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2010年9月1日水曜日
世界遺産「姫路城」と天を突く大型クレーン
わが町の誇り世界遺産「姫路城」もいよいよ今年度から「平成の大修理」に入ってしまい、その優美な姿とも当分の間お別れになる。
そのせいもあって4月の観光シーズン中は、大変な盛況で、休日の日などは大手門から園内に入るだけでも2~3時間待ちは珍しくないほどのまさに空前の人出に見舞われたのである。
その姫路城も今では全体がすっぽりと工事用のやぐらに囲まれてしまい、目にするのは上層部の一部分だけと、それよりうんと背の高い工事用大型クレーンの姿だけである。
でもこの大型クレーンと姫路城という新旧の組み合わせも見方によってはまた趣のあるものである。
それは近代的なビルやマンションなどとクレーンとの当たり前の組み合わせとは違って、数百年の歴史を持つ日本の代表的な建築物であるお城と現代の高層ビル建築にかかせない大型建設機械であるクレーンとの二者間に、稀有と言ってもいいような、組み合わせの妙があるからなのではないだろうか。
つい先日などは、青空に冴える堂々としたその組み合わせの姿を目の当たりにして、「うーん、この光景もまた乙なものだ!」と、思わず感嘆の声をあげてしまった。
でもこうしたことはいつもまじかに姫路城を見ている者だけに言えることで、はるばる世界遺産姫路城を見物する為に訪れてきた人たちには通用することではない。
彼らにとっては、なんと言っても白鷺城とも呼ばれるその優美な姫路城の姿を目にすることこそ価値があるのであって、工事中の風景を目にすることなど何の意味も無いのではあるまいか。
いま、お城のすぐ東側の公園に土と砂で作った姫路城の模型が飾られている。
模型とはいえ、中々精巧な作りで、土と砂で作られたとは思えないほどその出来栄えも立派で実に見事な作品である。
姫路城が修理中であると知らずに訪れた観光客の方々にはぜひこの土と砂で作った姫路城の模型でも見ていただき、一縷の慰めにしていただきたいものだ。
なにはともあれ、できるだけ速く修理を終え、また再び、「世界遺産姫路城」のその優美な姿を人々の前に現してほしいものだ。

