バスケットボール/パドルテニスコート
· ・ジョギング・トラック
· ・ユース&ティーンセンター(年齢別の2グループ制)
 
ビス
· 図書室 
· ・フューチャー・クルーズ・セールス・センター
 
 
 
 

2019年4月9日火曜日

Are you still here?といわれてはいけない


Are you still here?と言われて自己嫌悪を感じたことがある
 

日経新聞に「50代転職、3年で倍増」というタイトルの記事が載っていましたが、これを見てふと脳裏に浮かんできたのがAre you stil here?という英語のフレーズです。 

もう30年以上前のことです。わたしはホテルマンとして都市ホテルのフロントで働いていました。 

外国人客の多い大都市の一流ホテルです。そこでフロントスタッフとした働いていたときのことです。 

宿泊客の半数以上は外国人が占めていました。外国人といっても今のように中国人や韓国人は少なく欧米からの白人がほとんどです。 

それも観光客よりビジネスマンが多かったようで、中でも目立ったのは日本に商品を買い付けに来るバイヤーです。 

そのバイヤーの一人に毎年何回もやってくるMr.Bensonというアメリカ人がいました。年に数回来ては何週間も滞在する常連客なのでホテルのスタッフなら誰でも知っているほどの人でした。 

その彼がある時、ホテルに到着するや否や、フロントで迎えるわたしに向かって突然Are you still here?と言ったのです

 

Are you still here?「まだここにいるの?」という意味だが
 
ベンソン氏にそういわれたとき、わたしはなんとなく恥ずかしさを感じました。
なぜなら、自分が無能なのではないかと、疑われた気がしたからです。
 
つまりAre you still here?を裏返せば、この仕事しかやることないの?他にユーを求める職場はないの?などといわれているような気がしたのです。
 
要するに「無能ではないのか」というニュアンスの軽蔑の眼を向けられているように思ったのです。
 
フロンティアスピリッツが強く、どんどん新しいことに挑戦するのを良しとするアメリカ人の目からは、同じところに留まっていることは、無能と見えるのかもしれない。
 
そのときそう気付いて、それ以来Are you stil here?はわたしの中では禁句となっているのです。
 
 
永年勤続は美徳ではなくなった
 
ベンソン氏に「まだここにいるのか?」と軽蔑の眼を向けられたとはいえ
 
当時はまだ永年勤続が美徳の時代で、職を変わることはどちらかといえば非難の対象になった時代です。
 
要はいったん就職したら定年までその職場で過ごす、のが美徳とされていたのです。
 
企業は終身雇用をモットーとし、社会全体が永年勤続を奨励していたのです。
 
それゆえにそんな時代にAre you still here?と問う人も問題ですが、「無能なのでは?」と早とちりした側にも問題があったかもしれません。
 
でも今は大きく事情が変わってきました。
 
 
同じ職場に長年いる人は無能とみなされる
 
30年以上前に、アメリカ人が長年同じ職場にいる人を無能と考えたことが、今やっと日本人にも理解され始めたのです。永年勤続や終身雇用が意味を持たなくなってきたのです。
 
要するに同じ職場に長くいることは、今では無能を意味するようになっているのです。
 
それもそうかもしれません。人は学校を卒業すると就職しますが、それは単にとりあえずのことなのではないでしょうか。、つまり、とりあえずどこかに就職してそれから先のことは働きながらじっくり考えるという姿勢です。
 
こうした考えがいまの主流で、間違っても、初めて入った会社で、一生過ごそうなどとは考えないのが当たり前になっているのです。
 
そういった時代だからこそ、You still here?といわれることは非常に恥ずかしいことなのです。
 
つまり、いまそういわれることは、とりもなおさず「あなたは無能です」と言われていることに他ならないのです。

2019年4月6日土曜日

日本の英語教師の実力 ・ 残念ながらこれが現状



アジアの中でも長い間最下位周辺を低迷している日本人の英語力  原因は教師の英語力不足にあるのか?


グローバル社会の中にあってますますその必要性が高まっている英語力ですが、日本人英語力はアジアの中でも最下位辺りからなかなか脱却できません。

いったい原因はどこにあるのでしょうか。最近になって小学校にも英語授業が取り入れられていますが、本格的に学ぶのは中学校に入ってからです。

中学では言わずと知れた英語教師を通じて学びます。多くの人を通じて自然に学んでいく日本語と比べて、英語は英語教師だけを通して学んでいきます。したがってその影響力は多大であり、教師の英語力が大きくものを言います。

つまり英語力の高い教師に学ぶと生徒の力は上がり、逆の場合だと上がりません。では現在の公立校の英語教師の実力はどの程度のレベルにあるのでしょうか。


たった3割しかいない英検準一級とTOEIC730以上


2016年に文部科学省が発表した「2015年度の英語教育実施状況調査」によると

公立中学校の英語教師で、指導者にふさわしいとされる英検準一級及びTOEIC730以上の資格を持つ人の割合は3割しかいないことが判明しました。

ということは公立中学の英語教師の7割はこれ以下の学力しかないことになります。つまり7割の英語教師は指導者としてふさわしくない、ということになるのです。

考えられないことですが、これが現実なのです。これを知れば日本人の英語力がアジアで最低ラインにあることも頷けるのではないでしょうか。

 

英語は他の科目に比べて教師依存が大きい


最初の項でも述べましたが、英語は他の科目に比べると学ぶ方法の選択肢が狭いことがあります。

他の科目の場合ですと、学習方法は教師以外にもいろいろあります。例えば国語を挙げれば、人の話を多く聞いたり、読書をたくさんすることによっても理聞く力や読む力をつけることは可能です。

しかし英語となれば基本の学力がなければ他の選択肢に進むことは困難です。その基本を身に付けるにも教師に頼る以外に選択肢はないのです。

教師以外の力に頼ろうと、外国人に接触したり、書物などで英文に触れようとしても、まず基礎学力がなければどうしようもないからです。

その基礎学力をつけるのに当てがわれた学校の英語教師による授業に頼るしか方法はないのです。

ということは生徒の英語力はすべて教師次第というこになるのです。それ故に教師の力がストレートに生徒に影響するのです。

これではグローバル人材教の育成は程遠い


グローバル化が進む今の社会では国際語である英語の必要性がますます高まっているのは言うまでもありません。

グローバル化についていくためには、英語力の優れた人材の育成が不可欠です。それ故に今では小学校でも英語の授業が取り入れられたのです。

まだ始まったばかりですから成果が問われる段階ではありませんが、これによって英語学習へのモチベーションが上がって英語向上が期待できても、肝心の中学校の英語教師のレベルが低ければせkっかく芽生えた生徒の英語への興味をうまく繋いでいくことはできません。

ということは、現在のような能力の低い英語教師が多い公教育ではグローバル人材の育成は程遠いことではないかと危惧されます。公立中学英語教師のレベルアップが急務です。


(参考文献) 「だから数字に騙される」 日経BP社

2019年4月3日水曜日

元号なんかいらない!西暦ひとつだけで十分ではないか


待合室のロビーで新元号発表のTVを見ている人は少なかった
 
2019年4月1日、新しい元号が発表された日です。この日の昼前、わたしは病院の待合室にいました。
 
会計の前のソファーで支払いを待っていたときのことです。何やらロビーのテレビの前に人だかりができており、その輪が次第におおきくなっています。
 
何だろう、と一瞬思いましたが、そうだ、新元号の発表なのだ、とやっと気づきました。
 
そうなのです。この日が元号の発表であることをそれまですっかり忘れていたのです。要はこれに関して個人的には関心が薄かったのです。
 
 
天皇在位中の新元号発表、ピンとこない?
 
それにしても今回の新元号の発表、天皇在位中のこともあってかもうひとつピンと来ないのはわたしだけでしょうか。果たして国民の多くが強い関心を持っているのでしょうか。
 
そんなことを考えながらテレビ前の人だまりを見ていましたが、それほど人数は多くありません。
 
その時間にロビーにいた人はざっと見渡して100名前後というところでしたが、その3分の1も集まっていないようでした。
 
ということは関心がある人は3人に1人しかいないのですから、関心がないの人が全体の3分の2もなるのです。これでは決して国民の多くが関心を持った、とはいえないのです。
 
それにしても発表の仕方の地味なことといったらありません。官房長官が札を掲げる様子は30年も前の小渕さんのときのスタイルとまったく同じでではないですか。
 
さえないおじさんが大きな札を掲げて発表するスタイルは、お世辞にもスマートなものとはいえませんでした。
 
30年前といえばまだインターネットもなかったときです。そんな時と同じスタイルとは、進歩がなさ過ぎます。まさに踏襲以外の何物でもありません。
 
 
 
 
 
いまやグローバルスタンダードは西暦、元号に固執するのは日本だけ
 
元号はもともと中国で生まれたものです。でもご本家の中国でさえとっくに廃止され1911年以後は西暦が使われています。
 
諸外国を見渡してもいまや元号を使っているのは日本以外ありません。何故これほど元号に固執する必要があるのでしょうか。

元号と西暦の二重使用は費用と労力の無駄遣いの他の何物でもありません。早急に西暦に一本化すべきではないでしょうか。
 

 
西暦と元号のどちらを使っているか? 世論調査ではこうなっている
 
ごく最近行われた産経新聞社とFNNの合同世論調査
 
全体では
「元号と西暦の両方」41・1%
「西暦」31・8%
「元号」26・8%
 
10・20代では、
西暦は男性38・6%女性43・3%
元号は男性14・3%、女性16・4%
 
60代以上では
西暦は男性24・2%、女性29・9%
元号は男性30・9%、女性34・4%
 
 

2019年4月1日月曜日

新元号の発表 ガッカリ! またおじさんが・・・

 
平成、東京オリンピックの発表に続いてまたさえないおじさんが、 どうして乃木坂46じゃいけないの?
 
 
 
本日新元号が発表になりました。とはいえ今回は天皇が在位中の発表で、その意味がもうひとつピンと来ず実感がわかない人が多いのではないでしょうか。もちろんわたしもその一人です。
 
それに発表のやり方が前回の平成のときとまったく同じではないですか。平成を発表した小渕さんのときも、国の代表者とはいえ、さえないおじさんが大きな札を掲げている様
子はお世辞にもスマートとはいえませんでした。
 
その次の大きな発表であった2020の東京オリンピックも、外国人とはいえまたしてもおじさんです。
 
 
この2件だけでもいい加減にうんざりしている庶民の気持ちをまったく無視するように、またもやさえないおじさんがしゃしゃり出ているではないですか。
 
 
元号不要論が次第に幅を利かすようになってきている昨今、こんなダサい発表を続けていれば、ますますそうした風潮が高まってくるのではないでしょうか。
 
菅さんじゃなくて、せめて乃木坂46ぐらい出してくれたら、そうは思わなかったのかも知れませんが・・・。

2019年3月29日金曜日

夏目漱石と岩波書店看板のおはなし

 
出版界名門企業の看板は文豪の手によって
 
出版社名門である岩波書店は1914年(大正3年)創業の、わが国屈指の老舗企業です。
 
出版界の雄にふさわしく創業時に造られた看板は文豪夏目漱石の手によるものであることは知る人ぞ知るところです。
 
でもこの看板は決してスムーズに完成したものでないことについては人々にはあまり知られていません。看板が出来上がるまでには創業者岩波茂雄の並々ならぬ苦労があったのです。
  
 
看板完成までには紆余曲折があった
 
この看板は最初、岩波の友人であった安倍能成を通じて製作の依頼が夏目漱石に持ち込まれました。
 
世に流れている定説では、話はスムーズに進み漱石は快諾し書を書いてくれ、その文字が岩波の額になった、ということになっています。
 
でもこの説は、その後夏目漱石の長男である純一氏が語ったこととは大いに異なっているのです。純一氏の話のよれば・・・
 
 
漱石の長男純一氏が語る岩波書店看板の真実
 
『頼まれた看板の文字を書き始めた漱石だが、文字はなかなか書きあがらなかった。いろいろ書いてみたものの、おやじの気に入った字はかけない、それで渡さないままで暫くすぎたんだね。
 
せっかちな岩波茂雄は待ちきれず漱石山房へちょこちょこ顔を出して書きあがるのを待っていたが天下の文豪に催促することはできない。
 
それで、おやじが気に入った字が書けなくて渡せない理由を知らばこそ、しびれを切らして、ある日、漱石山房を訪ねると「岩波書店」と大書した書き損ないの紙が、書斎に何枚も散らばっているのを見ると、おやじがちょっと席をはずしたすき隙に無断で、その何枚かを懐に入れてしまったんだね。
 
おやじは気に入った文字以外には署名をせず、反故は焼いてしまう習慣があった・・・」
 
その後岩波はあたふたと書き損ないの文字を持ち帰り「岩はこの字」「波はこれにしよう」と気に入った字を選んで、切り張りしてしまった。
 
49歳で死去にした漱石より40年も長生きした純一は、岩波書店のそ看板のいわれを、いかにも愉快に語った上で、次のように決定的な証拠を明らかにしてくれた。
 
『岩波書店の看板に、おやじの署名も捺印もなく、よく見ると不揃いなのは切り張りのせいだよ』
 
 
(参考資料と引用)
「出版界おもしろ豆辞典」 塩澤実信著  北辰堂出版

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