2011年8月18日木曜日

世に悩みごとの種は尽きまじ・人生相談”今と昔”

世に悩みごとの種は尽きまじ・人生相談"今と昔"

下に載せているのは人生相談で人気のある読売新聞「人生案内」に寄せられた最近の悩みのテーマである。
世の中はインターネットの出現で大きく変わったかのように見えるが、果たして人々の悩みの種は昔と比べてどう変わってきたのだろうか。

読売新聞「人生案内」・最近の悩みのテーマ
家族・友人   60代、娘との絆が薄いのか (2011年8月12日)
家族・友人   中学時代の嫌な友人 近所に (2011年8月11日)
家族・友人   避難先の実家出たくない (2011年8月10日)
心身      大学受験に失敗 家で悶々 (2011年8月9日)
家族・友人   優しい夫…でも低い背が嫌 (2011年8月8日)
家族・友人   性格が変わった70歳父 (2011年8月7日)
家族・友人   障害持つ夫と離婚したい (2011年8月6日)
家族・友人   婚家との交際避ける実家 (2011年8月5日)
心身      夫の死後 転居繰り返す (2011年8月4日)
男女       口下手 好きな彼と会話出来ず (2011年8月3日)

これを見るかぎり、昔と比べて特に変わってきた点はないようでもあり、"いまも昔も"と感じられるテーマが多い。
ではここで、徳島で30年間にわたって、よろず人生相談に応じている、あるお寺の住職の意見を聞いてみよう。

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人生相談今昔


始められたころで一番多かった相談は・・・嫁・姑

ついであらわれたのが、不倫

そして離婚

現在は不登校というのが非常に多いそうです。

30年前の「嫁・姑」時代というのは、家族は2世代同居が当たり前の時代でした。

次いで、高度成長時代、企業戦士は戦いのストレス解消にこっそり不倫ということでしょうか?

離婚とりわけ熟年離婚の時代に入りました。長い間戦争言葉でいえば銃後を守ってきた主婦が自己に目覚めたということでしょう。夫にとっては寝耳に水の妻の反乱
ということです。

そして時を同じくして「不登校」問題が多発しているそうです。今立派な家は建ちましたが、本当の意味で「家庭」がなくなっているということです。

以上は多分に主観が入っておりますが、おおむねこのような話を聞いてきました。

人生の最終章、歓喜の歌はいつまでも続くわけはありません。

自利(自分のために生きる)・利他(人にために生きる)という言葉があるそうですが、今あらためて高齢者(私)の心構えを問われているようです。

インターネット 「ウェブログ 」より

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いま日本では年間の自殺者が毎年3万人を超えていることでもわかるように、現代は人々にとっては実に悩み多き時代なのに違いない。
昔と違って今ではテレフォン人生相談やインターネット人生相談も出現していて一見便利になったようにもみえるのだが、簡単に解決できない問題を抱えている人が多いのか、それほど功を奏しているようにもみえない。さて、あなたはどうして悩みを解決していますか?

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