私の今の職場は神戸の中心街、元町にある。
すぐ近くには様々な中華レストランや中国物産店が所狭しと並ぶかの有名な「神戸南京町」があり、その一ブロック北に神戸で最も大きいショッピングアーケード「元町商店街」がある。
ある地方都市のシャッター街 |
今回のテーマはこの元町商店街にも関連することであるのだが・・・。
この元町商店街、その規模といい、知名度といい、いずれをとっても関西では大阪の心斎橋商店街や天神橋商店街などの有名商店街と肩を並べるほど、名の通った立派な商店街なのである。
しかも神戸で最も賑やかな「センター街通り」とは地続きであり、立地条件にしても申し分ない条件を揃えた商店街である。
ところがである。
ある休日の日、この長い商店街を1丁目から6丁目まで暇に任せて歩きながら、なんとなく気になるシャッター下りた商店の数を数えてみた。
木曜日であったが、もちろん休日の店もあり、念入りにそれらを除いて注意深く数えてみた。
さずがに人通りの多い3丁目ぐらいまでにはそうした商店はほとんど無く、あっても休日の看板の下がったところぐらいであった。
でも4丁目、5丁目とその数が大きくなるに連れて、人通りも徐々に少なくなっていき、その人の数に反比例するごとく、シャッターを下ろしている店の数は多くなっていくのである。
そして六丁目の神戸駅に近い商店街出口に差し掛かった時にはその数はなんと「18」にも達していた。
これはちょっとした驚きであった。
小さな地方都市の商店街ならいざ知らず、華やかな大都会神戸の、しかも有名な元町商店街にこれだけの空き店舗が出現しているなどということは今まで想像さえしていながった。
なんと、ここにも今全国の商店街で進んでいるシャッター街現象が忍び寄ってきているのである。
いま日本全国いたるところの商店街では空き店舗が軒を連ねる、いわゆるシャッター通りと言われる現象が恐ろしいほどの勢いで進んでいる。
ちなみに今、インターネットで「シャッター通り」として検索してみると、これに関する様々な情報がおびただしい数で並んでいる。
写真情報も豊富で、全国通津浦裏のシャッター通り商店街が画像で紹介されている様子は、見ていて壮観でさえあるのだ。
華やかだった高度急成長時代がが終わって、低成長の、しかも少子化の人口減少期を迎えた現在の日本をまさに象徴している現象なのではあるが、一体こちらの方の、言わばゴーストタウンとも言ってもいいシャッター街の規模拡大現象はいつ終焉を迎えるのであろうか。
あなたの町の商店街にもシャッターを下ろした商店は増えていませんか?
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マイブログ10周年・アクセス数400越え170記事のご紹介 ☆シリーズNo.1~No.9 全170記事一挙大公開
https://tuneoo.blogspot.com/2019/10/blog-post_5.html
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